「家に帰りたくなくなっている!」

という、帰宅恐怖症の夫が増えてきているようです。

仕事が終わるとまずは家に帰ってゆっくりしたいと思うのが普通です。

ですが、その家に帰りたくないというのです。
いったい何が起こっているのでしょうか?

その原因に妻が大きくかかわっているようです。

この記事では帰宅恐怖症とはどういうものなのか?
どうしてそういうことが起こるのか?

についてお話ししたいと思います。

また、その対処の仕方にも目を向けてみたいと思います。



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 帰宅恐怖症って何だろう?聞いたことある?

帰宅恐怖症とは、

夫が「家に帰りたくない」とか、「家に帰るのが怖い」といった、

家に帰ることに苦痛を感じるようになる状態の事を言います。


1日の仕事は終わってしまっているのに、無駄に残業をしたり、会社からまっすぐ家に帰ることもなく、どこかで暇をつぶしてから帰ったりします。

さらに進んでいくと、家に寄り付かなくなり、カプセルホテルなどに泊まってそこから出勤するようになります。

ひいては家出や蒸発をしてしまうこともあるのです。

年代としては、40代くらいの働き盛りの人やある程度の社会的地位のある人がなりやすいと言われています。


 帰宅恐怖症になる原因は何だろう?

夫が帰宅恐怖症になる原因の多くは妻にあります。

その原因を細かくみていくことにしましょう。


夫の服装や休日の過ごし方、お小遣い等なんでもかんでも指示をし、管理をすることで帰宅恐怖症に追い込んでしまうことがあります。


仕事で疲れて帰ってきている夫に、

「家事も育児も手伝ってくれない」

とか、

「○○さんのご主人は~なのに」

などの愚痴や不満ばかりこぼしている場合も危険です。


ちょっとしたことで夫に暴言を吐いていると、家庭での自由や安らぎが感じられなくなるものです。


また、子供にばかりかかりっきりで、夫に関心を向けないでいると、夫は家庭での居場所を失い疎外感や孤独感を感じるようになります。

家事においても、掃除や片付けがちゃんとできない妻の下には、「帰りたくない」と思わせてしまいます。


逆に几帳面で完璧にやりすぎる妻の場合も、良妻過ぎてしまうがゆえに夫のプレッシャーになってしまうこともあるのです。

帰宅恐怖症にさせてしまう妻の言動とは
〇 夫が帰ってくると、「どうしてこんなに早いの?」と言う。

〇 夫がプレゼントをくれても「こんなものいらない。プレゼントよりもっとお金を入れて」と言う。

〇 「キモイ!」「臭い!」「汚い!」「うざい!」などの暴言を吐く。

〇 「もっと稼いで来たら?」と給料を少ないことを指摘する。

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 帰宅恐怖症になりやすい人はこんなタイプ

帰宅恐怖症になりやすいタイプもあるようなのでまとめてみました。


〇 生真面目で、責任感が強く、仕事一筋に生きてきた人。

〇 ルーズなことが嫌いで、要領の悪い人。

〇 家庭のことは妻に任せっきりで、存在感の薄い人。

〇 どちらかというと温厚で争いごとの嫌いな人。

〇 一見「いい人」だが、ため込んだストレスをうまく発散できずに思い詰めてしまう人。


いかがでしょう。

思い当たる点がございますでしょうか。


 帰宅恐怖症を予防するためにできること


帰宅恐怖症を予防する方法ですが、

帰宅恐怖症は心の疲労から起こるものですから、疲れたと感じたならまずは休むことが大切です。

そのためにも、現在自分はどのくらいのストレスにさらされているのかを知ることも大切です。

たまには、仕事や職場以外の世界を持つようにしましょう。

ただ、趣味を通して交友関係を広めることも大切ですが、それ以上に家族とのコミュニケーションをとるようにしてください。


なので、家族で楽しめるものを持って一緒に楽しむなら、家族のきずなが強まります。

家族で共に過ごす時間を持つようにしましょう。

そして妻ともよく話し合って協力を求めてみましょう。


 帰宅恐怖症にさせないために妻にできること

夫を帰宅恐怖症にさせないために妻ができることですが、


〇 夫を支配したり管理しようとするのは止めて、夫に従うようにしましょう。

〇 夫を負かしてやろうとの意識を捨てて、夫を立てるようにすることもいいことです。

〇 夫とコミュニケーションをうまくとるように努力してください。

〇 家をきちんと片づけたり、掃除をしておきましょう。

〇 子供にばかりかかりっきりにならないように、夫にも関心を向けるようにしましょう。

〇 夫に暴言を吐いたり、他の人と比べたりしないようにしてください。

〇 夫に頼りすぎない程度に上手に頼るようにしましょう。


言葉では書けますが、いざ実行するとなると・・

いろいろ思いもあるでしょうがご参考になさってください。


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 まとめとして

夫が家に帰ってこなくなるのは徐々に始まります。

なので、出来れば最初の段階のSOSを見逃さないようにしたいものです。

「亭主元気で留守がいい」というようなものではありません。

事は結構深刻な問題なのです。

この記事を通して妻の側にできることと、夫の側でできることを見極めて役立てて頂けましたら幸いです。

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