海外への年賀状の書き方


年末になるとそろそろ準備しなければ、と焦ってくるのは年賀状かもしれません。

親しい友人や親族、会社の同僚などたくさんの人に年賀状を出すという人も多いのではないでしょうか。

その中で、

「海外に住んでいる知人に年賀状を出したい!」

という人もかなりいらっしゃるかと思います。


ところで、その、

海外へ年賀状を出す場合の書き方はどうすればいいのだろう?

と迷うこともあります。


それで、この記事では海外への年賀状の出し方や注意点についてお話ししたいと思います。

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 海外へ年賀状を出す場合の宛先や自分の住所の書き方

海外へ年賀状を出す場合の手順をまとめてみました。


① はがきを横に置いて、印刷された切手が右上に来る状態で使用します。

② 62円の切手の絵が印刷されたところの下に8円切手を貼ります。
(→ 航空便料金が70円のため)

③ 差出人の住所氏名を、はがきの左上部分に書く。

④ 受取人の住所氏名を、はがきの右下部分に書きます。

⑤ 空きスペースに、

「POST CARD」と「AIR MAIL」

と書きましょう。

文字はローマ字や英語、フランス語または送り先の国で通用する言語で記入します。


書き方の見本(アメリカへの送付)
海外への年賀状の書き方
差出人も宛先も架空のものです。

差出人は:
松本花子 
東京都豊島区池袋3丁目1-2-3
加賀沢荘 3F

宛先は:
ジョー ウィリアムズ
825 デザート トランペット フェニックス
アリゾナ 76548
U.S.A.

Fromやtoはあってもなくても大丈夫です。
普通はつけないことが多いかと思います。

その他注意点などですが、

もともと印刷されています、お年玉や宝くじの部分、「年賀」の文字などは消したり切り取ったりはしなくても大丈夫です。


印刷ソフトの、はがきのデザインキットがありますが、
こちらで、海外あての年賀状に適した宛名などを印刷することはできません。

日本国外では、日本郵便が提供している年賀状特別便(元日の配達)の取り扱いなどはありません。

また、お年玉商品の交換は日本国内の郵便局でのみ扱われます。


そして、年賀はがきでなくても、私製はがきや絵葉書でも70円で航空便として送ることができます。


 お年玉くじ付きのはがきを海外に送ってもいい?

そもそも、お年玉くじ付きのはがきを海外に送ってもいいのでしょうか?


現在におきましては、お年玉くじ付き年賀はがきが禁制品にあたるなどして没収されたり、返送されたということはありません。

また、外国の郵政庁等から指摘されたりすることもありませんので、問題なく配達されています。

ただし、届け先国の情勢によりましては状況が変化する場合もあり得ます。


お届け先の情勢や状況は、郵便窓口や日本郵便のホームページ等で確認してみましょう。


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 海外への年賀状を出すシーンとは?その注意点とは?

海外への年賀状の書き方
海外へ年賀状を出す場面には、どういったものがあるでしょうか?

  • 海外へ単身赴任しているお父さん
  • 現地でお世話になった海外の知人
  • 海外で仕事をしたりボランティア活動をしている人へ
  • こういった関係で、年賀状を出す機会が考えられます。


    その際の注意点などですが、

    宛先人の国名の下に下線を引いて出しますとわかりやすいでしょう。

    また、大きく”Season’s Greetings”と記します。

    こうすれば「年末の挨拶」や「年末年始の挨拶」ということで、郵便配達員にも伝わりやすいでしょう。


    上記で述べたように住所氏名や「AIR MAIL」、「POST CARD」などの表記しましょう。

    そして、70円分の切手が貼ってあれば郵便ポストにそのまま投函ができます。


    日本国内ように元旦に配達するという習慣は海外にはありません。

    元旦に届けたい場合は、相手先までの配達日数を日本郵便のホームページから確認してみましょう。


    以下のホームページにアクセスして、お住いの地域から海外のお届け先までの配達目安を確認することができます。

    お届け日数表(通常郵便物:航空便)


     海外には年賀状のようなものはある?

    年賀状といいますと日本独特の文化の一つといえます。


    しかし、海外でも似たような風習はあります。

    欧米などのキリスト教国では、12月になるとクリスマスカードをお互いが送りあいます。

    このクリスマスカードには、クリスマスの祝いと共に新年のあいさつを書くのが一般的です。


    クリスマスカードとは言いましても、最近では、

    ”Merry Christmas”の代わりに、

    ”Happy Holidays!”
    ”Season’s Greetings”

    と書かれることが多くなっています。


    ですから、その点では年賀状と似ています。


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     まとめとして

    海外への年賀状を送る際の書き方や注意点についてお話ししました、

    70円分の切手を貼れば、通常の年賀はがきでも私製はがきや絵葉書でも送ることができるということでした。


    送り方の手順のおさらいですが、

    まず、はがきを横にして使用し、切手の絵が右上に来るように書きます。

    自分の住所氏名は左上部分に書き、

    相手先の住所氏名は右下部分に書きます。

    「AIR MAIL」と「POST CARD」の文字を書き忘れないようにしましょう。


    また、相手国の国名の下に下線を引くとわかりやすいということでした。


    海外への年賀状発送にチャレンジしてみてください。

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