最近では誰でも海外旅行へ行く時代。

そして日本人は、ユーロッパやアメリカ、オーストラリア、東南アジア、中央アジアなど、
あげればきりがないほど、どこにでも出没します。

でもやはり気になるのが旅先での言葉になります。
どこに行こうと、せめて英語くらいは話せた方が助かるのは間違いありません。

この記事では、基本的にこのくらいは知っておきたい旅行での英語表現をお伝えしたいと思います。


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 英語を話せない大学生がニューヨークへ行き困った例

大学4年生の男子2人が、格安航空チケットを購入して、ニューヨークに留学中の友達に会いに行くことになりました。

その友達に予約して貰った、マンハッタンのホテルで2日間過ごすことになります。
英語が話せない2人は、空港からそのホテルへ向かうのも一苦労でした。

何とかホテルに到着し、繁華外へと繰り出すことにします。
カタコトの英語で、道行く人に聞こうとしても誰も相手にしてくれず、スルーばかり。

メキシコ料理店へ入っては見たものの、ウェイーターが何を話しているのか全く分からない。
唯一聞き取れたのが「アボカド」。

それで、

“Yes, I know the word. I know avocado. I know avocado.”
と嬉しそうに言ったら、5分後にはわけのわからないアボカドの料理が勝手に出てきました。
そして、しまいにはぼったくられてしまいます。

次に自由の女神を見に行こうと船着き場へ行ってみると、自由の女神のある島までフェリーが出ていました。
それも無料と言うことですぐに飛び乗ります。

それは、実は自由の女神のある島へ行くフェリーではなく、自由の女神を通り過ぎて次の船着き場へ行くフェリーでした。

気が付いたら、対岸の大陸に行っていました。

しかし、また無料の同じフェリーで、遠くに小さく見える自由の女神をしり目に戻ります。

この二人の珍道中はまだまだ続くのです。

そして大学生2人は、英語が話せないことの不便さをつくづく感じたようでした。


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 入国管理局ではどう言えばいいの?

まずどこかの国へ行くと、必ず通る場所がインミグレーションなる入国管理局です。

そこでは2つの質問がされます。

一つ目は:
“What’s the purpose of your visit? ”
(ホワッツ ザ パーパス オブ ユア ビズイットユ)「ここへは何をしに来ましたか?」と聞かれます。

答えは、“Sightseeing!”(サイトスイ―イング)「観光です。」
あるいは、“On business”(オン ビズイネス)「仕事で。」


二つ目は:
“How long will you stay here?”
(ハウ ローング ウィル ユー ステイ ヒア)「どれくらいの期間、滞在する予定ですか?」

または、

“How many days will you stay here?”
(ハウ メニー デイズ ウィル ユー ステイ ヒア?)「何日ここに滞在する予定ですか?」と聞かれます。

答えは、“For a week.”(フォア ア ウィーク)「一週間です。」
または、“For 10 days.”(フォア テン デイズ)「10日間です。」
あるいは、“For 3 days.”(フォア スリー デイズ)「3日間です。」


以上が 入国管理局でのやり取りになります。


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 タクシーに乗った場合の英語でのやり取りはどうすればいい?

まずはタクシーに乗るためにイエローキャブを捕まえます。

タクシーの上にあるボックスランプの、
“OFF DUTY”というサインが点灯していれば空車の状態です。

そして、タクシーに乗ったらまずは行き先を伝えなければなりません。

“To Metropolitan hotel please.”
(トユ メトロポリタン ホテル プリ-ズ)「メトロポリタンホテルへ行ってください。」

あるいはあまり知られていないホテルやレストランなどへ行く場合は、建物の名前より住所を伝えましょう。

例えば、

“To 7th avenue and 53 street please.”
(トユ セブンス アヴェニュー エンドユ フィフティースリー ストユリートユ プリーズ)「7番街の53丁目へお願いします。」

目的地に着いたら料金の支払いをします。

“How much is the fee?”
(ハウ マッチ イズ ザ フィー)「いくらですか?」と聞くこともできます。


あるいは料金メーターを確認して、料金プラス15%~20%のチップを払いましょう。


 レストランの予約の仕方はどうすいいの?


電話でのレストランの予約は少々難関かと思われます。
でもある程度の表現を知れば簡単だと思います。

では、一例として電話での一連のやり取りの流れをご紹介してみましょう。


〇 “Hello! Thank you for calling XYZ Dining. May I help you?”
(ヘロー センキュウ フォア コーリング XYZ ダイニング メイ アイ ヘルプ ユウ)「ありがとうございます。XYZダイニングです。ご用件は何でしょうか。」

〇 “Hello! I would like to make a reservation for tomorrow night.”
(ヘロー アイ ウッドユ ライク トユ メイク ア リザヴェーション フォア トユマロー ナイトユ)「はい、明日の夜に予約を入れたいのですが。」

〇 “Sure! What time would you like the reservation for?”
(ショア ホワットユ タイム ウッドユ ユー ライク ザ リザヴェーション フォア)「はい、何時にご予約されますか?」

〇 “We would like at six thirty.”
(ウィ ウッドユ ライク アトユ シックス サーティ)「6時半にお願いしたいんですが。」

〇 “Sure! How many people? ”
(ショア ハウ メニー ピーポー)「かしこまりました。何名様ですか?」

〇 “There will be four of us.”
(ゼア ウィル ビー フォー オブ アス)「4人です。」

〇 “Fine. We will have a table for four people available at 6:30. Could you give us your name please?”
(ファイン ウィル ハブ ア テーボー フォア フォー ピーポー アヴェイラボー アトユ シックス サーティー。 クッドユ ユー ギブ アス ユア ネイム プリーズ)「かしこまりました。明日の6時半に4名様で席をお取りしておきます。お名前を頂けますか?」

〇 “My name is Mr. Matuda.”
(マイ ネーム イズ ミスター マツダ)「私は松田です。」

〇 “All right. See you at 6:30, Mr. Matuda.” 
(オール ライトユ スイー ユー アトユ 6:30)「それでは明日の6時半に。)

〇 “Thank you for your help. See you tomorrow.”
(センキュー フォア ユア ヘルプ。 スイー ユー トユマロー)「ありがとう。では明日。」


以上の様な会話の流れになりますのでご参考になさってください。


 まとめとして

海外へ行くのは誰でもできますが、できれば何のトラブルもなく快適に旅をしたいですよね。

そのためにはごく基本的な会話表現を知っておくのは大切です。

今回は基本的な3つのシチュエーションを選んでみましたが、また機会があれば他のシチュエーションでも取り上げてみたいと思います。

どうぞ快適な旅を楽しんでくださいますように。

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