
いよいよ冬も本番。日に日に寒さが厳しくなってきましたね。
こういう寒い季節、トイレに行く回数も増えがちですが特に女性の場合頻尿に悩まされる方も多いと思います。
さてこの頻尿ですが、本当に寒さが原因で頻尿は起こるのでしょうか?
ここでは、頻尿の起こる原因と改善方法を詳しくご紹介いたします。
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女性の頻尿の原因とは?
寒いときにトイレが近くなりがちですが、本当に寒さが原因なのでしょうか?実は女性の頻尿の原因は主に2種類ありまして
①「過活動膀胱」
という、膀胱が過剰に働いてしまう疾患が原因の場合と
②「骨盤底筋」
がゆるんでいることが原因の場合があります。
「過活動膀胱」とは、トイレが近いとか、夜に何度もトイレに行ってしまうなどの症状を引き起こす、代表的な排尿の疾患となります。
正常な膀胱は、膀胱のまわりの排尿筋という筋肉がリラックスした状態でありおしっこを沢山膀胱に貯めることができます。
過活動膀胱の場合は、膀胱のまわりの排尿筋が過剰に収縮してしまうためにおしっこを貯められる量も少なくなり、急に強い尿意を感じたり、トイレの回数が増えたりしてしまいます。
実は、この症状で、全国で約800万人の方が悩まされているようです。
「骨盤底筋」とは、膀胱・尿道・子宮などを支える筋肉でして、正常に活動している時はお腹に力を入れると尿道口を締め、尿漏れを防ぐ役割を果たします。
この骨盤底筋がゆるみますと尿道口を締めつけることができず、尿漏れの原因になってしまうのです。
骨盤底筋がゆるんでいる場合には、咳やくしゃみ、重いものを持った拍子に尿が漏れてしまったりします。
骨盤底筋がゆるむ原因としては、妊娠や出産、年齢的なものによる筋肉の衰えなどが挙げられます。
頻尿を改善する方法
過活動膀胱が原因の場合は、手術で治すことはできません。重症の場合は治療薬の服用で治していくことになりますが、症状が軽い場合は排尿筋をリラックスさせ、過剰な収縮を抑えることが必要です。
過活動膀胱を改善するのに作用する成分としては、「イソサミジン」という成分があります。
このイソサミジンには排尿機能を改善する作用があり、排尿筋の過剰収縮を抑制し排尿筋をリラックスさせる効果があります。
このイソサミジンが含まれたタブレットを服用することで、ある程度の効果は出てくるでしょう。
<1分間でできる骨盤底筋体操>
骨盤底筋のゆるみが原因の場合は、骨盤底筋を鍛える運動や体操などを行い骨盤底筋を強化しましょう。
排尿筋は自分の意思で動かすことはできませんが、骨盤底筋はコントロールできるため運動によって鍛えることができるのです。
骨盤まわりの筋肉を引き締める運動や、骨盤をリラックスさせるような運動が効果的です。
その他の対処方法
これらの改善方法の他にも、頻尿を防ぐためには日頃の生活の中でも注意しましょう。例えば、特に下半身の冷えには注意が必要です。体を温めて血行を良くするよう心がけてください。
半身浴により、下半身はもちろん全身の血行が良くなり、排尿トラブルの緩和につながります。
「冷えるとトイレが近くなる」というのは、誤りでは無かったのですね。
半身浴の具体的な方法について
効果的な方法は、お湯の温度とお湯に入る時間がポイントとなります。
①お湯の温度は、体温より少し高めの38度から40度くらいに設定します。
②お湯はいつもの全身浴で使う量より少なく、お湯に浸かって胸の下からおへその上あたりにまでがお湯に浸かる量に調節します。
③お湯に入る前の掛け湯に注意が必要で、お湯を掛けるのは下半身だけにします。
④お湯に入ったら、20分から30分の半身浴を楽しみます。その時、腕はお湯から出しておくようにしましょう。
⑤寒く感じる時には、入浴する前に浴室を暖めておくか、上半身に乾いたタオルを掛けておくといった方法が良いでしょう。
⑥室温が低くてお湯の温度が下がる場合は、少しずつお湯を足し温度が一定になるようにします。
⑦体が十分温まったら体を洗います。その後、仕上げにさっと全身浴し、足や手に冷水を掛けて上がれば終了となります。
くれぐれも、早く浴槽から上がりすぎて風邪をひかないように注意しましょう。
効果的な方法は、お湯の温度とお湯に入る時間がポイントとなります。
①お湯の温度は、体温より少し高めの38度から40度くらいに設定します。
②お湯はいつもの全身浴で使う量より少なく、お湯に浸かって胸の下からおへその上あたりにまでがお湯に浸かる量に調節します。
③お湯に入る前の掛け湯に注意が必要で、お湯を掛けるのは下半身だけにします。
④お湯に入ったら、20分から30分の半身浴を楽しみます。その時、腕はお湯から出しておくようにしましょう。
⑤寒く感じる時には、入浴する前に浴室を暖めておくか、上半身に乾いたタオルを掛けておくといった方法が良いでしょう。
⑥室温が低くてお湯の温度が下がる場合は、少しずつお湯を足し温度が一定になるようにします。
⑦体が十分温まったら体を洗います。その後、仕上げにさっと全身浴し、足や手に冷水を掛けて上がれば終了となります。
くれぐれも、早く浴槽から上がりすぎて風邪をひかないように注意しましょう。
さて、水分の摂り方ですがトイレを気にして水分を制限してしまうと、体の老廃物がうまく排出されなくなってしまい、逆に摂りすぎると尿の量が増えて頻尿が進んでしまうことになります。
水分の摂取は、ご自身の体調など考慮され適量をこころがけて下さい。
また、カフェインには利尿作用があるので注意しましょう。
まとめとして
ご紹介しましたように、頻尿にはいろいろな原因が
ありますが、まずは日々の運動や冷え対策などの
生活習慣を心がけることで改善できることもあります。
なので、あきらめずにできるところから実践してみては
いかがでしょうか?
もし、夜間頻尿などが続くと日々の生活にも影響が
出てしまいますので、早めに泌尿器科の先生に診て
もらいましょう。