「左利き」や「レフティ」これは野球やサッカーではよく耳にする言葉です。
独特のフォームで相手を惑わすなど重宝がられています。
ただ、いざゴルフとなると、左利きの選手ってあまり見かけませんよね。
左利きの方ですとゴルフは不利だという事もよく聞きます。
では実際、左利きの方がゴルフをプレーする場合、左で打たないほうがよいのか?
右に代えるべきなのか悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方のための解決策を探っていきましょう。
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左利きのプロゴルファーはいるの?
左利きのプロゴルファーとしては、マイク・ウィアーやフィル・ミケルソンらがいます。ですが、左利きのプロゴルファー自体の数はとても少なく、特に韓国に至っては、プロ選手が1,330人いる中で、左利きは0人となっています。
これは早い段階で「右利きへ矯正」されるという理由もあります。
また、左利きを教えられるコーチがいないというのも原因のひとつでしょう。
余談ですが、フィル・ミケルソンは実は右利きなのです。
でも、父親の左打ちを見て真似しているうちに左打ちになったという珍しい選手です。
日本では岡本綾子プロがいますが、ゴルフは右で打っていますけれども実際は左利きです。
これは当時、左用の道具が一切無く仕方なく右で打っていたとのことです。
最近ではマスターズの優勝選手の中で左利きが増えています。
これはオーガスタナショナルGCのコースが左に曲がるコースが多いことが理由と言われています。
このように、コースによっては左利きが有利なコースもあります。
でも一般的には左利きが不利なように思われます。
そのあたりの、左打ちのデメリットなどを少し見ていきましょう。
左打ちのデメリットなど
左で打つ場合一番のデメリットは、以前に比べると種類は増えている様ではありますが、やはり需要が少ないため左用の生産も減っているのが現実となっています。
左打ちで自分に本当にしっくりくるようなクラブは、オーダーメイトで作ってもらうしかなさそうです。
また、ゴルフ練習場に左打ち用の打席が少ないこともデメリットとして挙げられるでしょう。
せっかく練習場に行っても打席が少なく空いていないということもあります。
たいていの練習場では、左打ち用の打席が左右の端にが設けられていることが多いため、ネットが気になり集中できないということもあるようです。
さらに、右利きの打席と隣り合わせの場合、顔を合わせながらスイングをしなければならないというデメリットもあります。
これでは、ネットよりもそちらの方がより集中が難しいと言えるでしょう。
では本当に有利なのはどっち?
スポンサーリンク基本的には、左打ちの場合はグリップや体重移動など
右利きの方とは逆の手・腕で行えば良いのですが
ゴルフの場合は利き手の逆が重要と言われています。
つまり、右打ちの場合は左手、左打ちの場合は右手の
使い方が重要となるということです。
要は、右打ちの場合、右腕はほぼ添えるだけであり
飛ぶ方向や角度をコントロールするのは左腕で行い
ます。
よって、左腕が発達している左利きの方が右打ちでプレーすることにより、右利きで右打ちのプレーをする方よりも、緻密にコントロールができたりする場合が多いとの事実があります。
岡本綾子プロが緻密で精密なショットが打てる理由は、何となくここにあるのかも知れませんね。
ただ、体重移動は今までの逆になりますので、この動きを覚えるのに時間が掛かりそうです。
まとめとして
一般的に、野球やサッカーなどに比べ、ゴルフでは
左利きが圧倒的に不利と言われています。
海外では左利きの有名な選手が増えている様ですが、
国内ではたまにプロ選手を見かけるくらいです。
メジャーな選手で左打ちの選手はほぼ皆無と言っても
良いでしょう。
ご自身がどちらが打ちやすいかにもよりますが、右で
も違和感が無い様であれば右打ちでチャレンジした方が、
後々有利かも知れませんね!
どうぞ楽しいプレーをなさってくださいませ。