
世間では今年もノロウイルスなどの感染性の胃腸炎が流行していたりしましたが、皆さんロタウイルスってご存知ですか??
こちらも感染性の胃腸炎でノロウイルスにもおとらないほどの恐ろしさを秘めているものなのです。
今回は、そのロタウイルスについての予防方法や対策方法などをご紹介していきます。
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ロタウイルスの予防接種は必要なのか?
ロタウイルスには重症化することを防ぐことを目的とした予防接種ワクチンがあります。ただ、その予防接種をしたほうが良いのかどうかを考えたときに、その予防接種をするのが
大人なのか?
子供なのか?
という面をまず考えると良いでしょう。
このロタウイルスの場合は、乳幼児が感染し重篤化しますと命に関わる危険性があるのです。
では、予防接種は子供だけで安心なのか?
と考えるとそういったわけでもないのです。
5歳までの子供は、感染しますと発症率がほぼ100パーセントに近いと言われています。
ですから、もしご家庭に感染した子供さんがおられる場合ですとどうでしょう・・・
もしご家族が免疫力が弱っていたら感染してしまうリスクが増幅しますので特に注意が必要となります。
同じように、子供さんがいなくても体力が落ちている大人も、感染してしまっている大人の方から、感染してしまうリスクはありますので可能であれば予防接種をおすすめします。

そもそもロタウイルスとは?
ロタウイルスとはいったいどのようなものなのでしょうか?昔からウイルス性の胃腸炎はノロウイルスをはじめ、よくテレビや雑誌、インターネットのようなメディアでも取り扱われていました。
最近は、このロタウイルスもウイルスによる感染性の胃腸炎としてちょくちょく名前を聞くようになりましたね。
このウイルス性の胃腸炎の症状はといいますと
乳幼児や高齢者などが主にかかりやすくて、嘔吐や下痢が際立った症状となります。
身体の中の水分が下痢や嘔吐で失われていき、それに水分補給が対応できないでいますと重篤化することもよく見られます。
ロタウイルスはウイルス性の胃腸炎の中でも、上記のようなタチの悪い症状が出やすいものといえます。
ロタウイルスに感染する年齢層は?

改めて、ロタウイルスにかかりやすい年齢層とはいったいどのぐらいでしょうか?
先程からちょこちょこと記載してはいますが、
まず乳幼児です。
だいたい5歳ぐらいまでに100パーセントの割合で症状を発症してしまうと言われているほどの恐ろしい感染率。
しかもそれが1度ではなく何度も感染する場合もあるわけですから大変です。
次にくるのが高齢者ですよね。
たまにテレビなどで院内感染のお話しを聞かれたたことがありませんか?
なかなか衛生面の維持管理をするのは難しいものなのです。
特に人様の排泄物を処理する際の難しさというのがあります。
また、過度な仕事や他の病気などで弱ってしまった大人の方も感染しやすい候補となります。
それは、身体にウイルスが入ってしまったときに、どうしてもそれに対抗する免疫力が落ちてしまっていますから、ウイルスとの闘いに負けてしまうのです。
まとめとして
ロタウイルスだけではありませんが、感染症は、よく病院などから言われているように「手洗い励行」
がとっても大事です。たまに顕微鏡などで見たらゾクゾクするほど菌がうじゃうじゃ・・・
なんてことがありますが、まさにそのとおりなのです。
「手洗い励行」をきちんとしていないと感染などあっという間に広がってしまうものと思っていたほうが良いでしょう。

なお、ロタウイルスか否かの検査をするキットも用意されています。
検査方法は、ウイルスなどの感染源は便などに混ざっているものなので、便を採取して検査をするわけです。
この検査方法からもわかるように
「手をしっかり洗いましょう」
や
「感染者などの排泄物に触れる際には素手で絶対に触らないようにしましょう」
といわれるのは、怖い感染源から身を守る上でもよく理解ができるのではないでしょうか。