
アサイーボウルという食べ物はご存知の方は多いのではないでしょうか。
シリアルやヨーグルトなどの入ったボウルに、アサイーの実がそのまま入っているものですよね。
そのアサイーですが、
・とても栄養価が高く
・健康にも美容にもとても効果があります。
最近では日本のスーパーなどでも見かけるようになったアサイーですが、
「具体的にどのような効果や効能があるのか?」
については知らない方もいらっしゃるかもしれません。
それで、この記事では栄養価の高いアサイーの効果や効能についてお話したいと思います。
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このページの目次
アサイーってどんなものなの?
まずアサイーですが、ブラジル原産のヤシ科の植物で、直径1㎝くらいの大きさの実です。
アサイーベリーと呼ばれることもあります。
実の殆どは種で、食べられる部分は5%ほどしかありません。
でも栄養価がとても高く、
「アマゾンのミルク」
「ミラクルフルーツ」
などとも呼ばれています。
含まれている栄養分には、
・鉄分
・アミノ酸
・カルシウム
・食物繊維
・ポリフェノール
などがあります。
見た目はとても濃い紫色をしていますが、味はほとんどしません。
ダイエットに効果的なアサイー
栄養価の高いアサイーは、ダイエットにはとても良いものです。ダイエット中にはどうしても食事が偏りがちで、栄養不足になりがちです。
そんな状態ですと、必要な栄養素を十分摂れないために基礎代謝量が落ち、体重も落ちにくくなるといったことが起こります。
その点、アサイーにはビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれていますので、ダイエット中の栄養不足を補う働きをしてくれるわけです。
さらには、良質なアミノ酸が含まれていますので、基礎代謝量が上がりダイエットをサポートしてくれます。
また、ポリフェノールには脂肪の燃焼を促進する働きも期待できますので、これもダイエットにはとてもいいわけです。
アサイーのアンチエイジング効果
アサイーの濃い紫色の色素はアントシアニンというポリフェノールです。アントシアニンと言いますと、視力の回復や眼精疲労の回復に効果がありますが、強力な抗酸化作用もあります。
その作用はと言いますと、
身体を錆びさせる活性酸素を取り除いてくれ、シミやしわなどの予防をしてくれます。
このポリフェノールが、100gのアサイーに対し4000~4500㎎も含まれています。
その量のすごさですが、例えば、
アサイーに含まれるカルシウムや食物繊維の効能

「アマゾンのミルク」と呼ばれるアサイーには牛乳の約3倍のカルシウムが含まれています。
ですから、骨粗しょう症の予防にも効果があります。
丈夫な骨を作ってくれる他にも、イライラを鎮めるなどの精神面での効果もあります。
そして、アサイーに含まれる食物繊維は排便を助けてくれますし、悪玉コレステロールの排出にも良い作用をしますので、腸内環境が改善されます。
腸内環境が良くなりますと善玉菌の働きが良くなりますので、免疫力のアップも期待できます。
アサイーには美肌効果もある
女性にとっても嬉しい美肌効果ですが、アサイーにはリノレン酸とオレイン酸の2種類のオメガ系必須脂肪酸が含まれています。
必須脂肪酸にはホルモンの乱れを正してくれる効能があり、さらにストレスによる有害物質も除去する働きがあります。
ホルモンが乱れますとお肌が乱れますし、ストレスによる有害物質は吹き出物の原因になります。
また、アサイーに含まれているポリフェノールによる抗酸化作用には美肌効果がありますし、他にもビタミンCや食物繊維が含まれていますので、肌荒れの予防にも効果があるわけです。
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アサイーが日本のスーパーでも買えるようになった理由
アサイーの実は7月から12月の乾季に収穫されます。ただ、収穫して24時間経つと酸化してしまうという特徴があります。
酸化しますと、栄養素が損なわれてしまい、アサイーの効果が半減してしまうのです。
そのため国外への輸出は困難でしたが、今では加工技術や冷凍設備などの発達により、日本への輸出も行われるようになりました。
現在日本ではアサイーを含んだジュースやサプリメントなども多く販売されています。
まとめとして
このようにアサイーには奇跡と言えるほどの栄養がたくさん含まれているんですね。是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、アマゾンでのアサイーの食べ方をご紹介しますと、
ピューレ状にすり潰した果肉に、キャッサバ芋を炒ってフレーク状にしたものと混ぜて食事として食べられています。
好みで干し肉や塩エビ、魚のフライと一緒にたべたり、砂糖を入れて食べることもあります。
なので、アサイーボウルのような食べ方はされていません。
ご自身のお好みで、自分流の調理の仕方で食べてみてはいかがでしょうか。