「いづれか」と「いずれか」の意味や違いその使い方について

いずれか1


日本人であるにもかかわらず怪しい日本語の表現が多くあり、どれが正しい表現なのか迷ってしまうこともあると思います。


意味を知らないと間違えた使い方を日常的に使ってしまったり、そのことで知らないうちに恥をかいてしまうこともあります。


今回は意外と知らない、「いづれか」と「いずれか」の違いなどご紹介したいと思います。


また、日本語の使い方や理解の仕方としての豆知識として、別の事例も挙げていますのでご参考にされてください。

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 「いづれか」と「いずれか」はどっちが正しいのか?

「いづれか」



「いずれか」


この二つですが、日本語としてどちらが正しいのか?


と、改めて聞かれるとすぐに答えられる自信がありません。


なぜなら、その理由の一つとして


「現代語」(現代仮名遣い)か

「歴史的仮名遣い」か


の違いで使い分けるからなのです。


ただ、一つ言えることは

「いづれか」の方は ⇒ 歴史的仮名遣い


と言われるものになるので現代では使いません。


なので、現代の表現として使うのであれば「いずれか」が正解となります。
ちなみに、「いずれ」の方を漢字で表記すると「何れ」「孰れ」となります。


 「いずれか」の意味や正しい使い方は?

ここでは、現代仮名遣いとしての「いずれか」の意味や使い方を理解しておきましょう。


◯ 意味としては

二つあるいはそれ以上あるものや、時間や場所などの中から一つを選ぶ時に使う不定称の指示代名詞となります。

なかなか分かりづらいので、次の使い方の例を参考にされて下さい。


◯ 使い方の例として

・今回の試合では、何れ劣らぬ強豪がそろっている。

・いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた) 

・いずれまたお会いできることを楽しみにしています。

・いずれともなし(→比較してどちらがどうということもない)

・今できる事をしておかないと、いずれ後悔するでしょう。


などがあります。

また、似たような意味の日本語として「どれ」「どちら」「どっち」などがあります。

歴史的仮名遣い(れきしてきかなづかい)とは


簡単に言いますと「昔の仮名遣い」のことになります。

文字を仮名で表記する際の方式の一つで、過去のある時期の文献を規準に定められています。

過去の文献とは、平安中期(一〇世紀頃)以前の万葉仮名の文献をもとにしています。

1946年(昭和21)に現代仮名遣いが公布されてからは、主に古典の表記に用いられています。

以下は、歴史的仮名遣い → 現代仮名遣いの事例です。

   歴史的仮名遣い    現代仮名遣い
   はぢ   はじ
   めづらし   めずらし
   かむなづき   かんなづき
   ゐなか   いなか
   こゑ   こえ
   をかし   おかし
   くゎかく   かかく
   ぐゎん   がん
   つはもの   つわもの
   いふ   いう
   にほひ   におい
   かうべ   こうべ
   きふ   きゅう
   てふてふ   ちょうちょう


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「○日までに」と期限がある場合は○日は含まれる?含まれない?

までに
日本語の使い方としての豆知識になりますが参考にされて下さい。


「○日までに」と期限がある場合は○日は含まれるのか?

含まれないのか?


日本語の理解の仕方として、こちらも人から聞かれると・・・

どっちだったか疑問に感じる人も多いと思います。


「まで」というのは時や場所、そして事態の終点(到達点)を指す概念があります。

ですから、「○日まで」と言った場合は ⇒ 「○日」を含みます。


例えを挙げますと

① 「東京から福岡まで新幹線で出張」などはもちろん福岡で降りる状態を指します。


② 「必要な書類を○日の会議までに作って欲しい」という場合も○日を含みます。


ただ、②の場合ですが、ちょっと注意が必要です。

社会人としての基本的なマナーですが、仕事に対しての必要な書類を提出する際は、日にちに余裕を持って行動することをオススメします。


特にこの場合ですと「会議で必要な書類」になりますので

会議に出席する人数分のコピーをする。


そして、 出席者に会議前に渡しておくための時間的余裕がいります。


また、上司が会議の前に書類に目を通して確認する時間も必要となってきます。


ですから、いくら

「会議までに」


と言われたとしてもその言葉をそのまま受け取ってしまっては「仕事のできない人間」というレッテルを貼られてしまいます。


仕事の作業は、できる限り余裕を持って早めに終わらせておく習慣をつけておきましょう。


まとめとして


じっくり考える時間があると理解できる日本語は多いと思いますが、考える時間のない時は戸惑うこともあると思います。


最近は間違った日本語がテレビなどでも飛び交うようになっています。
なので、間違った日本語を覚えてしまう可能性が増えてしまっているのが現状です。


日本語の意味をきちんと理解することは、時間がかかることもあると思われます。


でも、相手に言葉を伝えることの難しさや日本語の奥ゆかしさに触れる機会を作ってみてもいいのではないでしょうか。



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