幼稚園




毎年、3月に入りますと卒業や異動などの別れのシーズンとなります。


そして4月になると入学・入社と出会いのシーズンが続きます。


中にはこの4月にお子さんが幼稚園に入園される方も多いのではないのでしょうか。


もう来年度の入園手続きが進んでいるかと思われますが、幼稚園には私立幼稚園と公立幼稚園があります。


一般的には公立幼稚園の方が安い!


というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?私立幼稚園との違いと併せて、ご紹介いたします。



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 ズバリ公立幼稚園の費用は?

やはり、公立幼稚園の一番の魅力は 費用の安さ です。


入学金などを比較してみると、

私立であれば約10万円程度は掛かるところ、

公立の場合は数千円、高くても1万円程度のところが殆どです。


月々の授業料も、

私立の場合は3万円前後取られる場合もありますが、

公立の場合は、安いところでは3,000円程度ですんでしまいます。

高いところでも1万円程度で済んでしまいます。


初年度の学費だけを単純比較してみますと、

私立だと約50万円程度掛かるであろうところを、

公立だと10数万円で済んでしまうのです。


また、公立の場合は世帯収入などにより減免措置のある地方自治体もあります。

ただ、お住まいの地域により公立幼稚園がある・無いはまちまちですので、一度お近くの役所で調べてみてはいかがでしょうか。


この公立幼稚園ですが、最近では廃止をしようとしている地方自治体も増えている様です。


既に東京都の一部の区では、廃止が決定しているところもある様ですね。


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 私立幼稚園との違いは?

幼稚園

費用面ではメリットの大きい公立幼稚園ですが、もちろんデメリットもあります。


まずは保育年数です。最近の私立幼稚園では年少・年中・年長の 3年保育 が主流ですが、公立の場合は未だ 2年保育 が主流となっています。


また、入園に当たり抽選があり、かなりの高倍率となりますので、仮に外れて公立幼稚園に入園できなかった場合、私立幼稚園の2年保育が可能な幼稚園を探さなければなりません。


また、公立幼稚園には 送迎バス が無く、遠く離れたお住まいの場合は、毎日送り迎えが必要なため、専業主婦でないと厳しいかも知れません。


その他にも、延長保育の有無や、求職の有無も挙げられますし、私立幼稚園の方が カリキュラム が豊富ということも挙げられます。


課外授業のある幼稚園では、サッカーやピアノ、お絵かきなどを実施してまして、そのまま園にいながら習い事ができるというメリットがあります。


また、先生の違いも挙げられます。


公立の場合は公務員となりますので、一旦就いてしまうと、異動はあるものの、長年働き続けるという ベテラン の方が多い傾向にあります。


私立の場合は入れ替わりが激しい傾向にありますので、先生の 平均年齢も若い という傾向にあります。


 どちらを選ぶのが良いの?

保育園

教育に掛かる費用の違いは、幼稚園だけでなく小・中・高・大と公立と私立では雲泥の差になります。


14~5年の通学の中で、すべて私立の子とすべて公立の子では、授業料が数倍違うそうです。

中には、3年保育の私立幼稚園に通わせておき、年少が終わったタイミングで2年保育の公立幼稚園に転園させるという方もいらっしゃるそうです。


やはり親としてみれば経済面で公立の方が助かる事は間違いありません。


また、私立の授業内容の方が、割と自由を与える内容という事もあり、公立のそれとは内容的にもかなりの違いが見られます。


私立の方が遠足やおゆうぎ会、夕涼み会などのイベント事が多く、お子さんがいろいろな経験のできる機会に接する場が多いと言えるでしょう。

 まとめとして

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どちらが良いかは、経済面を優先するか、お子さんがどちらが向いているかにより違いますので一概には言えません。


幼稚園は人生で最初に通う学校です。また最初に接する先生により、お子さんの受ける教育的な影響も変わってきます。


慎重・真剣に悩んで選びましょう。

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