まな板11


料理を作る上で必要不可欠なもののひとつ、まな板。


まな板といいますと、木製のものが主流でしたが、最近は「カッティングシート」などと呼ばれるプラスチック製のものが主流になっているのです。


今や、まな板が100円で買える時代でもありますね。


でも、安いから良いという訳でもありませんので、今回は失敗のない「まな板の選び方」をご紹介します。

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 サイズで選ぶポイント

まずは、どの様なサイズのまな板を選べば良いのか?といいますと、できる限り


大きなまな板

を選ぶのをお薦めします。


余りにも小さいサイズのまな板ですと、切っているうちにまな板から具材が落ちてしまったりします。


また、切った具材をいちいち別の容器に入れなければならない等々、料理をする上で非常にストレスがたまったりするのです。


最適なのは、流しのへこんだ部分に置けるサイズのまな板です。


余りに大きすぎる場合はまな板を洗ったり、保管するのが大変になってしまいますのでご注意を!

そして、まな板を流しの上で使う場合は、薄いカッティングシートは使えませんので、木製のものを選ぶと良いでしょう。


まな板を流しに置きたくなかったりする場合は、プラスチック製のカッティングシートを流しやコンロの横で使うと良いでしょう。


中には折りたたみ式のものもありますので、収納にも便利です。

 木製のまな板で選ぶ

まな板3

次に選ぶポイントは、まな板の素材です。


木のまな板を使っている家庭もまだまだ多いかと思います。


この木製にするメリットとしては、材質にもよりますがプラスチック製よりも


  • 柔らかい
  • 包丁に掛かる負担が少ない
  • また腕に掛かる負担も少ない

  • などにより料理をしても疲れにくい事が挙げられます。


    また、まな板に乗せた具材がすべりにくいという点も木製の良さのひとつとなっています。


    デメリットとしては、


  • 木製ゆえに切り傷が付きやすい
  • そこから入った雑菌が繁殖しやすい
  • なので、メンテナンスをきちんとしなければならない点です。


    木製のまな板にも一枚板・合板の2種類があります。


    一枚板のものは、1枚の木材で出来てまして、水分の吸収と乾燥が自ずとされるので、非常に長持ちすると言われています。

    合板は、複数枚の板を重ねてできています。


    価格は当然一枚板の方が高くなりますが、重さは一枚板の方が軽いというメリットがあります。


    ただ、余りに価格差がありますので、長く使いたい場合は一枚板のものを、反対にこまめに替える場合は合板のものを選ぶと良いでしょう。


    木の素材ですが、檜、銀杏、柳などが主流となっています。


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     プラスチック製のまな板で選ぶ

    まな板2

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    最近ではプラスチック製のまな板を使われている方も多く、なんといっても木製よりも


  • 安価である
  • メンテナンスに手間が掛からない
  • という点が、最大の魅力となっています。


    そして、種類が豊富でおしゃれなものもあるというのも人気のポイントとなっています。

    また、衛生面でも漂白剤を使う事ができますので、殺菌が容易ですし、サイズによっては食器洗浄機に入れて洗うこともできます。


    それから具材のにおいが付きにくいというメリットもあります。


    逆にデメリットですが、


  • とにかく堅い為に包丁や腕に掛かる負担が大きい
  • 包丁も具材も滑りやすく、ストレスに感じる事もある

  • といえるでしょう。


    先ほども申し上げましたが、このプラスチック製まな板の種類ですが、プラスチック製故に加工が容易ということで、様々な形のまな板があります。

    中には目盛りが付いていたり、鍋に注ぎやすい様に、右側に傾斜が付いているものもあります。


     まとめとして

    ご紹介しましたように、木製・プラスチック製共にそれぞれの良さがあります。


    例えば一人暮らしであまり料理をしない様な場合はプラスチック製のものを選ぶと良いでしょう。


    値段が安く、買い換える際にも捨てやすいという点でも、プラスチック製が優れていると言えるでしょう。


    逆に毎日まな板を使う主婦の方などは、とにかく腕の負担を軽減する意味でも、木製のまな板を選ぶ事をお薦めしますよ。

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