
耳がかゆくなり、我慢できなくてどうしても掻きたくなってしまいます。
その、耳がかゆくなるにはいくつかの原因があるとされています。
今回は、耳がかゆくなる原因と安全な対処法についてご紹介しましょう。
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ズバリ耳がかゆくなる原因は?
耳がかゆくなる原因として第一に・耳掃除を頻繁にし過ぎている可能性があります。
耳掃除をすると耳垢が取れたりして気持ちよく感じる事が多いと思いますが、実際には耳掃除で耳の中の皮膚を知らないうちに傷つけたりしている事があるのです。
耳の中の皮膚は意外と敏感で刺激に弱くなっています。
耳掃除によって傷をつけてしまい、出血や耳から汁が出てくると余計にかゆみを伴うことになってしまうのです。
なので、なるべく触らないでおくことが一番となります。
つづいて耳がかゆくなる原因としては
・もともと皮膚の弱い人
アトピー性皮膚炎などもともと皮膚が弱い人は耳の中の皮膚も同様に弱くなっているため、乾燥によってかゆみが出ます。
他にもアレルギーの症状のひとつとして耳の中のかゆみを訴える方もいます。
また、花粉症やハウスダストが原因になり耳がかゆくなる場合もあります。
耳の中にカビ?
カビが原因でも耳がかゆくなります。
本来、耳垢には抗菌作用がありますが、耳掃除を頻繁にしている場合、抗菌作用が弱まってしまいカビが増殖しやすくなります。
耳の中は、もともとその構造上湿気が溜まりやすい状態ですので、傷をつけてしまって汁が出ていたりするとさらに湿った状態になります。
結果的に、耳掃除がカビにとっては好都合な環境を作ってしまう場合があるということですね。
カビが原因でも耳がかゆくなります。
本来、耳垢には抗菌作用がありますが、耳掃除を頻繁にしている場合、抗菌作用が弱まってしまいカビが増殖しやすくなります。
耳の中は、もともとその構造上湿気が溜まりやすい状態ですので、傷をつけてしまって汁が出ていたりするとさらに湿った状態になります。
結果的に、耳掃除がカビにとっては好都合な環境を作ってしまう場合があるということですね。
耳のかゆみの安全な対処法はあるのか?
先ほどもご案内しましたが、耳のかゆみの多くの原因は「耳掃除のし過ぎ」になります。掃除はしてなくても、指や爪で無意識に耳の中を掻いたり刺激したりする事もかゆみに繋がります。
そして、触ったところから傷がついたり出血したり汁が出てきたりすると、さらにかゆみが強くなり悪循環が生まれてしまう可能性があります。
安全な対策としては「耳を触らないこと」が一番になります。
もちろん、綿棒などで触るとこも控えて下さい。触ることをやめると数日でかゆみが収まる場合がほとんどです。
どうしても我慢が出来ずに触ってしまう場合や、数日経ってもかゆみが変わらない場合などは一度、耳鼻科へ受診することをオススメします。
何かの病気やカビがかゆみの原因の場合は薬が必要になる場合があります。
症状の解決は耳鼻科での治療!

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耳鼻科で診察をうけると耳のかゆみの原因が判明します。
原因がわかるとその対処法もわかってきますので原因に合わせた治療ができます。
主な方法としては、耳の洗浄や薬の塗布、あるいは汁が出ている場合ですと綿を耳に詰めたりする場合もあります。
耳の中が炎症している場合は抗炎症剤を使用したりかゆみ止めの薬を処方したりしますので、自己判断で薬を使用しないようにしましょう。
例えば、カビなどには真菌剤でないと意味がありませんし、最悪カビが広がってしまうこともあります。
もし耳掃除をしたい方の耳掃除の頻度は?
さて、耳掃除の頻度としては2~3週間に一度で良いとされています。本来なら耳垢は、自然と耳の奥から外へ出て行くような構造になっていますので、耳掃除は必要ないものとされているのです。
気になる人は2~3週間に一度、1㎝くらい奥までと決めて、細めの綿棒で優しく耳掃除をするようにしていればかゆみに悩まされることも減ってきます。
まとめとして

毎日でも耳掃除をしてしまう人って意外と多いと思いますが、耳掃除が原因で耳が余計にかゆくなることがあるんですね。
それが分かれば、耳掃除もうかつにしなくなるのではないでしょうか。
ところで、耳が傷つかないようにと綿棒などで耳掃除をする人もいると思いますが、太い綿棒は耳垢を耳の奥へ押しやってしまう危険があります。
その結果、音が聞こえにくくなってしまう可能性がありますので、こちらもあまりオススメ出来ません。
かゆみを発生させないためにも、耳から手を遠ざける事が一番の安全策と言えそうです!