鉛筆2


最近では仕事でもパソコンやスマホ、タブレットを利用する場面が非常に増えてきて文字を書くことが少なくなってきました。


それでも、役所の申込書や申請書など、鉛筆やペンで記入することもあります。
その時、ご自身の鉛筆の持ち方が正しいという認識はありますでしょうか?


箸の持ち方に比べますとマナー的にはあまり問題にならないのが鉛筆の持ち方です。
ですが、他の方の鉛筆の持ち方を見てちょっと気になることもあります。


また、間違った持ち方で変な場所に「ペンだこ」ができてしまうこともあります。


もしペンだこがあったり、ご自身の鉛筆の持ち方が不自然と感じられましたら正しい持ち方への矯正にチャレンジしてみましょう。


スポンサーリンク

 まず間違った鉛筆の持ち方を4つのチェックで認識する

【動画】鉛筆の選び方・持ち方・練習方法について とても詳しくて参考になります!!
誤った鉛筆の持ち方の例としてはいくつかあります。

まずはご自身の鉛筆の持ち方が正しいかどうか、チェックをしてみましょう。


① 番目は、人差し指が逆反りしていることです。
恐らく間違った鉛筆の持ち方で一番多いケースだと思います。
人差し指の先に力が入りすぎて、正しい持ち方と比べて逆に反ってしまうのです。

これは鉛筆をうまく固定させようとしすぎているためにこの様な持ち方になってしまっているのです。

これでは力みすぎてきれいな文字は書けません。


② 番目は、鉛筆を垂直に持つ事です。
鉛筆を指全体で力強く握ってしまうため鉛筆が垂直にに立ってしまいます。

この場合、無駄な力が入りやすいため、不安定な書き方になってしまいます。
癖字と呼ばれる方のほとんどが、この持ち方だといわれています。


③ 番目は、鉛筆を持つ人差し指と親指が重なってしまっている事です。
指先だけで書こうとする意識が強いと、親指に掛かる力が増えてきます。

そして、だんだんと親指が人差し指に重なってしまう様な持ち方になってきます。


④ 番目の、もうひとつの判断基準としては「ペンだこ」のできる位置です。


正しい持ち方の場合のペンだこの位置は中指の第一関節横にできるのが普通です。

もし、薬指や他の部分にペンだこができるようでしたら、誤った持ち方をしていると言えます。



スポンサーリンク


 正しい鉛筆の持ち方とは?矯正はコツコツと!!

鉛筆を持つ際に使う指は親指・人差し指・中指の3本です。悩みごと
持ち方としては親指・人差し指・中指の3本をくっつけて、
3本の間に鉛筆を通す様なイメージで持ちましょう。


この様な正しい持ち方であれば、ペンだこは中指の
第一関節横にできます。
どうしてもその場所に負荷が掛かるので、ペンだこが
できてしまうのです。


昔、親指と人差し指の間に卵が入るイメージで、とい
うことを小学校で習った記憶がありますが無理な力は
加えず優しく持つようにしましょう。


とはいえ、最初のうちは力があまり入らず、どうしてもまともに字が書けないということもあります。


実は、持つのは結構簡単なのですが、動かす際に指先の筋肉を使わないといけないのです。

最初のうちは、この動かすのに必要な指先の筋力がほとんどありません。
なので、力が入らなかったりすぐに痛くなったりします。


さて矯正方法ですが、無理することなく続けてみることです。

箸の持ち方を矯正する際と同様に、数日で治る訳ではありませんので毎日コツコツと継続していきましょう。


時間が経過すれば少しずつ指先の筋力もついてきます。
そして慣れてしまえば、無意識のうちに正しい持ち方で書けるようになりますので。


 正しい持ち方に変えるメリット

スポンサーリンク



鉛筆を正しい持ち方に変えることによるメリットですが


間違った持ち方の場合、どうしても指先に掛かる負荷も大きく指が疲れやすくなります。


正しい持ち方であれば無駄な力を入れずに書くことができるため指が疲れにくく、ペンだこもできにくくなります。


また、一番のメリットは、なんといってもきれいな字が書きやすくなるということです。

それから、正しい鉛筆の持ち方ですと、体の姿勢も含め見た目も美しくなるという点では箸の持ち方と同様でしょう。


さらに、無駄な力が掛からないために、芯が折れにくいというメリットもありますね。


 まとめとして

正しい鉛筆の持ち方ですと、見た目や所作も美しく書く字もきれいになるようですね。


ペンだこは、特に女性の場合はあまり作りたくないでしょう。


でも正しい書き方をされていても書く文字の量により、どうしてもペンだこができてしまう場合があります。


これは致し方ないことでして、努力の勲章ということにしておきましょう!!

スポンサーリンク