毎日子育てに奮闘しているうちに、赤ちゃんはどんどん、すくすく育っていきます。
赤ちゃんが月数を重ねるごとに、できることも次々増えていきます。
そして、生後3,4か月も経つと気になるのが赤ちゃんの首すわり。
周りの同じ月齢の赤ちゃんが、もう首が座ったという声も聞こえ始めてきます。
すると、
「うちの子はまだかな?」
「いつ首が座るんだろう?」
「もしかしてうちの子はよその子と違うのかな?」
そんな焦りを覚えるのはみんな同じことです。
それで今回は赤ちゃんの首すわりはいつからどのように見られるようになるのかをお話ししましょう。
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このページの目次
赤ちゃんの首が座るのはいつ頃から?
赤ちゃんの首が座るのは、たいていは生後3,4か月位で首が座り、自分で頭を支えられるようになります。
但し、個人差はありますので、必ず3,4か月になれば首が座るものだとは考えないでください。
発育の早い子ですと、2か月頃から首すわりの兆候が見られる赤ちゃんもいます。
そして、たいていは4,5か月頃にはほとんどの赤ちゃんの首が座ってきます。
もし6ヵ月を過ぎて、7か月になっても首が座っていないようであれば小児科を受診してみるのもいいでしょう。
簡単な3つの方法で赤ちゃんの首が座ったと判断できる!
赤ちゃんは日に日に成長しています。なので、昨日はできなかったことが、今日は出来ているということもあります。
首が座っていることも気づかないうちに、いつの間にか座っているということがあります。
ですから、首が座っているのかどうかを知る方法をわかるのは必要なことと言えます。
そこで、首が座ったと判断できる方法を3つご紹介しておきましょう。
① まず、赤ちゃんをうつぶせに寝かせてみるのは一つの判断の方法です。
うつぶせの状態で、赤ちゃんが床から自分の頭を持ち上げる事ができれば、だいぶ首の筋肉が発達してきている証拠といえます。
その際、腕で床を押すように胸から頭を持ち上げているようであれば、首以外の筋肉の発達も見られます。
② また、赤ちゃんを仰向けに寝かせて、両方の二の腕のところをつかんで持ち上げてみましょう。
体が持ち上がるのと同時に頭も一緒に持ち上がるようであれば、首が座っていると言えます。
但し、決して強く勢いをつけて持ち上げたりしないよう気を付けましょう。
③ もう一つは、赤ちゃんを縦に抱っこして、ちょっとだけ赤ちゃんを後ろの方へ傾けてみる方法もあります。
自分で首をしっかり支え、重力に逆らえるようであれば首が座っていると言えます。
この際も赤ちゃんの首と頭をすぐに支えられるような態勢で行ってください。
生まれたばかりの赤ちゃんはどうして首が座っていないの?
生まれて間もない赤ちゃんの首の筋肉はまだ発達しておらず、自分で自分の頭を支えることができません。それで、赤ちゃんの首と頭を一緒に支えて抱っこしなければならないわけです。
仮に何の支えもなしに抱っこをしてみると、
首が「かくんかくん」と下や横に落ちてしまいます。
とはいえ、そのことを試してみたりはしないで下さいね。
とても危険ですから。
また、この時期の赤ちゃんは自分の意志で筋肉に力を入れて、思い通りに動くことができないので、向きたい方向に頭を向けることもできません。
赤ちゃんの体の筋肉は徐々に発達していきます。
普通、赤ちゃんの運動機能は頭に近い所から発達していきますので、最初に首周りの筋肉が発達していくことになります。
首すわりが遅いと思うならどうしたらいいの?
生後5か月を過ぎても首すわりの兆候が見られないと、ちょっと不安になるものです。
でも個人差はありますので、過度に心配しないようにしてください。
首すわりが遅いように思うなら、赤ちゃんとの遊びの中で少しずつでも首すわりができるよう工夫してみましょう。
例えば、
赤ちゃんが嫌がらないようであれば、うつぶせに寝かせて、赤ちゃんの頭の斜め上あたりでおもちゃの音を聞かせてみてください。
赤ちゃんはその音が気になって、頭をそちらの方へ向けようとします。
そうした遊びを1日に何度かやってみるといいでしょう。
但し、柔らかい場所にはうつぶせにしないようにし、できるだけ沈み込まない場所に寝かせてください。
注意点として、
赤ちゃんをうつぶせにする時は、決して目を離さないようにしましょう。
そして、授乳した後すぐにはやらないでください。
また、なによりも赤ちゃんがうつ伏せを嫌がるようなら、やらないようにしましょう。
まとめとして
赤ちゃんの首が座るのは、成長の一つの目安ではありますが、他の子どもと比べることはしないようにしてください。自分の子供には、その子なりの成長ペースがあるものです。
時には首が座る前に寝返りを打つ子供もいますし、ハイハイをしないまま歩き出す子供もいます。
ですから成長の順番がきちんと決まっているわけでもありません。
優しく、暖かく我が子の成長を見守るようにしたいものです。
決して、焦ったり、神経質にならずに大きく構えて子育てを楽しんでくださいませ。