私たちの体は、日々、体に侵入する細菌やウイルス、寄生虫などと戦っています。

自分では自覚していなくても、体の中の免疫システムがそのような病原菌と戦って、病気の症状が現れないようにしているのです。

それでも、有害な病原体が優位になってしまい、薬や治療などの対処が必要になる場合が生じます。

でも、予防的に自分や家族を守るためにできることはたくさんあります。

それでこの記事では、簡単で効果的な予防対策にはどんなものがあるのかを考えてみたいと思います。



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 食べ物に関してはどんな対策を講じる事ができるのだろう

食品が有害生物に汚染されているということは多々あります。

それで、果物や野菜を十分に水洗いする習慣を身に着けるのは、とても大切なことです。

調理をしたり、盛り付けをする際には自分の手や調理器具、キッチンの表面などを清潔にするようにしましょう。

食品によっては危険な病原体を殺すために、特定の温度で調理する必要があるものもあります。

肉類や魚類、内臓類などの食品は、特に変色していたり、変な臭いのする物には注意が必要です。

微生物の大群があふれている場合もありますので、使わない分は出来るだけ早く冷蔵庫に入れるようにしましょう。

自分が病気の時には、他の人の食事を作らないようにしましょう。


 虫から体を守るにはどんな対策を講じればいいの?

虫の中には体に有害な微生物を宿していて、人に感染させるものもあります。

ですから、病気を媒介させるような虫との接触は避ける必要があります。

そのような虫が活発に動き回る時間帯には屋内に居るようにしたり、長袖や長ズボンの服を着用して、肌を露出したりしないようにしましょう。

寝るときも防虫対策をきちんと行いましょう。

水が溜まりそうな容器にはボウフラが湧かないよう、対策をきちんとしなければなりません。


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 動物を介しての病気から体を守るにはどうしたらいい?

動物の体内では何の害も及ぼさないような細菌でも、人間には健康を脅かすような場合があるものもあります。

ペットなどの動物にかまれたり、引っ掻かれたり、その糞に触れたりする場合には十分な注意が必要です。

飼っている動物を家の中に入れないようにしたり、接触を最小限にとどめるようにしている人もいます。

もしかまれたり、引っ掻かれたりした場合は傷口を水できれいに洗い、必要であれば医師に診てもらいましょう。


 人との接触においても病原体を移しあう


人との接触において、ある種の病原菌は「せき」や「くしゃみ」など、飛沫感染で体内に侵入することもあります。

ハグや握手などの皮膚接触を通して広がることもあります。

また、他の人の触った、

  • ドアノブや手すり
  • 電話機
  • リモコン
  • コンピューターのタッチスクリーン
  • キーボード
  • などにも微生物が潜んでいる可能性はあります。


    家族であっても、カミソリや歯ブラシ、タオルなどは共用しないようにしましょう。

    血液や血液由来の製品を含め、動物や他の人の体液には触れないようにしてください。

    そして、十分かつ頻繁に手を洗うようにするのは、感染を阻止するうえで有効な方法と言えます。

    また、ご自身が病気の時にはできるだけ出歩かないようにして、

    せきやくしゃみをする時には手ではなく、テイッシュペーパーや袖で口を覆うようにするのが礼儀です。


     感染症が流行する時期の対策法には何がある?


    インフルエンザやノロウイルス、ロタウイルスなどの感染症を発症するメカニズムですが、

    まず病原体があり、感染経路を通してそれが体内に侵入します。

    しかし、病原体が体内に侵入したとしても発症するかどうかはそれぞれの身体の状況によって変わってきます。

    また、発症しない人は、手洗いをしっかり行って、マスクを着用し、身体に病原体を侵入させない対策をしっかり行っているのかもしれません。

    あるいは予防接種を行って、規則正しい生活を送っているとも考えられます。

    ですから、感染症を防ぐうえで必要なのは、病原体を避けることが、まずは大切です。

    次いで、感染経路をブロックして、病原体を身体の中に入れないようにすることが必要です。

    そして、なによりも自分の体がウイルスに負けないように規則正しい生活を送ったり、十分な睡眠や栄養を摂り、強めておくことが大切と言えるわけです。


     まとめとして

    様ざまな病原体が、常に空中に舞っているわけですが、ちょっとした心がけで病気になるリスクを減らすことができるわけですね。

    この記事で取り上げました事は、ごく普通の生活の中ですぐにできることばかりです。

    どうかご参考にされ、自分にできることを行ってみてください。

    そして、毎日を健康で楽しくお過ごしくださいますように。

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