「最近、物忘れが激しくなってきた。もう歳だな・・・」
こんな台詞をよく耳にするかと思います。年齢を重ねていく上で、どうしても記憶力が落ちてしまう事は否めませんよね。
記憶力を簡単にアップできる方法があれば、早いうちから試してみたいものですが、何か良い方法があるのでしょうか?
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記憶力をアップさせる3つの方法とは?
それでは、記憶力をアップさせるには、どの様な方法があるのでしょうか。①まずは「音楽」です。
一般的には、クラシック音楽が記憶力アップに効果があると言われています。
特にモーツァルトの曲が記憶力アップに効果があるとされています。
その他にもベートーベンやバッハなどの曲も効果があるとされています。
それでは、クラシックがOKであれば、J-POPとかでも良いのでは?
とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、歌詞つきの音楽では記憶が妨げられてしまいますので、ご注意を!
②次に「香り」です。
これは、記憶を司る「海馬」が香りによって刺激され、記憶力が上がるとされてます。
特にバラやジャスミン、カモミール、レモンなどの香りに記憶力アップの効果があるとされています。
但し、香りが記憶力アップに良いとされている根拠は不明のようです。
③そして「食べ物」で記憶力を上げる方法もあります。
記憶力を上げるのには「ブドウ糖」が適しており、脳に与えられる唯一のエネルギー源とも言われています。
ブドウ糖が多く含まれている食べ物としては、ぶどうや柿などの果物やハチミツがあります。
また、ビタミンB1やB6も記憶力アップに効果があると言われていまして、魚に多く含まれるDHAは、年齢による記憶力の低下を防ぐとされているのです。
意外と早くから始まる「記憶力」の衰え
記憶力が衰えた、と感じたのはいつ頃からでしょうか。
最近、記憶が定かでなくなったし記憶力も衰えた、イコール認知症にも繋がる・・・
と感じている方も多いかと思いますが、実はこの記憶力の衰え、30代後半から始まると言われています。
記憶力のピークは25歳前後でして、そこから10年近くは記憶力がキープされるのですが、30代後半から緩やかに記憶力の衰えが始まるのだそうです。
記憶力には
①一時的なもの(見たり聞いたりして、考える記憶力)
②長期的なもの(自宅の住所や電話番号など)
の大きく2種類に分かれ、長期的な記憶力に関しては、その力が60代前半くらいまで上昇するのです。
なるほど、昨日の食事や着た服がなかなか思い出せないけれども、自分の住所や電話番号は忘れない、という事がよく分かりますね。
またお年寄りは昔の事をよく覚えていると言いますが、これも長期的な記憶力があまり衰えていないという事を意味していますね。
記憶力を衰えさせる習慣はあるの?
意外にも、私たちの生活習慣の中に、記憶力を衰えさせる要因となる習慣があります。
それは
「脂質の高い食事」については、現時点では人間への影響については不明ではありますが、マウスを使った実験では脳内に悪影響が見られたそうです。
成人病にもなりかねませんので、食習慣を考えてみましょう。
「ストレス」は、脳内で「コルチゾール」というホルモンを発生させ、脳内の働きを鈍くして、記憶力が悪化させる事があるのです。
ストレスは貯めすぎず、適度に発散させる事で、脳の健康を保つ事ができます。
そして「喫煙」ですが、言うまでもなく血液の循環に悪影響を与えますので、自ずと脳に巡る血液量も減少してしまい、脳機能が悪化してしまいます。
百害あって一利なし。すぐにでも禁煙を始めましょう。
まとめとして
ご紹介しましたように、記憶力を上げる方法は様々ありました。でも、まずはあなたの記憶力の低下を妨げる生活習慣を見直す事から始めてみてはいかがでしょうか?