
からだの大切な臓器の一つに腎臓があります。
健康なときであれば、その大切な腎臓も特別意識することもないでしょう。
ですから、腎臓が自分自身のからだのどこにあるのか?
これさえ知らずに生活しているのが普通だと思います。
目立たず陰の力となって働いてくれる大切な腎臓についてご紹介させていただきます。
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働き者だがとてもデリケートな臓器
まず、腎臓の場所ですが、腰の上のあたりの背中側に左右ひとつずつあります。そのかたちは、野菜のソラマメのようなかたちの臓器です。
大きさはといいますと、握りこぶしほどの大きさになります。
その腎臓の大切な役割は、
血液中にたまった老廃物をからだの外に出してくれる
ことです。
さて、この腎臓に障害が起きますと、私たちのからだにいろんな悪影響が出てきます。
また、腎臓は、
機能に損傷を受けると回復することが非常に難しい臓器
といわれていますし、老化とともに損傷が確実に進行していくようです。
ですから、日頃から腎臓に障害が起きないように心がけましょう。
そして、働きを良くするよういたわることも大切だと思われます。
腎臓をいたわり働きを良くするポイントなどを押さえておきましょう
こちらの動画では、腎臓のしくみについて解説されています腎臓をいたわり働きを良くするポイントなどを簡単にまとめてみましたのでご参考になさってください。
<< 塩分摂取量 >>
厚生労働省によりますと、一日の目標としている食塩の摂取量があるようですがそれによりますと。
となっています。
よくこの塩分の摂取量のことが話題にされています。
では塩分摂取量が多いと実際にはどのような弊害がからだに現れてくるのでしょうか。
まず、塩分を摂取しますとそれを処理してくれるのは腎臓になります。
塩分をたくさん摂れば、結局は腎臓に負担がかかってしまいます。
そうしますと、血液を濾過する腎臓の仕事も順調に行われなくなってしまうのです。
さらに、血液の濾過が順調に行われなくなりますと、ナトリウムがからだの中に増えてしまい高血圧になってしまいます。
このような、生活習慣病とも言われている高血圧の状態が長い時間継続していきますと、さらに腎臓に負担をかけることになります。
結果的には、
高血圧 ↓
腎臓病が悪化
という悪循環が起こってくるのです。
もっとも個人差もあるようですが、塩分の摂取量にはくれぐれも注意が必要と思われます。
<< 腎臓に良い食べ物 >>
腎臓に良い食べ物をご紹介しましょう。
どれも、なじみのある食材ばかりですね。
健康のために野菜など植物性タンパク質を食べるように言われているようですが、
良質の動物性たんぱく質も必要になります。
よく、肉などの動物性タンパク質を避けてしまうような習慣もあるようですが、バランスよく食事に取り入れていきましょう。
また、はと麦は以前から腎臓にいいと言われていますが、これは
利尿作用
に由来しているようです。
はと麦は、腎臓が血液中の老廃物を排泄する機能を助けてくれ、体液のバランスを正常にしてくれます。
小豆も同様に利尿作用のあるものとしておすすめできる食材となります。
まとめとして
スポンサーリンク私たち人間は、住んでいる土地や季節に適応し、またその自然の恵みを受けて生活しています。
でも、季節の移り変わりによる気候の変化や環境の変化が大きくて、それに適応できないと病気にかかりやすくなります。
よく病気になった場合に臓器を局所的に診ることが多いと思います。
でも問題のある臓器だけを診るのではなく、
もし腎臓がよくないと言われても、局所だけの判断にこだわらず、回りをみつめる柔軟な思考も大切です。
食事の大切さについては、下記のサイトで詳しく説明しています、是非ご覧になってくださいませ。
「関連サイト」腎臓の機能を高め働きを良くする7つの方法で分かる食べ物の重要性
「関連サイト」腎臓病でカリウム制限のある方 その減らし方5つの工夫について