
夫婦は、毎日顔を突き合わせて暮らしています。
だからこそ、気に入らない部分が余計に見えてきます。
初めはお互いに我慢をしていても、
どんどんイライラがつのって来て、いつか大爆発してしまいます。
その時、言い方も攻撃的になり、ひどいことを言ってしまい、
後で取り返しのつかないことをしてしまうことがあります。
一つのほころびは、長年一緒に暮らしていくうちに益々大きくなっていき、
気づいた時には夫婦の間に冷たい隙間風が吹いていきます。
実は、そういうことを経験されている方はけっこう多いようです。
そこで、この記事では、
「どうしたら夫婦が仲良くやっていけるのか?」
その秘訣について考えてみたいと思います。
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このページの目次
夫婦の仲が悪くなる原因って何だろう?3つの大きな原因とは
結婚前は、お互いにあんなにも好きで、一緒に居たくて仕方がなかったのに・・・結婚して何年か経って、お互いがうっとうしい存在になっていくのには原因があります。
毎日の生活の中で、ちょっとした、些細なやり取りがお互いを傷つけあって、
その小さな傷口が、日々大きくなっていくことがあります。
その傷口の原因ですが、
◎ 一番は、物の言い方がきついということがあるでしょう。
物の言い方がきついと、
聞いた本人は、相手が何かを言ってきても、まともに返事をしなかったり、
逆に攻撃的な言葉を返してしまうことがあげられます。
◎ 二番目に、お互いが毎日、仕事や家事に忙しくて疲れているのに、
それを、ねぎらってあげられないことも原因の一つです。
ついつい、
「自分だけが、或いは自分の方が相手より大変な毎日を過ごしている」
と思い込んでしまうと、相手に対する不満が募っていくものです。
◎ 三番目に、夫婦なのだからと、なんの遠慮や気遣いもなく、ぶしつけに振る舞うのもよくありません。
「夫婦なのだから、お互い分かり合っているだろう」
という幻想も大きな原因の一つになります。
実際、夫婦であっても、お互いのことは何も分かっていないものです。
価値観の違いという物も大きな原因で、そのために離婚する人も多くいます。
不倫や浮気に走る人がよく言う言い訳
不倫や浮気に走る人の多くは、不倫相手が自分にとって一番の理解者だから、とよく言います。
つまり、
夫にしても妻にしても相手から理解して貰えていないという寂しさが、
不倫に走ってしまう大きな原因になっているということが言えます。
そのことを考えますと、
「夫も妻も相手の一番のよき理解者になってあげられるように努力する」
ということが大切だと分かるのではないでしょうか。
どうしたら夫婦仲良くいられるのだろう?その最大の秘訣とは
夫婦が仲良く暮らしていくための普段の秘訣ですが、まず、女性は男性に愛されている、と感じることが一番の幸せです。
なので、夫が日々、妻に対して「愛してる」の一言を言ってあげるなら、
妻はそれだけでどんなに大変な家事や育児など、なんでも喜んでやってくれます。
そして、男性は女性から尊敬されたいと思っているものです。
ですから、妻が毎日夫に頼っていることを感じさせ、
夫の言うことに進んで従う態度を示せば、
夫は毎日どんなに大変でも仕事を頑張り、家事さえやってくれます。
この事は夫婦が円満にやっていくための基本です。
夫は妻を苦々しくしかりつけたり、卑下するようなことをすれば、
妻の心を勝ち取ることはできません。
妻も夫を見下げたり、何をやってもダメな夫、という態度をとるならば、
絶対夫から愛してはもらえません。
ですから、夫婦ではあっても毎日お互いの尊厳を認めて、親しき中にも礼を尽くすことが必要になるわけです。妻の心を勝ち取ることはできません。
妻も夫を見下げたり、何をやってもダメな夫、という態度をとるならば、
絶対夫から愛してはもらえません。
毎日、お互いに「ありがとう」の言葉を掛け合ったり、「今日もお疲れ様」の一言を掛け合うのはとてもいいことです。
「自分も大変だけど、相手も同じように大変なのだ!」
という気持ちを持てば、相手に不満が生じることも無くなります。
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価値観が違う場合はどうすればいいの?

その価値観とは、
「良いことと悪いこと」
「正しいことと間違ったこと」
をどう感じるかの違いと言えます。
相手の価値観と相違がある場合、相手が良かれと思ってしていることを、
どうしても許せないと感じてしまいます。
そのように価値観の相違がある夫婦の場合は、
相手を変えようとしても何の意味もなさないばかりか、
余計物事が悪くなってしまいます。
逆に、自分の方が変わるように努力して、
相手に価値基準を合わせるようにするならば、
相手も変わってくれることを期待できます。
この世の中、よほど法律に触れることがない限り、
「こうでなければならない」
とか、
「こうであってはならない」
ということは何一つないのです。
なので、少し自分の考え方を調整して、
自分のこだわりにこだわるよりも、相手の価値基準に合わせる方がよほど幸福になれます。
まとめとして
年々、離婚率は増える一方です。そこには本当に些細な原因や事情が関係していることが、いかに多いことでしょう。
考えてみますと、せっかく縁あって家族になったのに、
ほんの些細なことで別れてしまうことは、どれほどばかばかしいことかと思います。
この記事で考え方や提案なりをしてきましたように、
少しの気遣いや努力の積み重ねで、幸福な夫婦生活はいくらでも手に入るものです。
どうか照れくさいとか、面倒くさいといったことはわきに置いて、
夫婦関係のメンテナンスを、日々行ってまいりましょう。