のり 表



巻き寿司などに使う海苔がありますが、


表とか裏があるのでしょうか?


皆さんは気になったことないですか。


ぱっと見た目では、あまり変わりはなさそうですが立派に表と裏があるようです。


今回は、そんな海苔の表と裏のお話になります。



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 海苔の表と裏の見分け方

海苔の表と裏の見分け方ですが、これには諸説あります。


まず、一つの説としてお話しをさせてもらいますと、


海苔をよく観察すると、表面が「ザラザラした面」と「ツルツルした面」があるのがわかると思います。

その、表面がザラザラした面が「表」になります。


「なぜ、ザラザラした面が表になるのか?」

また、

「なぜ、ザラザラの面とツルツルの面ができてしまうのか?」


それには、海苔の製造法を知っておかないといけません。

海苔の製造法を簡単に説明しますと、


海苔の表
① まず、原料となるアサクサノリ、あるいはアオノリやアマノリを岩から採取します。


② それをよく洗い包丁で細かく刻みます。


③ あとは、簀(す)といわれるものに細かく刻んだ海苔を流し込んで日光で乾燥させます。


さて、この製造法のときに、

日光に直接当たった面は「光沢」がなくザラザラした感じになってしまうのです。

つまり、日光の当たる面と当たらない面で表面のツヤが違ってくるということですね。


このように、海苔に「光沢」のある面とない面が生じますが、

日光に直接当たった方が「表」といわれているのです。

でも、最近は海苔を製造するときの乾燥も機械化されていますし、

なによりも見た目も大切ですから、ツルツルした面を表とするのが通説のようです。

のり
実際、料理のときにも、「ツルツルしている面」を表、そして「ザラザラ」している面を裏(内側)になるようにしているようです。


つまり、おにぎりや手巻き寿司を作るときに、

まず、海苔の裏面(ザラザラしている面)にごはんをのせていきます。

そして、ごはんに具をのせ巻いていきます。

できあがったときには、海苔のツルツルした面が外側になってくれます。

そうしますと、口当たりも良く、しかも仕上がりもキレイになるということですね。


さて、「表、裏論争」はこのぐらいにしまして、


海苔を購入するときに、どのような点に注意しておられますでしょうか。

つぎでは、購入するときの注意点などをご紹介しておきましょう。



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 美味しい海苔の見分け方

のり 表1


美味しい海苔の見分け方ですが

  • 香り
  • 口に入れた時の食感
  • 食べたあとの口の中での広がり方


  • などで見分けます。


    ただ、この味覚の違いには個人差がありますので、ある方は硬くてパリパリした海苔が美味しいとか、


    また、ある方は柔らかくてとろける海苔の方が美味しいなどといろいろです。


    つまり、特定の商品だけが良いとは言えないということでしょう。


    ではもう少しくわしく、一般的な良い海苔の見分け方をまとめてみました。

    一般的な見分け方としては
    ○ 海苔がちぎれていたり、また縮みもなく形が整っていて

    ○ 色は、黒いだけじゃなくて深い色で

    ○ 光沢があり、香りがよいもの

    が良い海苔とされています。

    ただ、この美味しい海苔の見分け方を書いてきましたが・・・


    購入するときには包装されていて、中身がまるっきり見えない場合もあります。

    また、香りなど確認のしようがありません。

    なので実際には、形、色、香りのどれも見分けることができないときもあったりします。


    つまり、買って開封してからのお話しになります。


    そして、海苔にも種類がたくさんありますし、海苔の採れた産地によっても味が変わるようです。


    海苔はいろいろとお好みがあり、買うときの楽しみもあるようですね。


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     まとめとして

    生活
    「海苔」の表と裏について書いてきましたが


    結局のところ


    製造過程での表と裏の言い方があり、


    そして、実際に料理に使う場面で、表と裏の使い方の違いがあるように思えます。


    個人的な意見としては、見た目の重視であれば、やはりツルツルの面が見えた方がいいなと感じました。


    皆さんはいかがでしょうか。

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