鼻毛11


くしゃみをした後、ふと鏡を見てみると、鼻から鼻毛がこんにちは!っていう様なことはありませんか?


恥ずかしさの余り、化粧室でブチッ!と抜いてしまう経験をされた方も多いかと思います。


女性は男性よりも鼻毛の成長が遅いと言われていますので、あまり鼻毛のお手入れをしない方も多いですよね。


実は鼻毛を抜くのは良い事ではないようです。これから紹介する鼻毛の正しいお手入れを是非実践してみてくださいね!

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 正しい鼻毛のお手入れ方法

鼻毛の手入れをするには、


はさみや電動カッター

の様な道具を使うと良いでしょう。


はさみの場合は、先端が丸く皮膚を傷つけにくいタイプを選びましょう。


最近では、特殊な形状の鼻毛専用のはさみも発売されており、切る力を緩やかにしてくれる様なタイプですので、誤って皮膚を切ってしまうことがありません。


さて、具体的な方法ですが


 まずはティッシュペーパーなどで鼻の穴の中の水気を拭き取ります。


すると、重なって寝ていた鼻毛が立ちますので、1本1本がとても良く見えます。


 はさみの場合は、鼻を押してつぶしてみて、穴から出っ張っている毛をカットします。


 電動カッターの場合は、鼻の穴に入れて左右に回しながら下に引っ張ると良いでしょう。


はさみよりも電動カッターの方が、鼻腔内を傷つける可能性が低いのでお薦めです。


外出先などで道具が無い場合は、無理に抜かずに、鼻毛を押し込んで、他の鼻毛と絡めたりして隠すようにしましょう。


 鼻毛って何の役割をしているの?

鼻毛

鼻腔に生い茂る鼻毛ですが、医学的には「びもう」と呼んでいるそうです。


まず、鼻毛の役割ですが鼻から空気を取り入れる際に、フィルターの様な役割をしています。


なので、ホコリや花粉など鼻から体内へ異物が入り込む事を防いでいるのです。

また、くしゃみや鼻水の症状を未然に抑えているので、鼻毛の機能が損なわれますとくしゃみや鼻水が増えるということになります。


それから、鼻腔内の湿度を保ち乾燥から守っているのです。

これらの役割としては、眉毛や睫毛とほぼ同様と言えるでしょう。


そのフィルタで防御した埃などの固まりが鼻屎になります。


鼻毛の成長には、男性ホルモンが関係していることもあり、女性の鼻毛が伸びるスピードは遅いと言われています。


ただ、お手入れをサボっていると、いつしか何らかのタイミングでチラッと出てしまう可能性があります。


なお、田舎住まいの方よりも都会暮らしの方の方が鼻毛が伸びやすく、要は空気が悪いと鼻毛が伸びやすいという話はよく聞きま。


でも医学的根拠は無いそうです。別の説では鼻毛が伸びるのは老化という説があるそうです。


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 もしも鼻毛を抜いてしまうと・・・

鼻毛22

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鼻毛を無理に抜きますと毛根部分が細菌感染を起こして化膿し、最悪の場合、脳にまで菌が及んで生命の危険すら起こりえます。

また切りすぎによる事で、鼻毛の機能が損なわれ、アレルギー性鼻炎などの原因になることもあります。


また抜くのと同様に、お手入れの際にはさみ等で粘膜を傷つけると、傷口から細菌に感染し、うみがたまって「毛嚢炎(もうのうえん)」という症状を引き起こすこともあります。


紹介しましたように、先端の丸いはさみを使うようにしましょう。


 まとめとして

ご紹介しましたように、健康面から考えても、鼻毛は必要不可欠なものです。


お手入れの際に一気に綺麗にしたいという気持ちもわかりますが、できるだけ鼻の奥の毛は残しておきます。


穴から見えて気になるところだけを適度にカットするようにしましょう。

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