定形郵便物のサイズ


メールで用事を済ませることができ、とても便利になったおかげで、
手紙を出すという人はかなり減ってしまったのではないでしょうか。


そのような状況のなかでも、
改めて手紙やその他の書類等を出さなければならなくなった場合、

「どれくらいの大きさの封筒が必要なのか?」

と迷うかもしれませんね。


普通の定形郵便物で、25g以内の重さであれば、

「84円切手」で送ることができます。


ところで、その、

「84円切手で送れる封筒の大きさ」

とはどれくらいのものなのでしょう。


この記事では、84円切手で送れる封筒の大きさについて、
いろいろと考えてみたいと思います。

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 84円切手で送れる封筒の大きさとは?重さは25gまで!!

84円切手で送れる封筒の大きさのものを、

定形郵便物といっています。

その定形郵便物の封筒ですが、サイズとか重さが決まっていまして、


最大サイズ 縦 → 23,5㎝
横 → 12㎝
厚さ → 1㎝以内

最小サイズ 縦 → 14cm
横 → 9cm)

となっています。

重さですが、
50g以内であれば定形郵便物ですが、

今回、取り上げています84円切手で送れる封筒の重さは、

25g以内
でなければなりません。

84円で利用できる定形郵便物の重さは25g以内です。
   ↓ 
定形郵便物
定形郵便物の最小サイズ
   ↓ 
定形郵便
一般的な封筒の規格で言いますと、

長形4号(90×205):便せんを3つ折りか、4つ折りで入れる。
長形40号(90×225):A4サイズの用紙を4つ折りにして入れる。
長形3号(120×235):A4サイズの用紙を3つ折りにして入れる。

になります。

左から、長形4号、長形40号、長形3号

定形郵便物のサイズ 長形4号(A4サイズの用紙が4つ折りだと封筒の長さが少し短い)
↓ 
定形郵便物のサイズ 長形40号(A4サイズの用紙が4つ折りで入る)
↓ 
定形郵便物のサイズ 長形3号(A4サイズの用紙が3つ折りで入る)
↓ 
定形郵便物のサイズ

< 以下は日本郵便のHPから引用しています >

定形郵便物の形状に制限があることがわかります。
星型・ハート型・魚型など長方形でない郵便物を定形郵便物として送ることができますか?
送ることはできません。
長方形でない変形の郵便物は、たとえ定形のサイズ内でも定形郵便物として差し出すことはできないため、定形外郵便物での差し出しになります。

(正方形の郵便物も長方形ではないため定形郵便物とすることはできません)

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 84円切手で送れる距離はどれくらい?

切手の料金に距離は全く関係ありません。

ですから、

北海道から沖縄まで、全国一律84円で送ることができます。


つまり、一般的な定形郵便物で25g以内のものであれば、

日本全国どこでも84円で送れるというわけです。


よく利用する郵便料金の一覧表
郵便料金一覧(2019年10月1日改定~)
定形郵便物25g以内84円
50g以内94円
定形外郵便物規格内規格外
50g以内120円200円
100g以内140円220円
150g以内210円300円
250g以内250円350円
500g以内390円510円
1kg以内580円710円
2kg以内な し1040円
4kg以内1350円
通常はがき63円
往復はがき126円
年賀はがき63円表面に「年賀」と朱記
(私製でもよい)

 封筒の種類と定形郵便物で送れる封筒は?

封筒はサイズでいろんな種類が売られています。

一般に売られている封筒の種類ですが、

  • 長形
  • 洋形
  • 角形
  • の3種類があります。

    〇 長形は: 縦の長さが、横の長さの2倍ぐらいあります。
    定形郵便物としてもよく使われ、長形3号が最も一般的です。
    「和封筒」とも呼ばれています。

    〇 洋形は: 横に長い形で長辺に封入口があります。
    開けやすくデザインもよいため、招待状や案内状によく使われます。
    こちらも定形郵便物としてよく使われています。

    〇 角形は: 長形と比較すると横の比率が大きく、長形よりも正方形に近い形をしています。
    A4の書類を折り曲げずに入れられる角形2号封筒は、ビジネスでよく使われます。
    こちらの封筒の多くは、定形外郵便物となりますので注意が必要です。


     長形・洋形・角形封筒のサイズ一覧表

    長形・洋形・角形封筒の種類をご紹介しましょう。

    ★ 印は定形郵便物として84円切手で利用できます。 (重さは25gまでにしてください)

     
    名 前サイズ(ミリ)定形等
    長形1号142×332定形外
    長形2号119×277定形外
    長形3号120×235
    長形4号90×205
    長形5号90×185
    長形8号119×197
    長形13号105×235
    長形14号95×217
    長形30号92×235
    長形40号90×225
     
    名 前サイズ(ミリ)定形等
    洋形0号120×235
    洋形1号120×176
    洋形2号114×162
    洋形3号98×148
    洋形4号105×235
    洋形5号95×217
    洋形6号98×190
    洋形7号92×165
    洋形8号120×235
    洋形特1号138×198定形外
    洋形特3号120×235
    洋形特4号90×205
    洋形東京3号120×170
    ※ 角形は定形外のものが多いです。
     
    名 前サイズ(ミリ)定形等
    角形0号287×382定形外
    角形1号270×382定形外
    角形2号240×332定形外
    角形3号216×277定形外
    角形4号197×267定形外
    角形5号190×240定形外
    角形6号162×229定形外
    角形7号142×205定形外
    角形8号119×197
    角形20号229×324定形外
    角形B3号375×525定形外
    角形A3号335×490定形外
    角形A4号228×312定形外
    角形ジャンボ435×510
    ~各種封筒の参考画像~

    洋型4号(左の封筒)・角形6号(右の封筒)
    A-4用紙との比較
    定形郵便物のサイズ
    洋型2号

    A-4を縦横半分にしたものと、はがきとの比較
    どちらも洋型2号の封筒に入ります。
    82円切手で送れる封筒
    洋型2号(裏)
    82円切手で送れる封筒
    角形2号
    定形郵便物のサイズ

     日常的に84円切手で送れるものは何がある

    日常的に84円切手で送れるものですが、

    手紙や便箋を封筒に入れて送るとか、

    取引先に見積書や請求書を送るといった日常的によく行われるものの郵送代は84円切手でほぼ大丈夫です。


    ただし、正確に重さを知りたい場合は、

    郵便局の窓口にある料金計算用の専用計量器に乗せて計って見なければなりません。

    不安なときは迷わず窓口にいきましょう。


     A4サイズの用紙なら84円の切手で何枚まで送れる?

    84円の切手の料金で送る場合に、

    定形郵便物のサイズの封筒の重さ + 書類等=25g以内
    でなければなりません。


    A4サイズのコピー用紙であれば、1枚の重さが約4gになります。

    用紙が6枚ですと約24gになります。

    ただ、封筒の重さもありますので、

    4枚くらいまでであれば84円切手で送ることができると言えます。


    封筒と中に入れる紙の枚数によって重さや料金が変わってきます。
    以下のサイトで詳しく説明しています。

    封筒の重さによる切手の料金の目安は紙が何枚までか知ってますか


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     まとめとして

    84円切手の料金で送ることのできる封筒の大きさ等についてみてきました。

    定形郵便物のサイズの封筒で、

    中に入れる物とプラスしても25g以内であれば、日本全国どこでも送れるということでした。


    定形郵便物の封筒にもいろいろな種類のものがあります。

    一般にお店で売っている封筒にも、たくさん定形郵便物内のサイズがあります。

    今回の記事をご参考に間違いのないよう利用してくださいませ。

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