
育児奮闘中のお母さんであれば、
赤ちゃんに出来るだけ母乳を与えたいと、皆さん思うのではないでしょうか。
今回はそんなお母さんの悩みの一つである母乳不足について取り上げたいと思います。
また、生後3ヶ月という時期にはいろんな赤ちゃんの変化があります。
それはいったいどのようなものでしょうか。
一緒に考えていきましょう。
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お母さんの母乳が出ない4つの原因
母乳が出ない原因をいくつかあげてみました。① 冷え性
母乳は、血液から作られるものです。
よって冷えによって血流が悪くなり、上手く血が流れず母乳が出づらいのです。
② 水分不足
母乳は一日に約600~800ccも出ています。
この中には当然水分が含まれています。
また、お母さんの健康を維持するためにも、水分は使われます。
この時期に必要な水分の量ですが、
体内を美しく、しかも母乳を美しく保つために、一日3リットルを体に供給するのが理想だそうです。
栄養は妊娠中に母親の体に皮下脂肪としてある程度蓄えられています。
ただ、水分の蓄えは出来ません。
水分不足の目安としお母さんの便秘があるようです。
先程の冷え性の方の対策にもなりますので、温かいお茶などで水分を補給されてはいかがでしょうか。
③ 食事のコントロール
栄養のバランスが偏り、摂取カロリーが足りないと母乳が減ります。
授乳中は、普段より1日450カロリー多めにとることがいいでしょう。
④ 睡眠不足や過労
睡眠不足や過労になると母乳は出てくれません。
夜中にも2~3回飲ませることもあるでしょう。
是非昼間に赤ちゃんといっしょに昼寝することをお勧めします。
生まれてからはしばらく、赤ちゃんの生活パターンに合わす方が楽だと思います。
生後3ヶ月の時期の赤ちゃんの変化
生後3ヶ月の時期には赤ちゃんに特徴的な変化があったりします。前もってその変化を理解しておきましょう。
明確な原因は解明されていません。
赤ちゃんが暗くなってきたことを感じとれるようになったからではないかと言われています。
この黄昏泣きが始まると、
やがて自然と泣きやむのを待つ
↓
お腹がすいてきて授乳する
↓
眠くなりまた寝るなどが起こります。
また、今までが嘘のように遊び出す赤ちゃんもいます。
もちろんこれは病気ではありません。
でも、まだまだ踏ん張りどころは続きます。
この機をみのがさず、眠れる時はなるべく一緒にお昼寝してください。
母子ともに健康になる授乳の6つの効果

3ヶ月もたつと子どもの睡眠も安定しお母さん自身の疲れ等で、授乳回数が減るかもしれません。
ですが母親のおっぱいを一日一回は吸わせて忘れさせないようにしてください。
母乳で育てたいと思っているお母さん自身のためにも、一日の授乳回数をなるべく変えないでください。
ではその理由や効果など少しご紹介しておきます。
① 悪露がよく出る
母乳をよく飲ませる事は子宮収縮が促進され悪露がよく出ることにつながります。
悪露(おろ)とは
産後のすぐあとから、1カ月ぐらい続く子宮からの出血です。
出産によりはがれ落ちた子宮内膜であるとか、胎盤があったところや産道の傷跡からの分泌物です。
産後の直後は、量も多く赤い色をしていますが、徐々に量も減りしだいに茶褐色になってきます。
産後のすぐあとから、1カ月ぐらい続く子宮からの出血です。
出産によりはがれ落ちた子宮内膜であるとか、胎盤があったところや産道の傷跡からの分泌物です。
産後の直後は、量も多く赤い色をしていますが、徐々に量も減りしだいに茶褐色になってきます。
② ダイエット効果
妊娠中に増えた体重は、母乳を飲ませるたびに脂肪を分解させるホルモンが出てダイエットの効果が得られます。
③ 癌発症の抑制
エストロゲン(母性ホルモン)のレベルが下がり、乳癌・子宮癌・卵巣癌の発症を抑える因子となります。
④ ストレス減少と楽しみの芽生え
お母さんにストレスを感じにくくさせ、赤ちゃんとの愛着を深め育児を楽しむ気持ちが生れる。
⑤ 清潔でエコな授乳
清潔で新鮮。欲しがるだけ授乳ができます。
夜間も寝たままで授乳ができ、体力温存がはかれます。
また、消毒もいらずに出かける時の荷物が少なくてすみます。
⑥ 赤ちゃんの体調改善
赤ちゃんが病気にかかる確立が低くなり、お母さんは仕事を休むことがが少なくなります
以上、定期的に授乳することの理由や効果でしたがご参考になさってください。
まとめとして
子育ては、お父さんを筆頭に頼れる方に協力のお願いも大切です。ひとりで悩みを抱え込まないようにしましょう。
とにかく今は周りの方に頼っていい時期です。
たとえお風呂に一人で入るだけでも全く違うでしょう。
皆さん一緒になってこの時期を乗り切ってください。