メルカリ、オークションといったサイトで、ポスターを出品することもあるでしょう。
ところで、そのポスターを、
折り目がついたり、しわになったりしないように送るにはどうしたらいいのでしょう?
また、なるべく安い料金で送る方法も知りたいところではあります。
そういうわけで、この記事ではポスターを、
スポンサーリンク
このページの目次
ポスターの送り方で安く送るにはどうすればいい?
ポスターに折り目やしわをつけずに発送するには、筒状に丸めないといけません。ですから、筒状にした状態で発送することを前提でお話を進めていきます。
郵便局でゆうパック用のものとして販売されている三角筒があります。
それにポスターを入れそのままゆうパックで送りますと、
1,000円以上の料金がかかります。
送り先によっては2,000円弱の料金がかかることもあります。
日本郵便のサービスの中には、ゆうメールというサービスもあります。
ゆうメールですと、
基本運賃一覧(全国均一)
重さにより全国一律の料金となっています。
重 さ | 料 金(2019年10月1日~) | |
---|---|---|
規格内 | 規格外 | |
~150gまで | 180円 | 取り扱いなし |
~250gまで | 215円 | |
~500gまで | 310円 | |
~1㎏まで | 360円 | |
~2㎏まで | 取り扱いなし | |
~3㎏まで |
なので残念ながら利用することはできません。
それで、郵便で筒状にしたポスターを送るにあたり一番安く送れる方法は、
定形外郵便
で送ることです。
ポスターを定形外郵便で送った場合の料金
定形外郵便物の料金を知るためには、まず、サイズですが、
最大は:縦+横+厚み ⇒ 90㎝以内(縦は60㎝以内)
最小は:
①:円筒形かそれに類似したもの
長さ:14㎝
直径:3㎝
②:①以外のもの
14㎝×9㎝
(縦)(横)
(特例:12㎝×6㎝もOK)
定形郵便物と定形外郵便物の比較を一覧にしてみました。
サイズ | 定形郵便物 | 定形外郵便物 |
---|---|---|
最 大 | 23,5㎝×12㎝ 厚さ1㎝以内 | 縦+横+厚み⇒90㎝以内 (縦は60㎝以内) |
最 小 | 14㎝×9㎝ | ①:円筒形かそれに類似 長さ:14㎝ 直径:3㎝ ②:①以外のもの 14㎝×9㎝ (特例:12㎝×6㎝) |
重 さ | 50グラム以内 | 4㎏以内 |
重さは、最大4㎏まで利用可能です。
郵便料金一覧
郵便料金一覧(2019年10月1日改定~) | |||
---|---|---|---|
定形郵便物 | 25g以内 | 84円 | |
50g以内 | 94円 | ||
定形外郵便物 | 規格内 | 規格外 | |
50g以内 | 120円 | 200円 | |
100g以内 | 140円 | 220円 | |
150g以内 | 210円 | 300円 | |
250g以内 | 250円 | 350円 | |
500g以内 | 390円 | 510円 | |
1kg以内 | 580円 | 710円 | |
2kg以内 | な し | 1040円 | |
4kg以内 | 1350円 | ||
通常はがき | 63円 | ||
往復はがき | 126円 | ||
年賀はがき | 63円 | 表面に「年賀」と朱記 (私製でもよい) |
規格のサイズでお分かりのように、
大きめのポスターですと、料金は規格外のものになります。
ポスターに使われるサイズ | |||
---|---|---|---|
B判規格 | A判規格 | ||
B0 | 1030×1456mm | A0 | 841×1189mm |
B1 | 728×1030mm | A1 | 594×841mm |
B2 | 515×728mm | A2 | 420×594mm |
B3 | 364×515mm |
大きなポスターで、約52㎝×72㎝のものを1枚の場合で、
350円の料金で送れます。
では、実際にその重さ、サイズで送れるのか次で説明していきましょう。
三角筒の箱を自分で作ってポスターを梱包してみよう!!
三角筒の箱ですが、ゆうパック用のものを、ポスターのサイズにあわせて短く切れば定形外郵便で送れます。
値段も130円ですから高い値段ではありません。
でも、段ボール箱があれば自分で作ることができます。
今回作る三角筒のサイズは
長さは:55㎝
三角の一辺:約7,5㎝
使用したポスターのサイズ:約51㎝×70㎝
長さは:55㎝
三角の一辺:約7,5㎝
使用したポスターのサイズ:約51㎝×70㎝
まず、段ボール箱を準備しましょう。
赤い実線のところをカッターで切ります。
点線の部分は折りやすくするため浅く切っておきます。
ガムテープを貼って三角筒を完成させます。
ポスターを包むビニール袋を用意します。(水に濡れた場合でもポスターを保護できます)
ポスターをビニール袋で包んだ状態で筒の中に入れます。
隙間の部分に新聞紙等を入れます。
ガムテープで蓋をすれば完成です。
重さは、約160gです。
今回の梱包の仕方でしたら、
定形外郵便として、
重さ:250g以内 ⇒ 350円で発送可能です。
宛先ですが、
箱に直接書くこともできます。
三角ですから、円い筒より書きやすいと思います。
または、紙に宛先を書いたものを箱へ貼り付ける方法もあります。
♪基本♪郵便を利用したポスターの送り方の梱包方法
ポスターの送り方の基本を押さえておきましょう。ポスターを送る際には、筒状に丸めて送るのが一般的です。
〇 小さめのポスターであれば、
ビニール袋に入れたポスターをラップの芯(筒)などに巻き付けます。
さらにそれを包装して定形外郵便で送ることができます。
(ビニール袋は、水に濡れた場合でもポスターを保護してくれます)
ラップの芯などない場合、新聞紙を硬く丸めたものを芯に利用できます。
ただ、新聞紙ですと重くなりますのでご注意ください。
ポスター等を入れるビニール袋と、芯になる新聞紙を丸めたものを用意する。
(新聞紙の丸め方は、後ほど説明しています)
ビニール袋に入れたポスターを新聞紙に巻き付けます。
包装紙を巻き付けて完成です。
重さは400gを超えてしまいました。
この重さでしたら、定形外郵便で発送はできます。
なので、ゆうパックや宅急便に比べれば安く発送できることになります。
新聞紙の丸め方
新聞紙は、2部用意します。
まず、1部を硬く丸め、さらにもう1部で重ねて丸めていきます。
(1部だけですと、表面が少しブヨブヨと柔らかい)
折り目のところをカッターで切ります。
切らずに丸めると、シワになります。
丸めるとき、できるだけ中心に隙間ができないようにします。
丸め終わったらテープで止めます。
一本目の新聞紙です。
新聞紙2部目を重ねて丸めた状態です。
中心の状態。
丸めるとき、両手で絞るようにすると硬くなります。
表面は少しへこむ感じがありますが結構硬くなってくれます。
重さは、約350gになります。
〇 大きめのポスターであれば、
約52㎝ × 約72㎝のサイズのような、大き目のポスターの場合でしたら、
それ専用のための筒(チュパック)がネットショップや文房具店、ホームセンターなどで販売されています。
こちらは、1つ200円前後の値段で販売されています。
また、郵便局ではゆうパックとして送れるよう、三角筒の箱が130円で販売されています。
(→ 大きさは、縦120㎜ × 横645㎜ × 高さ105㎜)
こちらを、ポスターの長さに合わせてカットして使用することができます。
1辺の長さを60㎝以内にして、
「縦 + 横 + 高さ =90㎝以内」にしますと、4㎏以内であれば定形外郵便として送れます。
三角筒の箱は、組み立てて使用します。
↑ ↑
ふたつ並んでいますが、下の状態で販売されています。
スポンサーリンク
まとめとして
郵便局からポスターを送る際の梱包の仕方や一番安く送れる方法についてお話ししました。大きいサイズのポスター(52㎝×72㎝)を送る場合、
郵便局で販売している三角筒の箱を用いることもできるということでした。
その場合、
1辺の長さを60㎝以内にし、
縦+横+高さ=90㎝以内になるように箱を調整します。
そうすれば、定形外郵便として発送でき料金が一番安くなるということでした。
さらに、もっとコストを抑えたい場合には、
自分で段ボール箱を用意し三角筒の箱を作ることもできます。
ぜひお役立てくださいますように。