湿気


日常生活を送る中で一番の生活空間と言えば寝室ですね。


寝るだけでなく、くつろいだりする部屋であることが多いと思います。


そんな寝室が湿気が満たされているとカビや雑菌、ダニの繁殖の原因になります。


アレルギーなどを引き起こす原因になったり、その空気を吸うことで健康被害が出てしまいます。


今回はそんなやっかいな寝室の湿気に関するまとめです。


押入れに対する湿気対策も紹介していきたいと思いますので参考になさってください。




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 湿気はお風呂場だけではない!!

一番の生活空間でもある寝室ですがお風呂場と違い湿気が多いなんて意識してない人も多いかと思います。


実は水気がないからと言って湿気が少ないなんて思い込みなんです!


気づかないと思われますが、寝室での湿気の原因は睡眠時による発汗なのです。


1日に睡眠で約400gの汗をかくといわれています。
(→睡眠時間8時間の場合)


その汗が密室の寝室で水蒸気となって充満し、



ベッドや布団にもこもるので



布団などにカビやダニが繁殖してしまう原因になる。


普段ただでさえそんな環境を作り得るのですから、梅雨の時期はさらに気を付けなくてはいけませんね。



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 湿気の逃げる道を作る

では湿気対策を具体的に説明して行きましょう。


押入れの場合は:
押入れの湿気対策としてスノコがとても有効となります。


特に押入れに布団を入れる方は壁と布団が接する面などすべての面にスノコを設置することで押入れの湿気対策は万全になります。


こちらの方法は手軽にできるのでとても実戦向きです。
また乾燥剤が市販でありますのでそちらも置くことが好ましいでしょう。


布団の場合、よくたたんでその場に置いたまま終わりって人いますよね。
それだと下の畳やカーペットにこもった湿気が逃げ場を失い菌の温床になってしまいます。


ですので布団などはしっかりスノコのあるところに置くか上に上げてしまいましょう。


ベッドの場合は:
これもよくベッドの下はデッドゾーンだから荷物を置いたり収納に使われることって多いですよね。
でも実はこれがとても危険なのです。


ベッドの下が開いているのは、湿気を逃がすために設けられているスペースなのです。


そこに荷物や収納を置いているとベッドだけでなくその収納の中身や荷物にまで菌やダニなどが繁殖する場所となってしまいます。


衣服など着たときにかゆみを覚えるなんてこともあるため、例えデッドゾーンだからといって安易に収納に用いることは避けるべきです。


湿気1

 起床後や日中の対策の具体例

① 起床したらまず換気をしましょう。
換気をすることで部屋にこもった湿気や空気を入れ替えることができ、新鮮な空気を取り込むことで目覚めもより爽快になります。


つまり、換気と目覚めの2重の効果でとても効果的で、しかも簡単にできるので毎日の日課にしても苦労がありません。


② 日中は布団を干すこと。
就寝時に発汗した汗は蒸発しますが大半が布団に吸収されてしまいます。


なので換気だけでは布団の中の湿気までは取り切れず菌の温床になるのです。


ですから定期的に干すことをおすすめします。


また布団乾燥機があれば利用するのも1つです。


最近では除湿シートというものが販売されていて布団のすきまに挟んで使用し湿気を取り除くという便利商品もあります。


これもスノコ同様に安価なものが多いためどちらも使用してみてはいかがでしょうか。


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 まとめとして

湿度は少ないとインフルエンザなどの発生の危険があります。


ですが過多になると菌やダニの温床となります。


理想は50%程度ですが湿度を肌で感じることはなかなか難しいので湿度計を購入して部屋の管理をするのも1つの手です。


もし管理するのでしたら、温度も一緒に管理すれば一定の環境を整えることも可能です。


湿度計や温度計は、エアコンなどの節約の目安も作れるのでの活用は一考の余地があるかと思います。

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