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綱引きといえば、運動会の団体競技の花形といえるのではないでしょうか。
メンバー全体で息を合わせて力を入れる。
真の団体競技と言っても過言ではありません。
最近では、綱引きの全国大会だってあります。
全員の協力で、全員が主役になれるスポーツ、それが綱引きなのです。
では、この綱引きですが、ただ単に力の差で勝負が決まるのでしょうか?
いえいえ、そんな浅いものではありません。
綱引きには勝つための必勝法があるのです。
今回は、その綱引きに勝つためのコツをご紹介してまいります。
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綱引きで勝つために知っておきたい6つの大事なポイント
いくら必勝法があったとしても、まず勝つための基本が大事です。何事も基本が大事といいますから。
その基本を6つの項目に分けてみましたので説明していきましょう。
まず綱引きで重要なことは、力関係の中にあるバランスです。
つまり、並び方からして考えなくてはいけません。
綱引きを始めるにあたって、
「じゃあ、とりあえず綱を持ってください」
これでは、あまり効果的な作戦勝ちにはならないということです。
では、その基本となる並び方のポイントですが、
① まず、背の高い人はとりあえず前に並ばせましょう。
② そして背の低い人は後ろに並んでいただいてください。
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それと、人と人の間隔についてですが、
バラバラに短かったり長かったりという形ではやはりバランスが悪くなってしまいます。
③ それよりも、均一に幅を開けて並ぶことが大事です。
④ また、綱を持つときの立ち位置についてですが、これに関しては、自分が綱を引きやすい側に並んでください。
皆さん個々にきっと力を出しやすい立ち位置があるはずです。
さて、並び方の基本が分かったところで次は、綱引きの体重のかけ方の基本ですが、
⑤ 前方から後方へと力を移動させる流れで体重をかけるようにロープを引いていくと良いです。
⑥ また、その際にロープはできるだけ直線に張った感じになるよう意識してください。
つまり、横方向に体重をかけて引っ張るような姿勢や力の入れ方ではだめということですね。
最初は意識しなければできないことかも知れません。
でも、何回も練習を重ねるうちにチームワークといいますか、無意識にできるようになってきます。
綱引きで大切な6つのポイントまとめ
① 背の高い人はとりあえず前に並ばせましょう。
② 背の低い人は後ろに並んでもらう。
③ 均一に幅を開けて並ぶことが大事。
④ 綱を持つときの立ち位置は自分が綱を引きやすい側に並ぶ。
⑤ 前方から後方へと力を移動させる流れで体重をかける。
⑥ ロープはできるだけ直線に張った感じになるよう意識する。
斜めに倒れる!?ここは押さえておきたい基本のコツ
6つの大事なポイントを説明させてもらいましたが、コツなどをもう少し詳しくみていきましょう。体のことですが、綱引きをするときの身体の体制ってどうしたら良いと思いますか?
簡単に一言でいえば、テレビやネットでやってるあれですよ、あれ。
・・・と言いたいところなのですが、
具体的には身体をなるべく曲げないようにピーンと張って、全員が斜めになるようにします。
運動会で負けない綱引きのコツ詳細
その斜めになる角度ですが、90度の半分が45度ですよね。
たぶん、それよりさらに低い・・正確には言えませんが、30度ぐらいでしょうか?
そのぐらいの角度になるよう身体を斜めに倒してみてください。
また、斜め上を見るような感じで綱をひいてみてください。
シローとの方は上を見ながら綱を引くとバランスを崩してしまう場合があるので注意しながら引くようにしてくださいね。
これもまた反復練習の繰り返しで向上すると思いますので。
♪ 綱引競技の起源 ♪
「綱を引く」と言う事は、世界各地で古代より儀式と信仰から始まっていて、
・豊作を祈る行事
・争いごとを鎮める手段
・領土を獲得する為のもの
など、世界各地で様々な形態として見られます。
日本での「綱引」の歴史も古く、アジア諸国と同様、五穀豊穣や吉凶を占う儀式として各地で行われていて、現在も日本の各地で伝統行事として様々な形の綱引が数多く行われています。
有名な綱引としては、北は秋田、大曲の大綱引、南は沖縄、与那原の大綱引など、いずれも豊作、豊漁を占う催事として行われ、現在でも多くの地域で伝統行事として引き継がれています。
このように、神事、伝統的行事としての「綱引」が世界の各地で引き継がれて現在でも行われています。
また「綱引」は、明治以降国内各地で行われるようになった運動会の普及とともに、体育的行事の種目として現在でも広く行われています。
公益社団法人 日本綱引連盟
勝つためのさらなる必勝法は「声」をだすこと!
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ここで改めて、もう一つ勝つために重要なポイントがあります。
それは声を出すことです。
「え?そんなこと必要??」と思われたあなた、絶対必要ですよ!!
綱引きは競技かも知れませんが綱引きの全国大会が開かれるぐらいですからある種のスポーツなわけです。
スポーツといえば、皆さん、声をよく出していますよね??
たとえばハンマー投げの室伏さんとか、すごく声を出していますよね。
卓球の福原選手とかも声出しますよね。
なぜなのか?
おわかりの方も多いかも知れませんが、
声を出すことで人は脳内にアドレナリンが分泌されます。
それによって普段よりさらに上の力を発揮されることがあります。
よくいうことわざで「火事場の馬鹿力」というものがあります。
人は切羽詰まった状態のときなどに思わぬ力を発揮するのです。
ですから、声を出すということは自分で自分のリミッターを超えるようにするものなのです。
いつも以上の力が発揮できたりするというわけです。
ただ、声を出すということでひとつだけ注意点があります。
それは、声を全員で極力揃えるということです。
![声 綱引き](https://torendo-noto.com/wp-content/uploads/2015/06/072476-300x251.jpg)
いくら声をだしてもみんな内容がバラバラだったら集中できません。
そんな状態だと団結力など発揮できるわけがありませんよね。
なんでもいいんですが、力になるような言葉をみんなで声を揃えながら発してみてください。
それだけでも相手の威圧にも繋がるでしょう。
さらには皆さんの強さを倍増させてくれること間違いありません。
まとめとして
綱引きをする際には、いろんな状況があると思います。運動会であり、綱引きの大会であり・・・。
でも、いろんな状況の中でただひとつ言えることは、するからには
「勝ちたい!!」ではありませんか?
また、その勝つつもりでのぞまないと、よほど相手が弱くないかぎり勝てません。
チーム全員の勝つ気持ちが強くて、その気持ちが相手の上をいっていたとしたら・・・
それが実力以上の波乱を起こせることもあるのです!!
それがチーム競技としての綱引きの醍醐味でもあります。
今回ご紹介しました内容を実践され、みんなで勝つ喜びを味わってみませんか?
「関連サイト」綱引きを英語でルールの説明をしてスポーツの国際交流の橋渡しに!