切手はがし77



切手の貼り間違いなどをしたとき、その切手のはがし方にはいろいろな方法があります。


その方法で、本当に切手は綺麗にはがれてくれるのでしょうか?


それぞれのはがし方を実際に試してみました。


結果をご覧になり参考になさってください。

スポンサーリンク

 調べてビックリ!いろいろある切手のはがし方

切手のはがし方を調べてみますと次のような方法があるようです。


① 水やお湯にしばらくの時間浸す。
(→ 切手のコレクターも実際に活用している方法ですが封筒が無駄になる)

② 切手にハンカチなどをかけてその上からアイロンをかける。

③ 冷蔵庫の中に10分から20分入れておく。

④ 切手に少し水をつけ電子レンジの中に20秒ぐらい入れる。

⑤ 切手、印紙をはがす専用液を使う。


①の方法については、皆さんもされたことがあるのではないでしょうか。
私自身も何回かこの方法で切手をはがした経験があります。


今回は、②・③・④・⑤を実際に試してみましたので参考になさってください。


検証した切手は、封筒に貼り3時間以上経過したものを使いました。

 切手にハンカチをかけてその上からアイロンをかける

手順は切手にハンカチをかけ、その上にアイロンを置きしばらく待ちます。


封筒に貼ったものをはさみで切っています。
切手はがし6
アイロンの温度は「高」にセットしました。
切手はがし7
切手はがし8
10分経過しましたがはがれませんでした。
切手はがし9

時間は10分ほど経過しましたが、途中切手の状態の確認を2度しています。

かなり高温になりますが、切手はまったくはがれる気配はありませんでした。
10分以上は作業としてどうなのか・・・?

少し時間がかかります、アイロンを使う必要性はないようなので検証作業は打ち切りました。


 冷蔵庫の中に10分から20分入れておく

手順は冷蔵庫に入れ20分間待ちます。

切手はがし10
切手はがし11
20分が経過しました。
切手はがし11
切手はがし12

冷蔵庫に入れ20分経過しましたが切手はまったくはがれませんでした。

念のため、一晩(12時間)冷蔵庫に入れたままにしました。

でも、まったく変化はなく切手ははがれてくれませんでした。

よく「冷蔵庫は外気より乾燥しているので切手のノリが乾燥して簡単にはがすことが出来る」などの記事があります。

ただ今回の検証では冷蔵庫に入れても切手をはがすことは出来ないことが分かりました。


スポンサーリンク


 切手に少し水をつけ電子レンジの中に20秒ぐらい入れる

手順は切手の表面に指先で水を少しつけて電子レンジに入れしばらく待ちます。

切手はがし13
切手はがし22
切手はがし14
切手はがし15
20秒では変化がないので1分間待ちました。
切手はがし23
切手はがし24

結果は、切手の周囲が少し浮いたようでもありますが、全体がはがれてはくれませんでした。

切手や封筒にもシワができてしまいます。

こちらの方法も、今回の検証では切手がはがれることはないように感じました。

 切手や印紙をはがす専用液を使ってみた

スポンサーリンク



商品名「ハガロン」を使用してみました。

手順としては、切手を貼った封筒の裏側に液を塗りしばらく待ちます。


封筒に貼ったものをはさみで切っています。
切手はがし1
裏側に液を塗ります。
切手はがし

切手はがし2
2分は待ちましょう。
切手はがし3
切手ははがれますが液を塗ったところはシミやシワが残ります。
切手はがし4
切手に液を直接塗りませんのでダメージはありません。
切手はがし5

封筒に切手を貼ったまま裏側から塗ることは可能かもしれませんが、封筒の液を塗った部分はシミやシワが残ってしまいます。

封筒の再利用はむつかしいかもしれませんね。



 まとめとして

今回は切手をはがす方法をご紹介しましたが、切手がはがれてくれないものもありました。
少し残念な結果になってしまいました。


ところで、切手をはがさず封筒に貼ったままの状態で郵便局に持っていき、手数料を払うことで新しい切手と交換もできます。


また、封筒に貼ったままの切手を


「はさみで切り取り」 → 「新しい封筒に貼る」方法もあるようです。


念のためその方法でよいのか問い合わせたところ


「はがれたりする場合があるので、封筒に貼ったまま郵便局に持参し新しい切手と交換してください」

という返事でした。


今回の検証作業では紹介していませんが、水に浸せば確実に切手ははがれてくれます。


どの方法がよいかは、ご自身の使用目的もあると思われますのでお好きな方法で対応なさってください。

スポンサーリンク