
脳疲労という言葉を聞いたことがありますか?
日常、一般的に言われる疲労とは、
体や心に負荷がかかり一時的に体力や精神力が低下することをいいます。
では脳疲労は精神力が低下するのとは違うのでしょうか?
今回はその回答を簡易のチェック項目と併せてご紹介します。
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脳疲労って何?
脳疲労とは文字の通り脳が疲労している状態になります。一般的に言われる疲労は身体的疲労になります。
この身体的疲労は一時的なもので食事や睡眠で回復することが多いのです。
ですが脳疲労は食事や睡眠ではすぐに回復しない事が多いです。
具体的にどういう状態かと言いますと、
「やらなければならない」
という気持ちはあるけれど、
「それに体がついてこない」 「頭が回らない」
という状態のことをいいます。
そして脳疲労を放置しますと、
脳疲労の原因って何なの?
脳疲労の原因の一番はストレスといわれています。例えば、
私たちの体はストレスを感じると免疫力が低下してしまいます。
そうすると活発になるのがウイルスです。
そのウイルスと闘うために、低下している状態で免疫力を高めるために過剰な免疫となってしまいます。
それが脳に支障をきたしているのではないかと言われています。
しかし現段階ではまだはっきりとしたことは解明されていません。
ほかにも、
* 病気の副症状
* 不規則な生活
* 偏った食事
* 運動不足
* 睡眠不足
などが原因といわれています。
脳疲労のチェックができる!
脳疲労の簡単なチェック項目があります。当てはまるからといって、必ずしも脳疲労であると断言はできません。
ですが、当てはまる項目がある場合は脳疲労でなくても自分も知らない間に疲れているのではないでしょうか。
以下がチェック項目になります。
◎ いつもイライラしている
◎ 文章を読んで理解するのに時間がかかる
◎ 考えがまとまらない
◎ なにもないのに不安になることが多い
◎ 何をするにも無気力になる
◎ 外出をするのが億劫に感じる
◎ 肉体を酷使しているわけではないのに疲れを感じる、体を使わないのにヘトヘト
◎ 気が付いたら長時間ぼーっとしていることが多い
◎ 便秘がちである
◎ 気持ちが沈んで暗い気分である
◎ 人に会ったり話したりするのが面倒に感じるようになった
◎ 楽しいと思っていたことが楽しめなくなった
◎ 食事がおいしいと思わない
◎ 夜中に目が覚める、用もないのに朝早く目覚める、寝付きが悪い
◎ 自分を責めることが多くなった、自分は価値がない人間だと思う
◎ 希望が持てない
いかがでしょうか。
上記の項目の中で、
毎日感じる事が1つ以上ある
もしくは、
週に2~3日は、3個以上感じる事がある
などの場合ですと脳疲労の可能性が高いです。
脳疲労を回復させるためにできることは?

脳疲労を回復させる方法ですが、
一時的なものであれば偏った食生活を改善させるために、
しかし慢性的な脳疲労になると一晩寝た程度では回復しません。
慢性的な脳疲労の場合は、
まず脳疲労の原因を見つけ出しそれをなくさないといけません。
そしてそれが、
ストレスなのか、食生活なのか、睡眠不足なのか、あるいは別のものなのかを見極めましょう。
改めて脳疲労は大変難しい症状です。
お近くに脳疲労専門医が診察をしている場合はそちらを受診するようにしてください。
しかし近くに専門医が居ない場合は心療内科を受診することをおすすめします。
まとめとして
現代人はストレスとは切っても切れない生活を送っています。そのストレスは体の色々な所へ不調をきたしてしまいます。
なるべくストレスを感じないように、また感じてもうまく発散できるようにすると少しは違ってくるのかなと思います。
自分なりのストレス発散方法を見つけて心をクリアにしてあげましょう。
自分の体は自分でしっかり守って大事にしてあげないといけませんね。