郵便の配達記録を残す



郵便で商品券等を送ったり、あるいは事業所でしたら、

源泉徴収票など従業員に送付することがあるかもしれません。

そんな時、

「郵便物はちゃんと発送されたのだろうか?」

と心配になることがあるかもしれません。

後になって届いていないというようなトラブルが発生すると大変です。

対策としては配達の記録を残すことができると安心です。


でも、

「そうした記録を残すのにどういう方法を用いたらいいのか?」

と迷うかもしれません。


また、安く記録を残せたらいいですよね。


というわけでこの記事では、郵便のサービスで、

配達記録の方法や基礎知識

料金を安く利用するにはどんな方法があるのか?

についてお話したいと思います。


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 配達記録のサービスで特定記録郵便の料金は?

郵便物を送る際に記録を残したい場合には、

  • 配達証明
  • 書留サービス
  • 特定記録

  • などのサービスを利用できます。

    しかし、その中で一番安く利用できるのは、
    特定記録サービスを追加するという方法です。


    今回はこの特定記録郵便と言われる、記録を安く残すためのお勧めのサービスについて解説していきましょう。


    特定記録郵便ですがザックリといいますと、

    郵便物やゆうメールの引受を記録するサービスとなっています。

    配達は受取人の郵便受け箱に配達されます。


    その料金ですが、

    普通の郵送料に ⇒ 160円をプラス

    するだけで利用できます。


     特定記録の利用料金や割引など詳細

    ここで改めて、特定記録の利用料金や割引などの詳細をご紹介します。


    特定記録の利用料金は160円です。

    ですから、

    基本運賃 + 特定記録料金160円 = 合計利用料金

    となります。


    料金の割引がありまして、

    単割300
    という割引き名で利用できるものです。

    内容は同一差出人からの取り扱いで、

  • 同一の郵便物
  • ゆうメール(心身障がい者用ゆうメールを含む)
  • こちらのいずれかを、同時に300通(個)以上差しだした場合に割引きされます。

    また、

  • 料金別納
  • 料金後納
  • 料金計器別納
  • のいずれかで料金を支払った場合に割引きされます。

    バーコードにより郵便物等にお問い合わせ番号を表示する場合にも割引きされます。

    また、特定記録郵便物等の受領証等を作成する場合にも割引きの対象となります。

    1通(個)当たりの割引額 ⇒ 11円


    注意点ですが、

    郵便物とゆうメール(心身障がい者用ゆうメールを含む)を合わせて
    300通(個)以上となる場合には割引の対象となりません。

    日曜・祝休日の配達はありません。
    (速達か、配達日指定で日曜・祝休日を指定した場合等を除きます。)

    万一配送途中に事故があった場合でも、損害賠償は行いません。

     特定記録郵便の送り方の基礎知識

    特定記録を利用したい場合、その発送の手続きは郵便窓口で行います。


    その際にお問い合わせ番号の付いた受領証(お客様控)を渡されますが、
    失くさないように大切に保管してください。

    そのお問い合わせ番号を用いて郵便物の追跡が行えます


    なので、特定記録では、

    引受の記録が残ると同時に、相手方の郵便受けに配達が完了したかが確認できます。


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     特定記録郵便は「お問い合わせ番号」で追跡ができる

    特定記録郵便の手続きが完了しますと、窓口で以下のような「お客様控」と「領収書」がもらえます。

    「お客様控」
    赤い四角が「お問い合わせ番号」
    ↓ 
    郵便の配達記録を残す
    郵便の配達記録を残す
    まず控えですが、

    ・受付年月日、時間
    ・取扱い郵便局
    ・依頼人の住所、名前
    ・お届け先の名前
    ・お問い合わせ番号

    が分かるようになっています。

    お問い合わせ番号によって、配達状況の追跡ができます。

    また、こちらの控えによって郵便物を送ったという証明にもなりますので、万が一のためにも大切に保管をしておきましょう。


    次の画像が領収書になります。
    (旧料金の参考金額になります)
    郵便の配達記録を残す
    定形外郵便物を送ったときの領収書になります。


    < 内訳 >
    定形外郵便料金(140円)→ 70,5g
    特定記録の利用料金(160円)
    ーーーーーーーーーーーーー
       合 計  300円



    次の画像(キャプチャー)は、お問い合わせ番号で配達状況を確認した時のものです。

    引受と相手に配達された、それぞれの日時が確認できます。

    郵便の配達記録を残す

     特定記録を利用するうえでのメリットや特徴のまとめ

    特定記録を利用するうえでのメリットや特徴などをまとめておきましょう。


    引受を記録しますので、

    「郵便物等を差し出した記録を残したい場合」
    に便利です。

    その際、引受の記録として受領証を貰うこともできます。


    インターネット上で配達状況を確認することもできますし、
    配達完了通知サービスを利用することもできます。


    受取人の郵便受け箱に配達されますので、配達の記録(受領印の押印や受取サイン)は行われません。


    Webゆうパックプリントサービスがありますが、
    そちらで、特定記録郵便物等の宛名ラベルや受領証を自宅で簡単に作成することもできます。


     特定記録はどんな時に利用されている?

    特定記録ですが、個人、あるいは会社等でどんな利用方法があるのでしょうか。


    個人が利用する場合は、オークションの商品発送に利用することができます。

    法人であれば、納品書や請求書などの発送に利用できます。
    (→ 信書の送付にも利用できます)

    懸賞品や会員誌などの発送にも利用することができます。


    また、お客様からの書類の回収にも利用できます。
    (→ その際料金受取人払いにすることもできます)


     定形・定形外郵便物に追跡番号を付けると配達状況が分かる

    郵便の配達記録を残す
    一般的によく利用される定形郵便物があります。

    その定形郵便物ですが、

    25g以内 ⇒ 84円
    50g以内 ⇒ 94円

    で送ることができます。


    その定形郵便物の発送後、配達状況を知るために追跡番号が欲しい場合があるでしょう。

    そのような場合でしたら、今回紹介しています特定記録郵便がお勧めです


    定形郵便物で25g以内でしたら、

    84円(基本運賃) + 160円( 特定記録料金)= 244円

    このように安い料金で追跡番号がついてきます。



    配達証明や書留サービスもありますが、

    追跡番号だけが欲しいという場合には、
    特定記録郵便160円が一番安くて済みます。


    もちろん、

    定形外郵便物にも特定記録を追加することはできます


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     まとめとして

    郵便物を送る際に記録を残したい場合には、

  • 配達証明
  • 書留サービス
  • 特定記録
  • などのサービスを利用できます。

    しかし、その中で一番安く利用できるのは、
    特定記録サービスを追加するという方法です。

    特定記録は引受の記録が残りますし、追跡番号で受取人側への配達の確認も可能です。

    その料金は160円をプラスすることで利用できます。


    一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

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