郵便追跡システムを利用するにあたり、どんな種類のもがあるのかご存知でしょうか。
郵便や荷物には追跡バーコードの付いているものと、付いていないものがあったりします。
付いているものについては伝票に印字されている番号を利用します。
また、付いてない種類については別途オプション(特殊取扱)で追跡バーコードを付けることができます。
というわけで、この記事では追跡番号のある郵便物にはどんな種類があるのかについてお話しましょう。
ネットを利用して追跡を行う際の参考になさってください。
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追跡番号のある郵便物等の種類
郵便物などに追跡番号があるものを種類分けしてみました。〇 最初から利用する伝票類に追跡番号が付いている種類の郵便物や荷物
〇 オプションを付けると追跡できるようになる種類の郵便物や荷物
・「特定記録(補償はありません)」
→ 引き受けた書面での記録と配達時のデータのみの記録をする。
・「簡易書留(補償はあります)」
→ 引き受けた書面での記録と配達時の手渡しの記録を書面で残す。
・「一般書留(補償はあります)」
→ 簡易書留に加え、輸送の記録も書面で残してもらえる。
(郵便法により現金又は貴金属は一般書留(現金は現金書留)とすることになっています。)
〇 配達時に追跡できるバーコードが付いた郵便物にはレタックスがあります
大事な郵便物を確実に届けて欲しい場合の追跡豆知識
大事な郵便物や確実に受取人に手渡して欲しい場合には、書留を付けて送るといいです。追跡用の書留番号やお問い合わせ番号は、利用者が把握しています。
ですから、相手から送ってもらう場合には、相手の方から通知を受けてください。
自分宛ての郵便物を追跡したい場合は、追跡番号のあるレターパックを返信用として先方に発送すると簡単でしかも安全です。
レターパックの追跡番号を控えておけば、「送った」「送っていない」等のトラブルも発生しません。
ゆうパックの場合は電子メールによる配達予告メール通知を利用することもできます。
郵便追跡データの流れを説明しましょう
郵便追跡のデータはどのような経過をたどるのかまとめてみました。1.引受登録
窓口で出した場合は窓口にて引受登録。
集荷やポストに入れた場合は集荷担当者や内務員が引受入力をします。
2.物流担当の郵便局から発送登録
一般書留のみ登録されます。
3.引受郵便局を統括する大きな郵便局での通過登録や発送登録
通過はゆうパックのみ、発送は一般書留のみ登録されます。
4.配達郵便局を統括する大きな郵便局での通過登録や発送登録
通過はゆうパックのみ、発送は一般書留のみ登録されます。
5.配達郵便局に着くと内務員が到着登録をします。
6.内務員が外務員に引き渡し、外務員が持ち出し登録をします。
7.配達員が訪問し、不在の場合には不在登録がされます。
8.利用者が自動応答ダイヤルやWEBで再配達を依頼すると、再配達受付登録がされます。
9.希望の時間帯に配達員が訪問し、受取人に渡すと配達完了登録がされます。
追跡を行う上での注意すべき点
追跡を行う上での注意すべきことですが、
輸送の途中記録は一般書留とゆうパックのみが行われます。
簡易書留や特定記録、レターパック、ポスパケット等は、引受の次は配達到着になります。
また、ゆうパックの通過は自動仕分け機を利用している場合は自動登録になりますので、登録されない場合もあります。
尚、一般書留での発送の場合、どの郵便局で登録するかは事前の取り決めによって行われます。
先ほど、郵便追跡データの流れの説明で書きました内容補足になりますが、
仮に神奈川県川崎市21地域に該当郵便物があった場合、
(3番)引受郵便局を統括する大きい郵便局で登録するのではなく、
(4番)配達を担当する大きい郵便局(21川崎東)にて発送登録がされます。
必ずしも引き受けた郵便局の次が、引受郵便局のエリアの統括郵便局での登録にはなりませんのでご了承ください。
※ 追跡システムでは、どの郵便局宛へ発送しているかの情報は出てきません。
あくまでも到着した時点での登録となります。
より細かな発送途中の経過を残したいのであれは、配達証明のサービスを利用しましょう。
あくまでも到着した時点での登録となります。
より細かな発送途中の経過を残したいのであれは、配達証明のサービスを利用しましょう。
まとめとして
追跡番号で追跡できる郵便物についてみてきましたが、最初から利用する伝票類に追跡番号が付いているものや、
オプションを付けることにより追跡できるようになるものがありました。
ただしその種類によっては、
引受から通過までが細かく通知されるものと、
引受から到着までの間が省かれるものもあるということでしたので気を付けてください。