JR東日本より「トランスイート四季島」という超豪華寝台列車が登場したのをご存知でしょうか。
その名の通り、すごく贅沢な寝台列車になっております。
ちょっとした高級ホテルよりずっとすごいかもしれません。
こちらは、2017年の春に登場したばかりの列車ですので、まだあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
「トランスイート四季島」とはどういうものなのか?
どこを走っていて、どれくらいの料金で乗れるのか?
について概略などをサクッとお話したいと思います。
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このページの目次
豪華列車四季島の気になる旅行代金はどれくらい?
気になります旅行代金をご紹介しましょう。〇 3泊4日のコース(お1人様)
★ 四季島スイート(メゾネットタイプ)
⇒ 1室:1,000,000円~1,500,000円
★ デラックススイート(フラットタイプ)
⇒ 1室:950,000円~1,425,000円
★ スイート
⇒ 1室:800,000円~1,200,000円
〇 1泊2日のコース(お1人様)
★ 四季島スイート(メゾネットタイプ)
⇒ 1室:500,000円~750,000円
★ デラックススイート(フラットタイプ)
⇒ 1室:450,000円~675,000円
★ スイート
⇒ 1室:370,000円~555,000円
詳しくはこちらからどうぞ。
「TRAIN SUITE 四季島」よくある質問(Q&A)
購入方法はホームページ又はパンフレットに同封されている参加申込書から申し込むことができます。
ホームページは以下になります。
四季島メインサイト
トランスイート四季島が運行するのはどこだろう?
四季島の通るルートは、時期に合わせて幾つか用意されています。
それぞれ、
〇 3泊4日のコース 春から秋にかけては四季折々の自然を見渡せる風景や、自然と共存している暮らしや文化にふれられる3泊4日のコース。
〇 1泊2日のコース 里山や棚田、ぶどう畑などの田園風景やその土地に息づく工芸品を楽しめる1泊2日のコース。
ちなみに3泊4日のコースは栃木県の日光や北海道の函館などを途中下車しながら観光し、日本海側を通って上野駅に戻ります。
1泊2日のコースは山梨県や福島県の会津若松を回ります。
どのコースもクルーが車内や観光地を案内してくれることになっています。
トランスイート四季島ってどんなもの?そのコンセプトとは
「トランスイート四季島」ですが、2017年の春より、JR東日本から運行が開始されたこの列車は寝台列車で、
上野駅から ⇒ 北は函館まで運行する列車となっています。
トランスイート四季島のコンセプトは、
「深遊、探訪」です。
こちらの意味ですが、JR東日本によりますと、
「日本の奥の深さと出会い、時どきのうつろいを愛でる。
人生の今までにない体験と発見を、鉄道の旅で。」
ということを表現しているということです。
トランスイート四季島の仕上がりは?スイートルーム以上の高級感!
列車の室内空間を少しご紹介してみましょう。客室のタイプは、
全てがスイートルーム以上のグレードとなっています。
そして、先頭車両と最後尾車両は展望車になっています。
展望車にはさまれた、中の車両は他の客室やダイニング車、またパブリックスペースにもなっていてラウンジもあります。
全体は10両編成になっていて、定員も34名と、とても贅沢なつくりになっています。
ダイニング車両におきましては、東日本各地のご当地素材を取り入れたグルメを堪能できるようになっています。
展望車両ですが、4面ガラス張りの作りになっていて、左右上下が展望できます。
全車両の顔として、とても洗練された高級感漂う作りです。
【 四季島で採用されたベッドマットレスのブレスエアーとは 】
ブレスエアーとは、フランスベッド社と東洋紡が共同開発した特別仕様のマットレスです。
樹脂製の繊維が三次元状に複雑に絡み合って、インスタントラーメンのような構造になっています。
高反発のため寝返りが打ちやすいのが特徴です。
一般的な寝具や家具のクッション材として広く使われているのはウレタンです。
ブレスエアーはウレタンに比べて通気性や耐久性も高くなっています。
しかも、水で丸洗いができる点でも優れている。
また、ウレタンは燃焼時に有毒なシアン化水素ガスを発生する性質を持っていますが、
四季島で採用されたブレスエアーは、その有毒ガスの量がより少ない素材となっています。
万が一のトンネル火災においても安全と言えるのではないでしょうか。
ブレスエアーとは、フランスベッド社と東洋紡が共同開発した特別仕様のマットレスです。
樹脂製の繊維が三次元状に複雑に絡み合って、インスタントラーメンのような構造になっています。
高反発のため寝返りが打ちやすいのが特徴です。
一般的な寝具や家具のクッション材として広く使われているのはウレタンです。
ブレスエアーはウレタンに比べて通気性や耐久性も高くなっています。
しかも、水で丸洗いができる点でも優れている。
また、ウレタンは燃焼時に有毒なシアン化水素ガスを発生する性質を持っていますが、
四季島で採用されたブレスエアーは、その有毒ガスの量がより少ない素材となっています。
万が一のトンネル火災においても安全と言えるのではないでしょうか。
新幹線仕様の青函トンネルを通って函館へ行く
青函トンネルが新幹線仕様になってから、北海道行きの寝台列車がすべて廃止になりました。
トランスイート四季島はそれらに代わって夜行列車として走ることになりました。
本州と北海道を結ぶ青函トンネルは、2016年3月以来、在来線の車両は通行できなくなっています。
これは、北海道新幹線の開業に伴って線路上空の架線に流れている電流が、新幹線仕様になったためです。
そこを四季島が通れるように何らかの策が施されるようです。
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まとめとして
とても素敵なトランスイート四季島はため息が出るほど美しい車両です。あんなに美しい車両の中の高級ホテルのようなスイートルームで、東日本から北日本へ旅ができたらどんなにか素晴らしいことでしょう。
でも料金はご案内しましたように決して安くはありません。
一生に一度でも乗れるかどうかといったところでしょうか。
この記事を通して少しだけでも四季島の雰囲気を感じられましたらうれしいです。
興味を覚えた方はぜひ「トランスイート四季島」へご乗車してみてください。
また感想などもお聞かせ下さい。