スマートレターを利用されるという方は結構多いのではないでしょうか。
日本郵便のサービスの一つのスマートレターはとても安くて、
ちょっとした荷物や手紙はもちろん、信書を送ることもできます。
ネット通販やオークションで落札した荷物の発送にも便利です。
ただし、このスマートレターには追跡サービスがなく、補償もついていません。
それは何故だかご存知でしょうか?
また、追跡もできず、補償もされない方法で荷物を送る利用目的とは?
この記事ではそうした点についてお話したいと思います。
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このページの目次
スマートレターとはどんなサービス?
スマートレターとは、日本郵便のサービスの一つで、スマートレター(専用封筒)
購入するには、
全国の郵便局やコンビニエンスストア等の切手類販売所(一部を除きます)
また郵便局のネットショップで購入できます。
申込書等のビジネス書類の送付や、小さなプレゼントをメッセージと共に送付したりすることができます。
参考サイト:スマートレターは速達並みの配達日数なのかその利用方法のご紹介
スマートレターに追跡サービスと補償がないのは何故?
日本郵便のゆうパックには無料で追跡サービスも補償もついています。同じ日本郵便のサービスのスマートレターには、どうしてそのようなサービスがないのでしょうか。
その理由は、単にスマートレターの料金が安いからなのです。
ゆうパックの場合ですが、送る荷物のサイズと配送距離で料金が決まります。
その料金も、たとえ小さな荷物であったとして、一番近い距離へ送ったとしても610円かかってしまいます。
それに対しスマートレターは全国どこでも一律180円の送料で済みます。
つまり、スマートレターの場合、北海道から沖縄に送っても180円で済むわけです。
もし、追跡サービスを利用したいといいましても、
追跡番号をバーコードで読み込み
↓
インターネット上にある追跡システムにあげる
その手間はかかります。
スマートレターの安い料金では、その労力に見合わなくなってしまうわけです。
追跡もできず補償もないスマートレター利用の意味と注意点
スマートレターの利用者の多くは、そのような人達は、送料を安くすることで、落札者あるいは出品者の金銭的な負担を減らし、取引量がより増えることを願っています。
ですから、できるだけ通販サイトやオークションサイトで、安く送れればそれに越したことはないわけです。
しかし、スマートレターが料金的に安いという理由で利用しても、配送中の破損や紛失に対する補償はありません。
落札者にとっても配送中の商品が今どこにあるのかを追跡することもできず不安になります。
ですから、スマートレターを利用する際は、
小さな荷物でも、高額な商品を送るのには向いていないということになります。
スマートレターのお届け日数はどれくらい?
スマートレターは、料金がとても安く追跡サービスもついていないものですが、その配達までの日数は、定形郵便や定形外郵便などの普通郵便と同じです。
スマートレターが配達されるまでの日数の目安としましては、
発送された、翌日か翌々日になっています。
ゆうパックの場合も同じ配達日数になりますが、
ゆうパックですと平日の他、土曜・日曜・祝日も配達してくれます。
スマートレターの場合は、平日と土曜日だけの配達になります。
スマートレターはどんな時利用できる?
スマートレターはとても安く、配達日数も他の郵便と変わらない便利なサービスではあります。ただ、追跡もできず補償もされないことを考えますと利用には限りがあるといえます。
まず、高価なものを送ることができませんが、
手紙やビジネス上の書類、それもあまり重要ではないもの、
また比較的安価なものを送るのには向いているといえます。
小さめな荷物ではあったとしても高価なものを送る場合には、
追跡サービスも補償もついていて、土日祝日にも配達してくれるゆうパックを利用する方が安全で安心はできます。
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まとめとして
スマートレターには追跡サービスや補償が付いていないのはどうしてか?という点についてお話しました。
ズバリ、その答えは料金が安いからということでした。
比較的安価であまり重要でない荷物や書類を送るのには適していますが、
小さくても高価なものや、重要な書類などを送るには適していないといえます。
万が一破損したり紛失したりしてしまったら探すこともできませんし、補償もして貰えません。
切手を貼る手間もなく安くて便利なスマートレターですが、賢く上手にご利用くださいませ。