定額小為替(ていがくこがわせ)を購入し、使用されことはおありでしょうか。
お金を送りたいとき、
「大きな額ではないものの、少額の現金をどうしても郵送しなければならない」
といった場合があります。
そんな時、現金を送るためには「現金書留」のサービスを利用しなければなりません。
ただ、現金書留だと通常の郵送料に加え、現金書留の手数料もかかってしまいます。
すると、送る金額よりそちらの方が高くなってしまうこともあり得ます。
そんな時に役立つのが「定額小為替」ですね。
ところで、その定額小為替をコンビニで買うことはできるのでしょうか?
そんな疑問や定額小為替の使い方といった点など基本をお話したいと思います。
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このページの目次
定額小為替はどこで購入できる?コンビニは?
結論から言いますと、実のところ、定額小為替証書をコンビニなど郵便局以外で購入することはできません。
切手やはがき、封筒などはコンビニでも買うことができます。
なので、定額小為替証書もコンビニにありそうですが買えないのです。
なぜならば、郵便為替は「郵便為替法」により、
郵便局でしか販売することができない
ようになっているからです。
その取引を行うことも郵便局でしかできません。
ですから、定額小為替証書を購入したいときは、必ずゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で購入しなければなりません。
少額の郵送は現金書留より定額小為替が安く発送できる!
少額の現金であっても、郵送したいとき普通郵便で送ることはできません。ですから、通常は現金書留で送らなければなりません。
その現金書留ですと、
「普通郵便の切手代に加え」 + 「430円の手数料が必要」
なので、送金する額より高くついてしまう場合があります。
そこで少額の現金の代わりに、定額小為替証書を普通郵便で送ると安くなります。
手数料も必要ですが、
定額小為替証書1枚につき ⇒ 100円です。
ですから、1枚の定額小為替証書を送る場合ですと、
「普通郵便の切手代」 + 「100円」
で済むわけです。
定額小為替の発行手数料は金額で違うの?
定額小為替証書1枚につき ⇒ 100円の手数料が必要になります。
この手数料は、全金種共通の料金になっています。
どの金額の定額小為替でも同じということなのです。
料金には消費税が含まれています。
定額小為替証書1枚につき ⇒ 100円の手数料が必要になります。
この手数料は、全金種共通の料金になっています。
どの金額の定額小為替でも同じということなのです。
料金には消費税が含まれています。
定額小為替とはどんなもの?意外と知らない豆知識
250円の定額小為替証書 ↑下にあるのは領収書になります。
定額小為替とは、
現金を定額小為替証書に換えてお金を送るための送金方法です。
つまり、
証券(紙片)の形で郵送もでき、証券を郵便局に持ち込めば換金ができます。
少額のお金を送金するのにはとても便利となっています。
購入方法ですが、
最寄りのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で、
送金額の現金 + 所定の手数料(100円)
を加えて購入できます。
定額小為替証書の種類は、
・50円
・100円
・150円
・200円
・250円
・300円
・350円
・400円
・450円
・500円
・750円
・1000円
の12種類となっています。
購入の時の注意ですが、
1枚につき100円の手数料になっています。
なので、やや金額の大きい場合は、枚数の少ない組み合わせで購入しましょう。
< 例 >
350円分必要な場合。
迷わず、350円のものを1枚購入しましょう!
(→ 手数料は100円でok)
・100円 × 3枚(手数料300円)
・50円 × 1枚(手数料100円)
↓ ↓
これですと、手数料だけで400円になります。
窓口で定額小為替を購入するときの注意
「定額小為替」をください、と伝えてください。
なぜなら、
定額小為替 普通為替 2種類があるからです。
両方の違いですが、
定額小為替 ⇒ 1円単位の端数の購入ができない(だから定額)
普通為替 ⇒ 1円単位でも可能(355円とか)
手数料は、
定額小為替 ⇒ 1枚の購入で100円でしたが、
普通為替 ⇒ 5万円以下で430円となっています。
普通為替の利用は、金額の大きいときの利用と考えてください。
※ 窓口で「定額小為替振出請求書」を渡されます。
そちらにご自身(購入する人)の
・住所・氏名
・電話番号
・購入する定額小為替の枚数
を記入してください。
「定額小為替」をください、と伝えてください。
なぜなら、
両方の違いですが、
定額小為替 ⇒ 1円単位の端数の購入ができない(だから定額)
普通為替 ⇒ 1円単位でも可能(355円とか)
手数料は、
定額小為替 ⇒ 1枚の購入で100円でしたが、
普通為替 ⇒ 5万円以下で430円となっています。
普通為替の利用は、金額の大きいときの利用と考えてください。
※ 窓口で「定額小為替振出請求書」を渡されます。
そちらにご自身(購入する人)の
・住所・氏名
・電話番号
・購入する定額小為替の枚数
を記入してください。
定額小為替の発送や換金の仕方は?
発送ですが普通郵便で発送が可能です。不安な場合は、
定額小為替にあります指定受取人欄へ、受取人の名前を記入して郵送します。
「指定受取人欄」は未記入で相手に送付しても大丈夫です。
(この場合、受取人がご自身で記入します)
受け取り方法としましては、
定額小為替証書を最寄りのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に持って行きます。
そして、定額小為替証書と引き換えに、表示されている金額の現金を受け取ることができます。
その際には、本人であることを確認するために、公的書類を提示しなければならない場合もあります。
換金の手数料はいりません。
定額小為替を利用するうえでの注意点
その他、定額小為替を利用するうえでの注意点を紹介します。定額小為替証書の有効期間は、発行された日から6ヵ月になります。
有効期間が過ぎてしまった場合は、定額小為替証書の再発行をして貰う必要があります。
また、発行日から5年間、定額小為替証書の再発行の請求や換金が成されない場合は、
受取人は為替金の受け取りができなくなってしまいます。
それから、あまりないとは思いますが、
同一金種で100枚以上の定額小為替証書を請求する場合には、予め最寄りのゆうちょ銀行または郵便局にその旨を伝えておきましょう。
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まとめとして
定額小為替はコンビニで購入することができるのかという点についてお話しました。「郵便為替法」により、郵便為替は郵便局でしか取り扱うことができません。
なので、郵便局以外のコンビニや他のところでは購入できないことになります。
定額小為替には12種類あります。
1枚の定額小為替証書につき100円の手数料がかかりますので、枚数が多ければ多いほど手数料も高くなっていきます。
ですから一番安くなるような組み合わせで購入するようにしましょう。
ちなみにゆうちょの窓口にお願いしますと、一番手数料がかからない枚数で出してくれます。