デートDVのチェック



若い10代の子達が、仲良くカップルで手をつないで歩いているのはよく見かけること。

その様子はとてもラブラブで、周りの方が目を覆いたくなるようなこともしばしば。

そんな甘いデートならいいのだけど、その裏ではデートDVに悩まされているという事実もあります。

ただ、それがデートDVだということすら気づいていない人達も結構いるのです。

「自分はデートDVをされているのではないのだろうか?」

と疑問を持っているならチェックリストを確認してみてください。



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 デートDVの判定!チェックリストの重要な11項目

デートDVかどうか、チェックしてみたい項目をまとめてみました。


① 相手が自分のことを「汚い」とか「バカ」など、人をおとしめたり傷つけることを言う。

② デートに誘われたとき、どうしても都合がつかなくて断ると、自分を最優先してくれないと怒ったり、ふてくされたりする。

③ 誰と一緒にいるのかとか、細かくなんでも知りたがる。

④ しょっちゅう電話をしてきて行動をチェックされる。

⑤ 怒ると物に当たったり、恐怖感を与えてきて、あとでそのことを丁寧に謝る。

⑥ とても優しい時と、すごく意地悪で嫌な態度をとる時と、その差が極端。

⑦ 喧嘩になると常に相手を責め、相手が自分を怒らせることをするからだと言う。

⑧ こちらの話はちゃんと聞かず、話をはぐらしたりする。

⑨ よく約束を破る。

⑩ 携帯をこまめにチェックして気に入らないメールやアドレスを消去するよう命令したり、勝手に消去してしまう。

⑪ 人の意志は全く無視で、全て自分の思い通りばかり行動する。


以上ですが心当たりはありませんでしょうか。

これらの項目が少しでも見られるならデートDVに当たります。



 デートDVとはそもそも何?

デートDVがどんなものなのかを知らなければ、自分がそういう状態に置かれていることを気づけないのも当然のこと。

ここで、デートDVってどういうものかをしっかり理解しましょう。

デートDVに陥りやすいのは、10代後半から20代前半くらいの若いカップル。

たいていは男性が女性に対して行ってしまう、あらゆる形態の暴力のことです。

具体的には、

身体的に暴力を加えることもあれば、傷つくような呼び方をされたり話し方をされたりする精神的な暴力もあります。

また、身体を無理やり求めるといった性的暴力や、借りたお金を返さないなどの金銭的な暴力もあります。



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 デートDVとは知らず実際にしてしまうこともある

DVをしている側も、

「知らず知らずに行ってしまう」
のが一つの傾向としてあります。

こちらも具体的に言いますと、

女性があからさまに嫌がっているのに、人前で執拗に嫌なことをしてしまう。

デートの際にはすべて女性に支払いをさせる。
これは一方的に女性に貢がせているわけで、りっぱなデートDVです。

深い仲なんだからなんでも許されると思いこんで、借りたお金も返さない。

自分の思い通りにいかなかったり気に入らないことがあると、殴ったり蹴ったり威嚇するように大声で怒鳴ってくる。

さらには、暴力を振るうのは愛情表現だと勘違いしている人もいます。


 どういう人がデートDVをしてしまうの?

デートDVのチェック2 スポンサーリンク



ここ数十年、豊かな日本人は子供を甘やかして、なんでも思い通りにさせて育ててきた傾向があります。

そのため幼稚で大人になり切れない人が急増しています。

それがデートDVを引き起こしている要因につながっているのは確かです。


デートDVに陥ってしまう人は、

  • わがままで
  • 自己中心的で
  • コンプレックスも強く
  • 常に自分が第一でなければ気が済まない人
  • 以上のような人になります。


    なので、交際相手が自分より優れている一面を見せるだけで腹を立てたりします。

    また相手を支配して、自分の思い通りに動かしたいと思っています。

    相手の人格を無視して、尊厳を認めようともしません。

    これは、4,5歳くらいの幼児が見せる傾向と似ています。


    成熟した大人であれば、

    相手が自由に自分の好きなように振る舞って楽しんでいる様子を、自分も楽しめる人なのです。

     デートDVをしたときと、されたときに取るべき行動とは

    もし交際相手からデートDVを指摘されたら、素直に認めて謝りましょう。

    決して反論したり、否定したりして言い訳をすることもしないようにしてください。

    どんなにつらいことで苦しいことだとしても、まずはそういう自分を認めて受け入れ、二度と同じことはしないと決意しましょう。

    そして改善するように努力してください。


    そして、DVをされた側ですが、

    デートDVをされたなら、そういう人とは深くかかわらないようにしましょう。

    自分が相手を変えられるという妄想は持たないでください。

    DVの人のそばに被害者がいる限り、相手のDVは悪化するだけです。

    自分自身のことを大切にするためにも、そういう人とはきっぱり離れてください。


     まとめとして

    恋をするのはとても楽しいことですよね。

    ドキドキ、ワクワクして、ただ相手と一緒にいるだけで幸せなものです。

    でも最近の若い人達の傾向として、相手のことをあまりよく知りもしないうちに深い仲になってしまうことです。


    一度深い仲になってしまうと、なれ合い関係が加速していき、遠慮や相手に対する思いやりなど一気になくなってしまいます。

    そしてお互いが自己中心的になり、自分の幸せばかりを主張したくなっていくのです。


    恋愛の楽しさは、

  • 相手を思いやり
  • 自分より相手の意志を優先させたい
  • と思えるところではないでしょうか。

    あまりにも急ぎ過ぎる関係は、すごくもったいないことをしているようにも思えます。

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