
乾癬(かんせん)という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。
皮膚に赤い発心ができ、ただれる病気です。
かゆみがあるので掻くとさらにひどくなっていく症状があり、
それに悩まされている人も結構多くいます。
顔に発症しますと、見える部分ですのでとてもストレスにもなります。
この記事では乾癬とはどんなもので、その治療法はどのようなものか?
また、新薬は完治させてくれるのかについてお話したいと思います。
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このページの目次
乾癬の治療法にはどんなものがある?
では乾癬の治療法ですが、大きく分けて次の4種類があります。
これらの治療法を単独で行ったり、組み合わせたりして、
個々の症状に合わせた適切な治療が行われていきます。
乾癬の新薬は完治させることができる?
乾癬の新薬ということで、乾癬の症状を抑える薬は開発されていますが、ほとんどは一時的に症状を抑えるものばかりです。
なので、残念ながら現状では乾癬を完治させる薬は開発されていないといってもよいでしょう。
ところで、乾癬は体の免疫力が低下していることから引き起こされるものです。
ですから、乾癬を改善するためには体の内側から免疫力を高めることが大切になってきます。
いろいろ出ている新薬などを用いながら症状を軽減させつつ、
まずは、生活習慣などを見直すなど自分にできることを行っていきましょう。
改めて乾癬ってどんなものなのだろう?
乾癬とは慢性の皮膚角化疾患のことで、伝染性感染症ではありません。つまり人にうつることはない病気です。
また、皮膚の病気というよりは、
体内の免疫系の異常が原因で引き起こされるものです。
皮膚のターンオーバーといわれる、表皮の新陳代謝や生まれ変わりですが、
普通は4週間かけて行われますが、約5日で行われてしまうのです。
そのためにまだ定着してない新しい皮膚がどんどん剥がれ落ち、
皮膚の炎症が起こるものです。
つまり、表皮の細胞が健康な皮膚に比べると10倍以上の速度で生まれ変わり、
生産過剰な状態なわけです。
人によって症状や発症する場所も異なりますので、それに適した治療法も様々です。
具体的な症状としては、
皮膚が少し盛り上がった部分である浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう)の赤い発心の上に、フケのような鱗屑(りんせつ)が付着してポロポロと落ちてきます。
この乾癬ですが、きちんと治療をすればどんどんひどくなるものではなく、
症状を軽くすることができます。
乾癬の治療に対する正しい知識を得て、治療を続けることが大切です。
そのためにも、まずは皮膚科を受診し適切な治療を受けてみましょう。
どうして乾癬は引き起こされるのだろう
スポンサーリンク乾癬が引き起こされる原因に関しましては様々な研究がなされていますが、
未だ解明はされていません。
乾癬になりやすい体質もあるようですが、
それに加えて
それから、
乾癬とうまく長く付き合う

乾癬は完治するものではありませんので、
長く付き合っていかなければならない疾患です。
悪化した場合にはその原因を知り、
生活習慣を見直すなど根気強く治療を続けなければなりません。
その心構えの一つとしてですが、
まずは、気候に合わせてうまく対処する必要があります。
冬は皮膚が乾燥しやすく、日光に当たる機会も少ないために症状が悪化することが多いです。
できるだけ日光浴をすることは乾癬の悪化を防ぎ、症状の軽減にもなります。
また、ストレスは大きな症状の悪化の原因になります。
それから食事や生活習慣にも気を付け、
カロリーの高い肉類や脂肪分などは出来るだけ控えるようにしてください。
症状のない皮膚に傷がつくと、新たに発疹ができることがあります。
ですので、
ご自身の持病との関係ですが、
ですから、そのような既往症を持っている人はしっかりと治療をしておきましょう。
まとめとして
乾癬に悩まされている人は結構多いようです。女性の場合は肌を露出させることが多いですので、
特に悩ましいと言えるでしょう。
完治の難しい疾患ではあるようですが、
治療をしっかりと行うことでいくらでも軽減させることはできます。
上記で述べましたことをご参考にされ、少しでも快調に過ごせますように。