
お餅やパンなど、穀物にはカビが生えやすいものです。
いずれも賞味期限は短いので、残ったときや、たくさん頂いた時の保存方法に困ってしまいますね。
真空パックになっている最近の鏡餅なら、食べようと思う時まで安心して置いておけます。
ですが、生餅で作った鏡餅は、すぐにカビが発生してしまいます。
また、餅つきして作った伸し餅や切り餅も同様で、うっかりしていると冷蔵庫に入れていてもカビが繁殖していたりします。
そこでお餅のカビを未然に防ぐ、最適な保存方法を色々見てみようと思います。
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手軽なお餅のカビ防止剤は通信販売で買えます
アマゾンや楽天などで手軽に購入できる、お餅のカビ防止剤が販売されています。【カラシード】
8枚入りで900円ほど。1枚100円ちょっとですね。
容器に並べたお餅の上にポンと一包乗せておくだけで、2週間以上カビの発生を抑えるようです。
生餅で作った鏡餅の上段と下段の間に一包挟む、という使い方も紹介されています。
お菓子の袋に入っているシリカゲルの袋程度の薄くて小さなシートなので、使いやすいですね。
ダイレクトな名前の商品もあります。
【おもちカビ知らず】
YAHOOショッピングサイトに出ています。
セット内容は、専用袋が5枚と脱酸素剤(酸素検知剤付)という防虫防腐剤です。
1枚単価がちょっとお高めですが、5枚セットで1,430円ほどです。
使い方としては、専用袋にお餅を入れて密封するやり方になります。
昔からあるエコで超簡単!お餅のカビ防止対策は?
カビ防止剤を買わなくても、お金も準備も特に必要なく出来る、とっても簡単な保存方法があります。それはお水に浸すという保存の仕方。
お餅は空気に触れているとカビが発生しやすくなります。
なので、清潔な容器にお餅を並べ、たっぷりのお水に浸して保存すればカビや乾燥を防げます。
お餅が硬くコッチコチにならないので、調理をする際もすぐに使えるので一石二鳥ですね。
ただ少々手間なのが、毎日キレイなお水に取り替えて、新鮮で清潔な環境を維持すること。
そして、なるべく早めに食べることです。
家にあるものでカビ防止!ちょっとした手間でお餅を守る

さすがに鏡餅を水につけたまま飾ることは出来ません。
では、外気に触れたままのお餅のカビは、諦めるしかないのでしょうか。
いえ、そんなことはありません。
鏡餅のように、そのまま置いておく生のお餅は、アルコールがカビの防止剤代わりになります。
焼酎が適しているようで、
この方法です。
注意点として長期保存には向いていません。
ある程度の期間放置する場合、何度か霧吹きしたり、拭いたりをした方が良いでしょう。
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お餅のカビ防止には酸素をシャットアウトするのがベスト
ワサビやカラシ成分のカビ防止剤や、アルコール消毒のような予防策もあったりします。でも、なんと言っても、「脱!酸素」が肝心の様ですね。
カビは酸素ガスが発生しなければ育成できない性質です。
ですから、容器に入れるにしても、ラッピングするにしても、酸素を通さない素材選びが大事です。
今回、ご紹介した方法を参考にされ、
新鮮なうちに、お早めにお餅のカビ防止対策をしてずっと安心な、美味しいお餅を召し上がってください。