車を運転していると、
「なんだかアクセルが重い感じがしてスピードがでない!」
「ハンドルも重く感じていつものように軽快に操作ができない!」
なぜだろう?
と思ってタイヤを見てみたら空気が抜けて平らになっている・・・
パンクだ!!
ということがありますよね。
でもどうしていつの間に?
今回は、その知らないうちにパンクしてしまう、4つの大きな原因をご紹介します。
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このページの目次
① 釘やとがったガラス片などがタイヤに刺さってパンクに
車のタイヤがパンクする原因の一つ目ですが、タイヤのトレッド面(接地面)に、
このパンクは前輪より後輪に起こることが多いです。
どう言うことかといいますと。
走行中に前輪が釘などを踏んで立てた状態になる。
↓
それを後輪が踏みつけて刺さるわけですね。
最近のタイヤは釘などが刺さっても、空気はすぐ抜けない構造になっています。
なので、釘が刺さってからすぐパンクになるわけではありません。
空気は時間がたつにつれ抜けていき、やがてパンクに気づくことになります。
タイヤは釘などが刺さりにくく、刺さっても空気が抜けにくい構造になっています。
② タイヤの側面を縁石などにこすりつけるとパンクの原因に
車のタイヤがパンクする原因の二つ目は、縁石があるのを知らずにバックをしたときなど、
次の画像のような場合、左に小さく回ろうとすると後輪が花壇の縁に当たる。
↓ ↓
見た目には特別支障がなさそうなので、そのまま放っておくという人も多いのではないでしょうか。
でも、衝撃によってタイヤにはダメージが生じています。
知らず知らずのうちに空気圧がどんどん下がっていき、
やがてパンクしたりバーストしてしまうことがあります。
もし、タイヤを縁石などにこすってしまった場合は必ずタイヤの専門店などで見てもらい、
空気圧のチェックをしましょう。
※ バーストとは走行中に突然タイヤが破裂する現象。 (詳細は後述していますので)
③ ホイールリムが変形しているとパンクしやすい
車のタイヤがパンクする原因の三つ目ですが、ホイールリム(ホイールの外周部分)が変形している状態で、
タイヤに丈夫なリムガードが付いているものもありますが、
衝撃によって、時々リムだけが変形してしまうことがあります。
また、タイヤとホイールで気をつけたいのは、
ホイールとタイヤのサイズはきちんとあった物を使用してください。
それから、
車軸ごとに同じサイズで同じ種類のホイールを装着しましょう。
リムガードとは
ホイルの耳の部分が傷が付きにくいように、タイヤの側面に出っ張りが有るもの。
縁石などでタイヤをすったりしてアルミの耳の部分が当たれば簡単に傷が付いたり変形します。
なので、その部分をタイヤのリムガードで当たりにくくして傷の防止をしています。
ホイルの耳の部分が傷が付きにくいように、タイヤの側面に出っ張りが有るもの。
縁石などでタイヤをすったりしてアルミの耳の部分が当たれば簡単に傷が付いたり変形します。
なので、その部分をタイヤのリムガードで当たりにくくして傷の防止をしています。
④ タイヤの空気圧が適正でないと起こるバーストの怖さ
車のタイヤがパンクする原因の四つ目ですが、高速道路を走行する際、高速で連続走行をしますので、タイヤに大きな負荷がかかります。
それでパンクしてしまうことも多いわけです。
特に高速道路の走行時にタイヤの空気圧が低い状態ですと、
タイヤが大きくたわんでしまうのです。
そうするとタイヤは熱を持ちバーストしてしまうこともあります。
セルフ方式のガソリンスタンドが増えてきて、専門知識をもった店員に空気圧の点検を行なってもらう機会も減ってきています。
高速道路の走行をする前には必ず空気圧のチェックを忘れないように!!
バーストとは?
タイヤが激しく発熱し強度低下になったとき、
あるいは外部からの衝撃で傷つき引き起こされるタイヤの破裂。
タイヤの空気圧不足が原因になるほか、
長時間の高速走行による異常発熱でも発生の可能性がある。
タイヤが激しく発熱し強度低下になったとき、
あるいは外部からの衝撃で傷つき引き起こされるタイヤの破裂。
タイヤの空気圧不足が原因になるほか、
長時間の高速走行による異常発熱でも発生の可能性がある。
次の動画でバーストの怖さがよく理解できます。必見です!!
タイヤがパンクしたらどうしたらいいの?外さず修理もできる裏技
タイヤがパンクした場合には、ご自身で車載のスペアタイヤに交換するか、さて、パンクの修理には2つの方法がありますが、
① タイヤの外側から溶剤を塗ったゴム状の修理材を穴に差し込んで直す方法です。
② タイヤをホイールから外して、パンクした穴の内側の表面をかるく削り、特別な溶剤を張り付ける方法です。
後者の方が金額は高くなります。
それから、パンクの修理を依頼する場合は、必ず修理費用や修理内容の確認をしてから依頼をしましょう。
♪ タイヤを外すことなくパンク修理が可能な裏技 ♪
パンクしたタイヤをスペアタイヤに交換をするのも、ジャッキアップなど結構面倒な作業があります。
ネジも固く締まっていてなかなか緩んではくれません。
そこでタイヤを外すことなく、タイヤ内に修理剤を注入してパンク箇所を直す方法もあります。
価格は修理代よりやや高めですが、急ぎの時や地理の分からない場所では重宝するんではないでしょうか。
是非お試しを!!
パンクの修理代はどれくらいかかるの?パンクしたときの注意点は?
車道に車を停車させる場合は、停止表示板で安全確保も忘れないように!!
◎ タイヤを脱着しないで修理できる場合は ⇒1本1000円前後になります。
◎ タイヤを脱着しなければ直せない場合は ⇒1本1500円前後になります。
◎ ホイールが特別なものだった場合は ⇒1本2500円前後かかります。
ところで、パンクに気づいたときの対処の仕方や注意点ですが、
パンクに気づいたら、すぐに停車し、できるだけ走行しないようにしましょう。
パンクしたタイヤで無理に走るとホイールが変形したり、
タイヤそのものがダメになって、タイヤを丸々新しいものに交換しなければならなくなる場合があるからです。
そうなりますと数万円から数十万円の費用がかかってしまいます。
女性にも分かる日常のタイヤの点検で大切な4項目
スポンサーリンク日常のタイヤの点検で大切な4項目をご紹介しましょう。
① 溝の深さ
スリップサインで溝の深さが十分であるかをチェックする。
スリップサインとは、
タイヤの使用限界のサインで、溝が1.6mm以下になると現れます。
スリップサインが現れたタイヤは法律上使用出来ないことになっています。
(→ タイヤサイドに▲印があり、その印の接地面側にスリップサインが出てきます)
② 空気圧
空気圧は、低すぎても高すぎてもいけません。
カーメーカーが指定した空気圧に調整しましょう。
指定の空気圧は、運転席のドア開口部に明記されています。
また、空気圧はタイヤが冷えている時に測定してください。
③ 偏摩耗(異常な摩耗)
タイヤの接地面に極端にすり減っている箇所がないかを点検してください。
タイヤの取り付け場所の交換によるローテーションで 偏摩耗を防ぐこともできます。
タイヤの手前が極端にすり減っている。
↓ ↓
④ ひび割れ、キズ(亀裂、損傷)
タイヤに亀裂や損傷、クギ、石、その他の異物が刺さったりしていないか、
またサイドや溝の底にひび割れがないかを点検しましょう。
タイヤはゴム製品のため劣化をします。
なので古くなったタイヤはひび割れを発生します。
たとえ溝が残っていてもひび割れが発生したタイヤは早めの交換が必要です。
タイヤの側面にひび割れが発生している。
↓ ↓
まとめとして
せっかくのドライブもパンクのせいで一気に興ざめしてしまいます。パンクは普段からのちょっとした心がけで防ぐことができるものです。
例えば、車に乗る前に、まずはタイヤのチェックを癖づけるのはとてもいいことです。
車の走行にはタイヤが一番大切なものですから大事にしましょう。
毎日楽しく、安心して運転してくださいますように。