年末調整とは? 計算のしかたを超初心者のために解説します

年末調整11


会社に就職して給料をもらっている方であれば年末が近づきますと次のような書類が渡されるはずです。


文面は、職場によって違うでしょうけど、だいたいの内容は同じと思われます。

社員各位

平成○○年分年末調整のお知らせ


本年度も年末調整の時期が近づいてきましたので下記の書類をご提出下さい。


1. 平成○○年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

2. 平成○○年分 給与所得者の配偶者特別控除申告書

3. 平成○○年分 給与所得者の保険料控除申告書

4. 平成○○年分 給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書


提出締め切り日:○○月○○日まで

                     担 当
                     総務部:税金花子



この書類を、初めて見て理解できる方がいるでしょうか?


事務員さんから「年末調整」の説明もあるでしょうけれど、会社に就職して初めての方でしたら、まず理解不能でしょう。


そんな方の予備知識として、超初心者にも分かりやすく説明していきましょう。

スポンサーリンク


 まず、年末調整の意味とは?


税金

年末調整とは何なのか?


調整というからには、「なにか計算して数字合わせをすることなのか?」
と思われた方は実にすばらしい発想です。


まさに、そのとおりで年末に数字合わせをすることなのです。


では、何の数字合わせなのか?


この答は、だいたいお分かりだと思われますが・・・。


答えは、税金です。


「年末調整」=「税金の数字合わせ」


なのです。


思い出して下さい、毎月給料の支給日に給料明細書を渡されたと思います。
その、給料明細書には、ちゃんと税金分が差し引かれていますね。


ここで重要なのは、毎月差し引かれた税金は、1年分の税金の前払いということなのです。


大切なことなので、もう一度いいましょう。


1年分の税金を、だいたいの予想を立てて毎月前払いをしているのです。


よく考えてみてください


だいたいの予想を立てて毎月前払いした税金と、実際の1年間の給料に対する税金が一致するでしょうか?


これは一致しません。


差額が発生します。


ですから、毎月前払いした税金と実際の1年間の税金の数字合わせをするのが、年末調整になります。


では、その差額とやらは何が原因で発生するのでしょう。


まず、


先ほどいいましたが、毎月差し引かれる税金がだいたいの予想した金額であること。
それから、大切なのは、各種の「控除」があることなのです。


控除というからには、「差し引くこと」なのです。


スポンサーリンク


 おおざっぱな1年間の税金の計算のしかた

では、各種控除金額を差し引く計算のしかたを見ていきましょう。


「皆さんがもらった給料(1年間)」ー「各種控除金額」=「税金の掛かる給料の金額」となります。


そして


「税金の掛かる給料の金額」×税率=「1年間の納める税金」なのです。


そこで、またまた大事な部分ですが


①の計算式をよく見つめて下さい

「各種控除金額」が大きくなると、「税金の掛かる給料の金額」が小さくなります。


「税金の掛かる給料の金額」が小さくなれば、「1年間の納める税金」の金額も小さくなるという仕組みなのです。



もうあとは、「各種控除金額」とは何か?

ということですね。


もうお気づきですね


冒頭に出てきた、各社員に配られた、「平成○○年分年末調整のお知らせ」にその項目が書いてあるということなのです。


もう一度、それぞれを見ていきましょう。


税金

 ごくごく簡単な控除金額の説明


それぞれの控除項目が、どのような内容なのか簡単に説明します。


1) 平成○○年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

  ・年の途中で結婚された時の「配偶者控除」。

  ・結婚されてる方で子供さんが生まれた時の「扶養控除」など。



2) 平成○○年分 給与所得者の配偶者特別控除申告書

  ・配偶者がパートなどで給料があっても、一定の金額以内であれば「配偶者特別控除」があります。



3) 平成○○年分 給与所得者の保険料控除申告書

  ・郵便局や保険会社に各種保険に加入していたら、その掛け金の金額によって「保険料控除」があります。



4) 平成○○年分 給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書

  ・住宅の新築や増改築をして、銀行でローンを組まれた場合に、そのローンの年末残高の金額に応じて「住宅借入金等特別控除」があります。



該当する控除があればかならず税金は安くなってきます。


安くなれば、前払いした税金の合計との差額が戻って(還付)くるという仕組みなのですね。


 まとめとして


なかには、先ほどご紹介しました控除項目がどれもまったく該当しないという方もおられるでしょう。


でも、毎月給料から差し引かれた税金は、だいたいの予想で前払いしていますので12月にはいくらかの税金が戻って(還付)きますので楽しみにされてください。



スポンサーリンク


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ