家を留守にする方は郵便物の管理ができません。
しかも、毎日郵便がたくさん来る人にとっては郵便受けが満杯になったりすることもあるでしょう。
そして何度も確認するなんてことも必要になってきたりします。
そんな方には私書箱という郵便局内に設置された、鍵付きロッカーに郵便物を入れてもらうという方法があります。
私書箱の利用の仕方や注意点などをまとめてみました。
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私書箱の作り方
私書箱は郵便局内に設置された鍵付きのロッカーになります。なので郵便局内にある程度のスペースが必要になります。
ですからすべての郵便局にはなく一部の郵便局でしか利用できません。
つまり、設置のための面積を確保できる郵便局でのみ利用可能ということになります。
さて「私書箱の作り方」とありますが正確には郵便局との契約になります。
利用のためには、
◯ まず郵便局に私書箱の空き状況等を確認して
↓
◯ 利用請求書を提出する。
(→郵便局にある)
という手順になります。
申請後、約1ヶ月間は郵便物がどれだけ配達されているのか調査されます。
その後、私書箱の利用を承認するかどうか決定され本人に通知されます。
また、未成年でも利用は可能となっていますが利用の目的などしっかり説明できるようにしておきましょう。
詳細は最寄りの私書箱のある郵便局に確認をとられることをオススメしますが、ザックリと私書箱を作るための条件を書いてみます。
1) 半年以上利用すること
2) 郵便物を可能な限り溜めずに受け取れること
3) 毎日、一定以上の通数があること
この条件を合格すれば利用するための利用料は無料となっています。
ただ、毎日何十通もの郵便はなかなかありませんので一般人の方がパスするのは難しいかもしれませんね。
また、料金が無料ですので私書箱を利用しようにも空き待ちの状態が多いようです。
私書箱のメリットやデメリット
まず私書箱のメリットですが① 紛失や誤配を減らすことができること
② 郵便物を速達の速さぐらい早く受け取れること
③ ○月△日いっぱい到着締め切りのような場合、△日の24時にも受け取り可能
といったそれぞれ大きなメリットがあります。
反対にデメリットとしては
① 自宅に届くわけではないため受け取りに行かなくてはならない手間がある。
② 特別送達と選挙郵便などの「現地配達のみの場合」のものは私書箱には行かないので注意が必要。
③ 信頼性から郵便局の私書箱はどこも満杯で空き待ちとなっているところが多く利用しようにも利用できないといったところが多いです。
④ 宛名に「私書箱○○号」と表記されますので実住所ではないと判明してしまう。
空き待ちが多々あるようなので、どうしても私書箱にしたいという方は郵便局以外に私設の私書箱を利用するという選択肢もあります。
ただ、私設私書箱の利用を検討される場合に、沢山ある私設私書箱のどれを選べばいいか分からない場合もあります。
そんな方には私設私書箱の実績を重視なさってください。
あくまで私設ですので紛失や盗難など様々な事象が起きうることもあります。
それを未然に防ぐためにも実績がある私設私書箱にするのは、選出方法の最低限のポイントとなります。
私設私書箱とは?
簡単に言いますと、郵便物や宅配物の受け取りを代行で行うことです。
私設私書箱は民間業者により運営されていますが料金が必要です。
利用には身分証などにより本人確認が取れれば誰でも利用することができます。
私設私書箱の契約により、貸し出された住所を利用して封書・ハガキ等の一般郵便物から宅配便の受け取りができるようになります。
私設私書箱で受け取ってもらえないもの
・銀行通帳と銀行カード
・特別送達郵便
・内容証明郵便
・危険物(火薬物など)
・冷凍品や冷蔵品
・生きているもの(動物等)
・現金書留 ←数少ないが受け取ってくれる業者もある
簡単に言いますと、郵便物や宅配物の受け取りを代行で行うことです。
私設私書箱は民間業者により運営されていますが料金が必要です。
利用には身分証などにより本人確認が取れれば誰でも利用することができます。
私設私書箱の契約により、貸し出された住所を利用して封書・ハガキ等の一般郵便物から宅配便の受け取りができるようになります。
私設私書箱で受け取ってもらえないもの
・銀行通帳と銀行カード
・特別送達郵便
・内容証明郵便
・危険物(火薬物など)
・冷凍品や冷蔵品
・生きているもの(動物等)
・現金書留 ←数少ないが受け取ってくれる業者もある
こんな方に私書箱の利用をおすすめします!
スポンサーリンク私書箱をおすすめしたい方ですが
まず転居の多い人にはオススメです。
というのも固定した住所があったほうが何かと便利なのと、転居に伴う様々な変更手続きを減らすことができるためです。
転居の多い人にとっては転居にともなう手続きの負担を減らす1つの手段になってくれるでしょう。
また私書箱は同居している人には見られたくない郵送物を受け取るために利用することもできます。
そして起業する場合ですが会社の事務所は必要になります。
その事務所を構えることなく、私書箱による固定された住所を入手し開設することができるのです。
このように私書箱は郵便物の受け取り以外にも扱い方によってはさまざま活用できることでしょう。
また固定の住所があることの利便性は多種多様となります。
まとめとして
ご案内のように郵便局の私書箱は①郵便物などを受け取る場所
②固定された住所が確保できる
という2点の大きな利便性を得ることができるということになります。
しかしそのための審査や条件がありますし、郵便局の場合は個人の方では審査が厳しいのと同時に私書箱自体が満杯で空き待ちになっていることが多々あるということです。
そのため私設の私書箱も視野に入れて検討をされ、信頼や実績のある私書箱選びが利用していく点でとても大切な要素となります。
一時的または短期的に私書箱を借りるのであれば、料金は発生しますが是非私設の私書箱も検討されてみてはいかがでしょうか。