
いくら歯を磨いても、朝起きると口の中がドロドロとなっていて、不快な臭いがする場合がありませんか?
この、口臭の原因にはいくつかありますが、そのうち最も可能性の高い原因が歯周病となっています。
歯周病は決して治らない病気ではありませんが、それではどの様に治療していくのかご紹介させてもらいます。
まずは、歯周病など口臭の原因には何があるのか基礎的な理解をしていきましょう。
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口臭の原因は4つある
自分でも気になる臭いの場合は余程ひどい口臭と思われますが、基本的には相手の感じ方で口臭の度合いも違ってきます。相手が不快な思いをする場合は、間違いなく口臭です。
その口臭の主な原因には4つあります
①口の中のトラブル(歯周病や虫歯)
②身体の病気(胃の不調や糖尿病など)
③食後のもの(ニラやニンニク、タバコなどの臭い)
④生理性のもの(朝起床時や空腹時、女性の場合生理時など)
この中で、最も多いのが「口の中のトラブル」が原因となったもので、口臭と言われる症状の90%以上の原因を占めています。
口の中のトラブルでも、例えば虫歯の場合は虫歯を治療すれば解決しますし歯垢や歯石の場合は歯磨きの方法を変えたり、歯石を取り除くことで防ぐ事ができます。
歯周病については、症状次第で長期間にわたる治療を行う必要がある場合もあるようです。
それでは、この歯周病とはどの様な病気なのかみていきましょう。
なぜ、歯周病になるの?超分かりやす動画
歯周病について基本的なこと
歯周病は、歯と歯肉の間が汚いとそこに歯垢が蓄積し、歯肉が炎症を起こしたり腫れたりする様な症状を指します。初期の歯周病では痛みを感じる事は殆どありませんが、進行すると歯周ポケット(歯と歯肉の境目)が深くなって歯を支える土台が動くようになり、最悪の場合は抜歯をしなければなりません。
主な歯周病の原因ですが、歯磨きが充分で

なかったり、砂糖の過剰摂取による歯垢が
原因となっています。
歯垢に含まれる約10億個とも言われる細菌が
歯周ポケットに入り込む事により炎症を引き
起こすのです。
また歯垢はやがて硬くなり歯石となります。
歯石は歯磨きでは取ることができず歯石を
放置する事により歯石の中や周りに更に
細菌が入り込み、歯周病を進行させてしまいます。
歯周病の治療方法
歯ブラシで、何をとるのか?知ってるようで・・・この歯周病ですが、以前は「不治の病」と言われていた様ですが、現在では医療技術の発達により、歯周病の進行を阻止することができます。
歯周病の原因は歯垢ですから、その歯垢を口の中に溜めない、そして増やさない事が求められます。
歯周病をなくし、防ぐ為には定期的な通院と自宅でのメンテナンスが必要不可欠ですので、まずは歯科で診察を受けましょう。
そして歯周ポケットに入っている歯垢や歯石を完全に取り除き、炎症を引き起こす細菌を除去します。
除去する事で歯周病の進行は防ぐ事ができますが、予防するには毎日の歯磨きが鍵となります。

教えてもらい、毎日実行しましょう。
さて、歯の表面を歯垢のない清潔な状態に
しておく事が大切なことは分かりました。
ただ、毎日の歯磨きでもどうしても取り切れ
ない歯垢が歯石になる場合もありますので
歯科で定期的にクリーニングを行うなどの
メンテナンスが重要となります。
まとめとして
歯周病は、初期・中期には痛みをあまり感じませんが、末期になると一気に痛みや腫れがひどくなってしまいます。ちょっとした事でも、口の中のトラブルが気になった時点で、歯科のお世話になった方がよいようです。
それでも口臭が改善されない場合ですが、原因として舌に付着した舌苔が原因であったり、唾液の分泌が少ない事が原因で起こっているかも知れません。
歯科の中には、口臭を専門とした歯科もありますので口臭治療専門の歯科医院に診てもらうのも良いでしょう。
しかし、この専門歯科は保険適用外になり、治療費も高額となることがありますので事前に確認が必要となります。
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