平日は毎日仕事に行き、夜も遅くまで帰れないという人はたくさんいます。
それに一人暮らしなら、用事があってもなかなか出かけることもできません。
中でも住民票の写しを取得しなければならないときは、
「仕事が休みの時に取りに行けたらいいのに・・」
と思っている人は多いはず。
ご安心ください!
実は住民票は土日でも発行されていてその写しの取得ができます。
今回は土日に住民票の写しを取得する方法についてお話ししたいと思います。
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このページの目次
住民票の写しを郵送してもらう方法
住民票の写しは郵送で取り寄せることができます。その方法ですが、
① まずは、各市町村区役所のホームページから、住民票の写しの請求書類をダウンロードします。
ダウンロードした請求書類を印刷し、必要事項を記入します。
請求者の本人確認ができる証明書として、
また、事務手数料もホームページから確認して準備してください。
② 郵便局で予め
・定額小為替(事務手数料の額)
・封筒(現金書留封筒ではなく一般の封筒でOK)
を購入しておき、必要事項を記入したうえで以上のものを封筒に全て入れます。
また切手を貼った返信用の封筒も入れ忘れないようにしてください。
③ 送付先ですが、ご自身の自治体の住民課に送付します。
時には本人の委任状や請求する理由について記載した書面が必要になることもありますので、ホームページでチェックしましょう。
だいたい一週間から10日位で送られてきますので、余裕をもって請求しましょう。
もしどうしても急ぐようなら速達で出し、返信用の封筒も速達にして見合った額の切手を貼りましょう。
またダウンロードや印刷ができない場合は手書きの用紙でも請求は可能です。
その際には書き方等を住民課に一言問い合わせてください。
電話で予約して住民票の写しを取得する方法
各自治体にもよりますが、電話予約で受け付けて、土日祝日や夜間に住民票の受け渡しのサービスを行っているところもあります。平日の業務時間内に電話で申し込みをしておく。
↓
業務時間外でも住民票の受け取りができるサービスです。
このサービスが可能か、その点に関しましてはホームページで調べてみるか、電話で問い合わせをなさってください。
コンビニで住民票の写しを取得する方法や料金
2016年からマイナンバー制度が始まりましたが、そのマイナンバーカードがあればコンビニで住民票の写しを取得することができます。
なので、まずはマイナンバーカードの交付をしてもらう必要があります。
コンビニでの手順ですが、
マイナンバーカードをコンビニへ持って行きます。
↓
マルチコピー機のメインメニュー画面で「行政サービス」を選択する。
↓
あとは画面に従って操作をしていき、手数料の支払いをすると住民票の写しを取得できます。
以前は住民基本台帳カードで発行してもらえましたが、現在そちらは廃止になりました。
また、各市町村区役所によりコンビニでの交付サービスを行っていない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
注意したいのは住民票であっても、すべての種類が交付できるわけではありません。
例えば東京都目黒区での場合ですが、
下記の項目に該当する場合ですと、コンビニ交付サービスでは証明書を交付できません。
★ マイナンバー(個人番号)および住民票コードを記載したもの
★ 前々住所等、住所の異動履歴を記載したもの
★ 氏名変更履歴、通称の履歴を記載したもの
★ 転出や死亡などで除票となったかたを記載したもの
★ 転出の手続きをされたかた(転出予定者を含む)
★ 転出予定者と同一世帯のかた(転出予定者が転出されるまでの間)
★ 発行制限をかけているかた
★ 改製原住民票など最新以外のもの
これらは、窓口で交付申請をすることになります。★ 前々住所等、住所の異動履歴を記載したもの
★ 氏名変更履歴、通称の履歴を記載したもの
★ 転出や死亡などで除票となったかたを記載したもの
★ 転出の手続きをされたかた(転出予定者を含む)
★ 転出予定者と同一世帯のかた(転出予定者が転出されるまでの間)
★ 発行制限をかけているかた
★ 改製原住民票など最新以外のもの
さらに、コンビニであっても住民票の写しの交付には時間が限られています。 利用可能時間についても各市町村区役所に問い合わせをしてください。
最後にコンビニ取得での手数料を表にしてみました。
※ 住民票以外もコンビニで証明書等の取得が可能です。(東京都目黒区)
取得できる証明書 | 手数料 |
---|---|
住民票の写し | 200円 |
印鑑登録証明書 | 200円 |
戸籍(全部・個人)事項証明書 | 350円 |
戸籍の附票の写し(全部・一部) | 200円 |
公務の仕事なのだから土日祝日に営業できないのだろうか
行政機関は公務の仕事なのだから土日祝日に営業できないのだろうか?
こんなことを考えたくなる人は結構いるのではないでしょうか。
市民のために市民から得た税金からお給料を貰って仕事をしているのだから、そのくらいしてもいいのではないか、と思いたくなることもあるかもしれません。
実際そのようにしている公の仕事は多々あります。
例えば、警察や消防署、公立の美術館や動物園や図書館など。
でもこうした仕事は交代制や休館日などで人員のやりくりはできるのですが、住民課などのような窓口業務は財政難による人員削減が行われており、不可能なのだとか。
議会で予算を増額してくれるか、割り増し手数料を承認してくれない限り無理なようです。
納税者が賛成するならそういうことも可能になるかもしれませんね。
まとめとして
普段生活をしている中で住民票の写しが必要になることは結構あるものです。家族がいて、代わりに取りに行ってくれる人がいればは別ですが、有給休暇を利用してまで取りに行くというのも大変な話ではあります。
でも窓口にわざわざ行かなくても取得できる方法があって本当に助かります。
ご紹介した中でご自分にあった、一番都合の良い方法をお役立てて取得されてみてくださいませ。