ゆうパックで送れないもの

日本郵便のゆうパックで荷物を送ると安くて便利ですよね。

あらゆるシーンで利用されている方もたくさんいらっしゃることと思います。

しかしそんなゆうパックですが、なんでも送ることはできるのでしょうか?

例えば、

化粧水などのような液体で、しかも瓶に入っているものがあります。

そういったものを送っても大丈夫なのでしょうか?

今回はそのような疑問に答えるべく、この記事でお話しさせていただきたいと思います。

スポンサーリンク

 化粧水はゆうパックで送ることはできる?

化粧水は液体で、しかも割れやすい瓶などに入っていることが多いです。

ですから、ゆうパックで送っても大丈夫なのだろうか、と心配になります。

でも、化粧水は発火する可能性はありませんので、

ゆうパックやレターパックプラスでも送ることができます。

 化粧水はゆうパックであっても航空輸送ができない?

化粧水をゆうパックで送ることはできるのですが、

航空輸送になりますと送ることができなくなる場合があります。

そのような場合には陸送のゆうパックのみで配送することになります。

その場合、仮に九州から東北へ陸送する場合など、かなりの日数を要することになったりします。

では、どうして化粧水を航空輸送することが出来ない場合があるのでしょうか?

それは、航空法で禁止されているものが荷物の中に含まれていますと、
飛行機に乗せることができないのです。

具体的には、どんな化粧水でしたら航空輸送してもらうことができないのでしょうか。

化粧水の中にはアルコールが入っているものがあります。

航空法によりますと、

その、アルコール濃度が24%含まれているものは航空輸送はできないという決まりがあります。

つまり、そのようなものは可燃性のものになってしまうわけですね。

航空便を利用しての輸送になりそうな場合は、その点に気を付けて送るようにしてください。

スポンサーリンク

 ゆうパックで送ることのできないものとはどんなもの?

ゆうパックとして、荷物を送ることのできないものがいくつかあります。

ここで、まとめてきましょう。

まずは爆発性、発火性、その他の危険性のあるものがあげられます。
ただし、アルコール飲料につきましてはアルコール濃度が70%までのものは、ゆうパックで取り扱っています。

次に毒薬、劇薬、毒物及び劇物があげられます。
しかし、官公署や医師、歯科医師、獣医師、薬剤師、毒劇物営業者が差し出す場合は除きます。

さらに生きた病原菌及び生きた病原体を含有し、或いは生きた病原体が付着していると認められるものも送ることはできません。
ただし、官公署や細菌検査所、医師又は獣医師が差し出すものは除かれます。

法令に基づき、移動または頒布を禁止されたものも送ることはできません。

人に危害を与える恐れのある動物も送ることはできません。
しかし、学校又は試験場から差し出されるものやこれに当てはまるものは除かれます。

さらには、個人情報を含むものや現金も送ることはできません。

以上、該当すると思われるものは注意が必要です。

 ゆうパックの品名欄は正しく記入しましょう

郵便局を利用して荷物を送る際ですが、

品名を正しく書くかどうかでサービスレベルに影響が及ぶことはご存知だったでしょうか。

最大限のサービスをしてもらうために、品名を正しく記入しましょう。

今回の化粧水ですと、

品名欄に「化粧水」と書きますと、実は正しくありません。

化粧水の中にはアルコールが含まれている場合や、スプレータイプの化粧水の場合は高圧ガスが含まれている可能性があります。

そこで品名を書く欄には、「危険物質の有無」に関する記載が大切になってきます。

アルコールの含まれていない化粧水の場合でしたら、

「化粧水、ノンアルコール」

と記載するのが正しいです。

また、化粧水のメーカーや商品名を記載する方も多いようですが、

メーカー・商品名 = 品名

とはなりませんので気を付けましょう。

スポンサーリンク

 まとめとして

ゆうパックで化粧水を送ることができるかどうかについてお話ししました。

ゆうパックで化粧水を送ることはできるということでした。

ただし、化粧水の中にはアルコールが入っていたり、スプレータイプのものであれば高圧ガスが含まれているものもあり、可燃物になってしまう場合があります。

アルコール濃度にもよりますが、航空輸送はできず陸送のみの配送になったり、或いは陸送さえできなくなってしまうこともあり得ます。

その点を十分気を付けて、ゆうパックを利用するようにしましょう。

スポンサーリンク