郵便局留3


一人暮らしの人や夫婦共働きのご家庭ですと、昼間は家を留守にし荷物の受け取りができないと思います。


たとえ自宅に居て荷物の受け取りを時間帯指定などをしても、急用ができて対応ができない場合もあります。


また、送られてくる物によっては曜日や時間帯指定などできないものもあったりします。


そんな時、自分の職場の近くにある郵便局や自宅近くにある郵便局で郵便物等の受け取りをする方法があります。


そのサービスは郵便局留です。


今回は郵便局留の受け取り方やサービスの豆知識、ご利用の際の注意点についてご紹介します。

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 郵便局留で受け取る際に必要になるもの

郵便物等を受け取る際には、次の身分証明書のどれかと印鑑が必要になります。


・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・顔写真付き学生証
・顔写真付き会社身分証明書
・個人番号カード


ですので郵便局留を利用する場合の郵便物の宛名は本名でないと受け取ることができません。


具体的に受け取る手順としては、郵便局の窓口へ行き

① 局留の受け取りに来たこと
② 受取人の名前
③ 郵便物の種類
④ 問い合わせ番号がある場合はその番号


以上を伝えると良いです。


もし、身分証明書を所持していない場合や顔写真の付いていない学生証の場合はどうするか?

この場合でしたら、何の身分証明書なら認められるかを受け取りたい窓口で確認をする必要があります。


時間外で郵便物を受け取る方法は?
夜間も営業している郵便局やゆうゆう窓口のある郵便局であれば、時間外でも郵便物を受け取る事が可能です。


なので、どうしても時間外にしか荷物を取りに行く余裕がない場合などは、

事前に自宅や職場などの近くの郵便局で夜遅くまで営業している郵便局を探しておくとよいでしょう。


ゆうゆう窓口
ゆうゆう窓口1

 そもそも郵便局留とは?利用の仕方は?

先程も少し触れましたが、郵便局留とは自宅への配達を希望せず、受け取りたい郵便局の窓口で郵便物等を受け取ることができるサービスとなっています。
 

全国どこの郵便局でも受け取りができますし受け取り手数料などはいりません。


さて、どうすれば郵便局留にできるのかと言いますと、


宛先の記入時に

① 受け取りたい郵便局の郵便番号
(→ 後述してますが、ゆうパックをコンビニに持っていくときは住所が必要)

② 受け取りたい郵便局名留と表記
(→ ○△郵便局でしたら、○△郵便局留)

③ 受取人の郵便番号、住所、氏名
(郵便番号、住所は未記入でもOK)


以上のように記入することで指定した郵便局で受け取ることが可能となります。


次の書き方の事例を参考になさってください。 (受取人の、郵便番号及び住所の記入は任意となっています)


<「ゆうパック」ラベルの場合>・・コンビニを利用する場合
郵便局留2
※ お届け先以外の記入ですが、ご依頼主の欄や品名の欄は記入します。
※ 配達希望日や配達時間帯は局留ですので未記入にします。
※ お届け通知は「必要」に丸印をつけておけば後日差出人へ通知が届きます。


郵便局留

~ コンビニへゆうパックを持っていく場合の郵便番号・住所記入の注意点 ~

郵便局の郵便番号(●●●-8799等)ではなくて、

受け取り郵便局の正確な「所在地域」の郵便番号を記入します。

また、△△郵便局留の前に受け取り郵便局の「所在地域」の都道府県名及び市町村名を記入します。

(※郵便局の窓口に差し出す時は、郵便局の郵便番号(●●●-8799等)と郵便局名留のみで住所はいりません)

<郵便物等の場合>
郵便局留1

発送に関しては郵便ポストやゆうパック取り扱い所からも出すことが出来ます。


代金引換や着払いも対応可能ですが、簡易郵便局留めの場合は出来ません。
もちろん代金引換料や送金手数料は所定の料金が必要になります。



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 郵便局留のメリットは何?

郵便局留4
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郵便局留を利用することのメリットをいくつかあげてみましょう。


☆ まず一番に「自分の好きな時間に取りに行くことが出来る」という事です。
急な外出などの用事ができても、時間を気にして自宅で配達を待つ必要がありません。

自分の都合の良い時に取りに行けばいいのですから。

郵便物が届くまで自宅に拘束されず、自分のペースで荷物を取りに行くことができると言うことですね。


☆ 住所を秘密にできることもメリットといえるでしょう。
最近は個人情報に敏感になっている人も多くいますし、諸事情によって他人に住所を知られることを避けている場合にも、送り主に住所を知らせることもなく都合良く利用出来ます。


☆ 家族に郵便物を見られることがない。
自宅に配達されると、どうしても自分以外の人が荷物を受け取る可能性が出てきます。

仮に内緒で購入したものがあったとしても、郵便局留サービスを利用することで

「これは何?」

と聞かれるリスクを避けることができるのです。


 郵便局留を利用できる種類は?

郵便局留5

郵便局留ができるサービスをいくつか挙げてみましょう。


・普通郵便(手紙・はがき・定形外郵便物・第三種郵便物・第四種郵便物)
・速達・書留・現金書留・代金引換郵便物
・レターパック
・ゆうメール、ゆうパック


などがあります。


注意したいのは、賞味期限のある物や保管に適さないものは郵便局留には向きません。
そして要冷蔵のものであっても一部の郵便局では保冷サービスができない郵便局もあります。


もし保冷サービスの利用をする場合は受け取りたい郵便局へ確認する必要があります。



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 まとめとして

郵便局留は長期間の旅行や出張に出ている先でも荷物を受け取る事が可能になるのでとても便利なものとなります。


また、ご紹介しましたように受取人の住所の記入は任意的となっていますので、ネットオークションを利用されていて個人情報の事が気になっている方なども利用を検討されてはいかがでしょうか。


ただ気を付けたいのは、郵便局での保管期限は原則10日間となっていますし、局留めの郵便局に荷物が届いたことの連絡などはありません。


荷物の追跡サービスなどが利用できる場合でしたらご自身で到着の確認をしましょう。


それから、どうしても10日間の間に荷物を取りに行けない場合には、事前に局留めになっている郵便局へ連絡をしておきましょう。


最悪、荷物の受け取りを忘れて10日間を過ぎてしまった場合は、荷物は差出人に戻ることになりますのでご注意を。



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