
男性でも女性でも、一番の楽しみな娯楽といえばお酒ではないでしょうか。
一日の仕事を終え、疲れを癒しながら一杯の晩酌をするのは至福の楽しみです。
でも、その裏で飲酒による問題が増えているのも事実です。
今、男性だけではなく、女性の間でもこの問題に悩まされている人が増えてきています。
しかし、なかなか自分がアルコール依存症だとは気づきにくいものです。
それでこの記事では、アルコール依存症かどうか簡単なチェック項目を取り上げてみたいと思います。
是非あなたも確かめてみてはいかかですか?
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このページの目次
アルコール依存症ってどんなものなの?その症状とは
アルコール依存症とはお酒を飲む量や飲むタイミング、飲む状況を自分でコントロールできなくなった状態のことです。
脳に異常をきたし、お酒を止められなくなってしまった状態です。
つまり、麻薬や覚せい剤などの薬物依存症と同様の病気と言えます。
ですからアルコール依存症は薬物依存症と同じく、医療機関での治療が必要な病気なのです。
さてその具体的な症状ですが、
アルコール依存症になると、家庭や社会生活に悪影響が出てきているのに、全く気にならなくなります。
お酒の量はさらに増えていき、飲む時間や飲む場所も気にならなくなります。
この状況がさらに進むと、お酒を少しでも口にすると、
ジェットコースターのようにどんどん飲み進んでしまい、
自分の意志ではとめられなくなってしまうのです。
そして周りから、
「離婚する」 「退職してもらう」 「このままでは死ぬ」
などと言われてもお酒を止められません。
日常生活のすべてを失っても、お酒を飲むことが最優先になっています。
飲酒も薬物と同じく耐性ができる
薬物は普通、耐性ができてどんどん効かなくなっていくので、その量がますます増えていくのが特徴です。
アルコールもそれと全く同じで耐性ができ、
その量が増えていき、アルコール依存症を発症するようになってきます。
なので習慣的にお酒を飲んでいると、
だんだんアルコールに対する耐性ができていきます。
ですから、最初は少しの量でも酔えたのに、
なかなか酔いにくくなっていき、知らないうちにお酒の量が増えていくわけです。
アルコール依存症を発症するまでの期間ですが、
女性の方が男性より半分の期間で発症してしまいます。
アルコール依存症の離脱症状ってどんなものなの?
アルコール依存症で怖いのは離脱症状です。体内のアルコール濃度が下がった時に、自律神経や情緒的にも障害が起きてくるのです。
例えば
他にも
さらに、自分が今どこにいるのか、
今の時間は何時なのかさえ分からなくなったり、
興奮や発熱、冷や汗、震えなども出てきます。
このような離脱症状があまりにも不快なために、
その苦しみから逃れようとしてまたお酒を飲んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。
アルコール依存症かどうかをチェックしてみましょう

それをご紹介しておきましょう。
以下の質問に答えてみて、
「はい」という答えが多ければ多いほどアルコール依存症になっている危険度や確率が高くなります。
〇 毎日一日に3回、きちんと食事をしていない。
〇 肝臓病や糖尿病、心臓病などの診断を受け治療したことがある。
〇 お酒を飲まないでは寝付けない。
〇 二日酔いのせいで仕事を休んでしまったり、大切な約束を守らなかったことがある。
〇 お酒を止める必要性を感じたことがある。
〇 お酒を飲まなければいい人なのに、とよく言われる。
〇 家族に隠れてお酒を飲むことがある。
〇 お酒が切れると汗をかいたり、手が震えたり、不眠や精神的に不安になったりする。
〇 朝やお昼からお酒を飲んでしまったことがある。
〇 お医者さんにお酒を控えるように言われたことがある。
〇 今日は絶対にお酒を飲まない、と思っていても、気づけば飲んでしまっている。
〇 お酒の量を減らしたり、お酒を止めようとしたことがある。
〇 自分のしていた仕事を他人がやるようになった。
〇 自分の飲酒に後ろめたさを感じたことがある。
〇 二日酔いを直そうと、迎え酒をしたことがある。
〇 お酒を飲まなければ良い生活が送れると思っている。
いかがでしたでしょうか。〇 肝臓病や糖尿病、心臓病などの診断を受け治療したことがある。
〇 お酒を飲まないでは寝付けない。
〇 二日酔いのせいで仕事を休んでしまったり、大切な約束を守らなかったことがある。
〇 お酒を止める必要性を感じたことがある。
〇 お酒を飲まなければいい人なのに、とよく言われる。
〇 家族に隠れてお酒を飲むことがある。
〇 お酒が切れると汗をかいたり、手が震えたり、不眠や精神的に不安になったりする。
〇 朝やお昼からお酒を飲んでしまったことがある。
〇 お医者さんにお酒を控えるように言われたことがある。
〇 今日は絶対にお酒を飲まない、と思っていても、気づけば飲んでしまっている。
〇 お酒の量を減らしたり、お酒を止めようとしたことがある。
〇 自分のしていた仕事を他人がやるようになった。
〇 自分の飲酒に後ろめたさを感じたことがある。
〇 二日酔いを直そうと、迎え酒をしたことがある。
〇 お酒を飲まなければ良い生活が送れると思っている。
ご参考になりましたら幸いです。
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お酒を止めるためにするべきことや対策とは
アルコール依存症の人は往々にして、「お酒はいつでも止められるもの」
と思っています。
ですから、一度止める努力をして症状が回復したとしても、
「今回止められたんだから、またすぐやめられるはず」
などと思ってまた飲んでしまいます。
そうしてまた依存症になるということを繰り返します。
つまり、一度止めたのに一滴でもお酒を口にしてしまうと、
それが誘い水になりまたもとに戻ってしまうのです。
そのことをよく認識したうえで、
一度お酒を断つと決めたら二度とお酒には手を出さないという強い意思が必要です。
お酒の席には一切行かないようにし、
お酒を飲みたくなるような状態には決して自分を置かないようにすることが必要です。
お酒がどうしても飲みたくなった場合に、
それに代わる楽しみを見つけるようにしましょう。
断酒会などに出席するのもとても有効です。
自分と同じ境遇にいる人たちと一緒に励ましあうことができます。
まとめとして
お酒は楽しく、おいしく飲んでいる分にはとてもいい娯楽になります。しかし、飲む量を間違えてしまうと、
アルコール依存症という、とても恐ろしい病気になってしまいます。
アルコール依存症になってしまうと、人生そのものが台無しになってしまいます。
自分だけではなく周りの愛する人達も傷つけてしまいます。
お酒は酔うために飲むものではありません。
あくまでも酔うことを目的とした飲み方ではなく、
味を楽しむ目的で飲むのはいかがでしょうか。
毎回飲む量を決めて、これ以上は飲まないと決めたならそれを守って飲むようにしたいですね。