電気ポットはいつでもお湯が使えてとても便利な道具です。
ご家族の人数の多い場合や、お客さんが多くて、一日に何度もお茶を入れるという家庭であれば電気ポットは必需品となるかも知れませんね。
でもそういった環境でないとしたら・・・
朝沸かしたお湯をそのままポットで夕方まで保温し続けるのはとても不経済になります。
といいますのも、電気ポットの保温には、たくさんの電力を消費しています。
具体的にいいますと、
電気ポットでおよそ2リットルのお湯を沸かしたとしてそのまま保温させますと、
一日にかかる電気代は約30円となります。
小さな金額と思われるかも知れませんが、これを毎日繰り返しますと1ヶ月で約900円となります。
そして、一年間ともなりますとなんと約一万800円にもなってしまうのです。
ここは少し工夫をして電気代の節約を考えてみましょう。
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ガスや電子レンジのかしこい使い分け
電気ポット対しまして、ガスコンロでお湯を沸かしますと、そのガス代は一回当たり約3円程度ですんでしまいます。もし、一日に10回以上お湯を沸かすことがなければ、ガスの方がだんぜん節約効果が高いということになります。
といいますか、
一日に10回以上もお湯を沸かすことはあまりないのではないでしょうか。
これは、検討の余地は十分ありそうですね。
また、カップ一杯分だけのお湯を飲みごろに温めるのでしたら、いちばん光熱費を節約できるのは電子レンジになります。
電気ポットやガスコンロと比べますと、電子レンジにかかります電気代は約0,33円ぐらいでとても安上がりとなります。
ただ、電子レンジで水を沸騰させますと、取り出すときに湯が飛び散ったりしますので火傷などしないよう使用には十分に注意してください。
電気ケトルの使用で簡単節約
スポンサーリンクほかにも、電気ケトルを使いますと、カップ一杯程度のお湯でしたら一分ほどで沸騰してくれます。
ただ、こちらは電気ポットと違いまして、少量のお湯を沸かすのみで保温機能は基本的にありません。
朝と夕方にコーヒーを飲むだけで、わざわざやかんでお湯を沸かすのも面倒だという方にはとてもオススメだと思います。
こちらの電気代ですが、一回1リットルのお湯を沸かしたとして、毎日2回を1ヶ月使用して約160円となります。
一年間では約2,000円ぐらいになります。
これをみますと、電気ポットが保温にいかに電気代を費やしたかお分かりになるのではないでしょうか。
確認のため復習しますが、電気ポットの電気代は一年間で約一万800円でした。
電気代0円の魔法瓶の実力を再認識してみよう
ここで、魔法瓶の保温力も捨てたものでもないので再検証してみてはいかがでしょうか。
まず、ガスで何杯分かのお湯を沸かしましたら、魔法瓶に入れて保温をしておきましょう。
朝に熱湯を入れておきますと、夕方でもまだ70度以上の温度を保つことができるようになっています。
保温に電気は使いませんので、電気代は0円ですね。
また、コーヒーや紅茶などは、まとめて作りまして魔法瓶に入れておきますと、
一日中飲みごろで、アツアツの状態で飲むことができます。
魔法瓶は、まさに省エネで捨てがたい道具ではないでしょうか。
電気代の節約に是非ご参考になさってください。