マイナンバー




皆さん、今年の10月からはじまる日本の新制度ってご存知ですか??


まだまだ、始まる前ということもありテレビやネットでもそんなには話題には上がっていないように思えます。


実は結構、知っておいたほうが良い制度なんですが、それはマイナンバー制度って言いますが聞いたことがありますでしょうか?


簡単にいうと日本のすべての国民に対して、


「あなたは何番、あなたは何番ね」

みたいな感じで番号を割り振るというものなのです。


野球やサッカーでいうなら、まさに永久欠番です。皆さんのあなただけの番号ってことになります。


今回はこのマイナンバー制度をご紹介してまいります。



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 マイナンバー制度って?

マイナンバー制度って一言で言っても、「何?」って思われる方も多いのが現状だと思います。


「マイナンバー」って言葉から予測するとして、日本語訳にすると


「私の番号」ですね。


マイナンバー2


そう、私の番号。マイナンバーは皆さん一人一人に番号が割り振りされるものなのです。


たとえば、どなたかはわかりかねますが、

1番の人は・・〇〇さん、

2番は〇〇さん

というように一人一人に番号が与えられるわけです。


今の日本の総人口は1億2千万人程度ですから、12〇,〇〇〇,〇〇〇番みたいな番号の方もおられるでしょうね。


余談ですが、番号は12ケタで割り振りされるそうです。


さて、そのマイナンバー制度、ふ~んって感じかも知れませんが意外と近い時期にその制度は開始されます。


まず、今年2015年10月には番号が割り振りされた、あなたのマイナンバーのカードがご自宅に届くことでしょう。

そして、自分で自分の一生涯活用するその番号を知るわけです。
逆に言ったら、その番号があなたってことになります。


そしてマイナンバー制度の開始は2016年1月です。 どのくらい近いか理解できましたでしょうか??



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 マイナンバー制度って結局どういうことなの?

簡単に説明すると皆さん一人一人に永久欠番の番号がついたようなものってことは上記に記載しました。


では、いったいどんなことが目的で開始されるものなのかをもっと掘り下げてみましょうか。


なぜマイナンバー制度は必要になったのでしょうか?


① まず、国が大きな目的としているのが“効率化”でしょう。

たとえば日本ほどの先進国にも関わらず、よその諸外国と比べ、年金であったり健康保険であったり、はたまたパスポートなんてものもそうなのですが一元化できていないのです。

ようは、一つにまとまっておらず、個々での手続きの時間を無駄にかけてしまうようなシステムが問題視されているということです。

ですから、行政機関の“効率化”を目的としているのは間違いないでしょう。
② また、行政の手続きが簡素化されるということは、わたしたち国民の利便性の向上も考えられます。

大幅な時間の短縮や様々な行政のサービスの波及・お知らせを知ることができると思います。
③ さらには、生活保護費などの不正受給などに対しての防止と本当に困っている弱者に対しての支援重視へと切り替えることが目的とされています。

 わたしたちにはなにかメリットはあるの?

マイナンバー制度

あるかないかで質問されたら、ないこともない。といった感じでしょうか。


上記のようないろんなシステムの一元化を図ることでわたしたちの日々の時間の短縮を大いにできるのではないでしょうか。


何をするにも用紙に名前だったり、必要な証明書だったり、身分証明するもの用意したり・・


そういった手間がマイナンバー制度を開始することでかなり少なくなるでしょう。


① たとえば、児童手当などを申し込む際には、所得証明書や健康保険証のコピーなどが必要となるわけですが、マイナンバー制度の開始後は各窓口でマイナンバーカードを提示するのみで良いのです。

それってやっぱり便利ですよね。
② また、医療費の高額療養費の分でも現行では自己負担分以上の医療費が発生した場合、一度その超えた分を支払ってから還付されますが、マイナンバー制度では個人所得を調べることが可能になるため、そういったものの手間が省けるようです。
③ 他にも、一時期問題になっていた年金記録問題の発生が無くなったり、生活保護の不正受給が少なくなったりとメリットは様々ではありますがあるようです。

まとめとして

基本的にはわたしたちってよく市役所などで手続きしたりするときなど時間って惜しいですよね。


そういったものの時間が簡素化できることってありがたいことだとは思います。


ただ、メリットだけではもちろんありません。


情報漏えいなどの予防方法などのシステム作りは急ピッチですすめられているようですが疑問視されている点も無いわけではないのです。


だからこそ、わたしたちなりにマイナンバー制度についてよく知っていくこと、また、上手に活用していくことが必要なのではないでしょうか。

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