郵便番号を書くときに、普通は横書きで記入をします。

しかし、その郵便番号を、

「縦書きで記入することもある」
というのはご存知でしょうか。

では、縦書きの記入の仕方はどうすればいいのだろうか?

という疑問が浮かびます。

そこで、今回はその疑問についてお答えしたいと思います。

横書きとの違いはなにかをご参考になさってください。


スポンサーリンク

 郵便番号を縦書きにする場合は漢数字で!「参考画像あり」

郵便番号を縦書きにする際のポイントや注意点をまとめておきましょう。


○ 数字を縦書きにする場合は、基本的には漢数字を使用します。
 郵便番号に限らず、通常縦書きの文章で数字を書く場合は漢数字を使います。

○ 郵便番号を縦書きにする際の漢数字は、
「一」「二」「三」「四」「五」「六」「七」「八」「九」が使われます。

○ ゼロを縦書きで記入する場合は「〇」か「零」と書きます。
「〇」は手書きで書く際には横長の楕円を書くようして書きましょう。

○ ハイフンを入れる場合は縦ハイフン「│」を使います。


郵便番号を縦書きにした場合のハイフンの書き方は、縦線を書くといいわけです。

また、具体的な書き方の注意点ですが、羅列した数字で表示をしてください。

どういうことかといいますと。

「123-1234」という郵便番号を漢数字にした場合、


二 ← 誤り












二 ← 正しい







という表示になります。


郵便番号の縦書き記入例

画像では「〒」マークがありますが、書かなくてもよい。

「〇」の書き方
郵便番号の書き方

 郵便番号は縦書きにして問題はない?高い技術の区分機!

郵便番号ですが、

必ず横書きで書かなければならない、というものではありません。

仮に郵便番号を縦書きにして出したとしましても、ちゃんと配達はしてもらえます。
つまり郵便番号は横書き縦書きどちらを採用しても良いわけです。


通常、住所やあて名は縦書きにしています。
そこに、郵便番号はその形式に統一せずに横書きにしたとしても、宛先に郵便物は届きます。

ましてや、住所やあて名を縦書きにして、
郵便番号も、その形式に合わせて縦書きにしても宛先に届けてくれます。


それから、
あまりないとは思いますが、

住所やあて前は横書きにして、郵便番号だけ縦書きにしても問題ないことになります。
ただ、全体のバランス的にはよくありませんね。

つまり、住所や名前、それと郵便番号が見た目にもきちんと収まっていることが大事です。

また、重要なのは、手紙の用途にも気をつけましょう。
通常、封筒の郵便番号枠は横書きの様式になっています。

なので、ビジネスでの郵送や目上の方への発送でしたら、
マナーの上でも郵便番号は横書きにしましょう。


高速郵便物区分機は縦書き文字も読み取る!

郵便物を振り分けるため「郵便物区分機」が使用されます。

この機械の手書き文字認識技術はすぐれもので、

縦書き横書きはもちろんのこと、漢字、ひらがな、アルファベットなど多様で個性的な文字を、高速でしかも正確に読み取ってくれます。




スポンサーリンク


 郵便番号は通常は横書きで記入する「記入例あり」

郵便物に郵便番号を記入する際、そのほとんどが横書きですので、

基本的には横書きで書くのが一般的です。

郵便番号を書く欄が設けられているものも、横書きにするようにできています。


仮に郵便番号を書く欄が設けられていなかったとしましても、大抵の人が横書きで書きます。

また、裏面に自分の住所を記入する際にも、普通は横書きで郵便番号を書きます。


郵便番号の書き方
封筒の裏側
郵便番号の書き方

 郵便番号はどうして必要なの?

改めて郵便番号の役割について少しお話をしましょう。

郵便番号は、郵便物の集配区域ごとに独自の番号が付けられています。

この郵便番号を元に、ある程度の住所仕分けを行えるようになっています。

つまり、郵便局員が郵便物の仕分け作業を行う際、できるだけ正確かつ円滑に行えるようになっているのです。


郵便番号が正確に記入されていれば、

都道府県名や市区町村名、あるいは地域名すらも記入しなくても、町名以降からの記入をするだけで届くようになっています。

仮に郵便番号の記載がありませんと、郵便物の仕分けに時間がかかり、相手への到着も遅れることが考えられます。

以上のように、郵便物を迅速かつ正確に届けて頂くためにも、郵便番号はとても大切なわけです。


スポンサーリンク


 まとめとして

郵便番号は通常ですと横書きで書きますが、それは必ずしも決まりではないわけですね。

縦書きにして明瞭に書いておけば、宛先には届くということです。

書き方としましては、縦書きにする場合は漢数字を用いた方が良いわけです。


ただし、これも必ずそうしなければならないという決まりではなく、アラビア数字を縦に並べて書いても宛先にはちゃんと届きます。


必ずこのようにしなければいけないという決まりはないとしても、

書式に合わせた数字の記入を行っていれば、お相手には、

「一般的なルールを知っている」

と思ってもらえるかもしれませんね。


ビジネスでの郵送や目上の方への送付であれば、

迷わず、郵便番号は横書きで書いて出しましょう。

スポンサーリンク