定形外郵便78




郵便物には、はがきと定形郵便物、定形外郵便物があることが知られています。


今回は、定形郵便物と定形外郵便物の違いから発生する、意外な発見をご紹介させて頂きます。


また、定形外郵便物であれば、意外なものが郵送できたりしますので参考にしてください。

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 定形外郵便物でも定形郵便物として送れることもある!

まずは、下の画像をご覧下さい

定形外

定形外1

定形外郵便物77
これは姉から届いた郵便物ですが、ご覧のように120円の切手が貼られています。


これは定形外郵便物ですので120円の料金ですが、実は定形の封筒にスッポリ納まってくれます。


重量も50グラム以下です。と言うことは・・


そうです、94円の定形郵便物として送れることになります。


定形外2

定形外3

つまり、外見は定形外の郵便物であっても定形の封筒に入れば定形郵便物として送れることもあるってことですね。


ただ、今回の姉からの郵便物は、受け取ったときに「ふぐ」の形で届いたのが驚きと言うか嬉しくなってしまいますよね。


「え?こんなものが郵便で配達されるの」て感じですね。


金額では確かに送料が高くなりますが、送り手の真心がこもっているように感じられるのではないでしょうか。


< 以下は日本郵便のHPから引用しています >
星型・ハート型・魚型など長方形でない郵便物を定形郵便物として送ることができますか?
送ることはできません。
長方形でない変形の郵便物は、たとえ定形のサイズ内でも定形郵便物として差し出すことはできないため、定形外郵便物での差し出しになります。

(正方形の郵便物も長方形ではないため定形郵便物とすることはできません)

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 定形郵便物と定形外郵便物の基準とは?意外な物が発送可能!

改めて、定形郵便物と定形外郵便物の違いや特徴などを見ていくことにしましょう。


定形郵便物のサイズは
最大:23,5㎝×12㎝ 厚さ1㎝以内
   (縦)  (横) 
最小:14㎝×9㎝
   (縦)(横)
重さ:50グラム以内

となっています。


定形外郵便物のサイズは
最大は:縦+横+厚み⇒90㎝以内(縦は60㎝以内)

最小は:

①:円筒形かそれに類似したもの
 長さ:14㎝
 直径:3㎝

②:①以外のもの
  14㎝×9㎝
  (縦)(横)
 (特例:12㎝×6㎝もOK)

重さ:4㎏以内


以下、一覧表にまとめてみました。


定形郵便物と定形外郵便物の区分一覧
サイズ定形郵便物定形外郵便物
最 大23,5㎝×12㎝
厚さ1㎝以内
縦+横+厚み⇒90㎝以内
(縦は60㎝以内)
最 小14㎝×9㎝①:円筒形かそれに類似
 長さ:14㎝
 直径:3㎝

②:①以外のもの
  14㎝×9㎝
(特例:12㎝×6㎝)
重 さ50グラム以内4㎏以内
また、規格(サイズ)がありまして、
その規格より大きいか小さいかで料金が変わります。
(規格=長辺34㎝、短辺25㎝、厚さ3㎝、重量1㎏)



料金は?
郵便料金一覧(2019年10月1日改定~)
定形郵便物25g以内84円
50g以内94円
定形外郵便物規格内規格外
50g以内120円200円
100g以内140円220円
150g以内210円300円
250g以内250円350円
500g以内390円510円
1kg以内580円710円
2kg以内な し1040円
4kg以内1350円
通常はがき63円
往復はがき126円
年賀はがき63円表面に「年賀」と朱記
(私製でもよい)
意外なものが定形外郵便物で送れる!!
この定形外郵便物ですが『定形郵便物以外のもの』となっていますが、封筒の形状でしか送ることができないと勘違されている場合も多いようです。


ご紹介しましたように合計サイズが90cm以内でしかも重量が4㎏以下であれば


ヘルメット
スリッパ
ビン
バーベルのおもり
ポリタンク
バランスボール
ぶたの貯金箱
ゴミ箱
フライパン
スルメ
ゲタ
うちわ
ぬいぐるみ



などなど、切手が貼れれば配達物がむき出しで発送することが可能となります。
ぬいぐるみなどは、透明な素材でラッピングをしてもよいですね。


ぬいぐるみ


ただ、郵便受けに入らない物はどうなるの!?


ご心配なく、郵便局員さんが玄関のチャイムで在宅を確認し手渡しになります。
もし不在でしたら不在通知の紙が郵便受けに入れられることになります。

注:定形外郵便物で発送できないもの

・爆発、発火、可燃性、引火性のもの

・強酸化性、有毒性、放射性物質、毒薬、劇薬、病原体

などは送ることはできません。

 定形外郵便物は手作業での選別が待っている

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街に設置されたポストには多種多様な郵便物や荷物、それにレターパックなどたくさん投函されています。


まず、その多種多様な郵便物を郵便局では機械処理できるかどうかの選別処理が行われます。


具体的にその作業を追っていきますと


① 厚さが6.0mmを越える郵便物や定形外郵便物、また速達や特殊扱いは手作業で仕分けられることになります。


② 定形郵便物で、厚さが6.0mm以下のものは高速自動仕分け機械により郵便番号ごとに仕分けられます。


仮に郵便物がすべて定形郵便物であれば仕分け作業は機械任せで手作業は少なくなることになります。


つまり定形郵便物の定形とは、


自動仕分け機械による高速で処理ができるために一定の条件をそなえているもの、

それによって

作業の合理化を可能にするための「サイズの規格化」と考えてよいかも知れませんね。


 まとめとして

定形郵便物と定形外郵便物について簡単なご紹介をさせていただきました。


定形外郵便物であれば、意外なものが郵送できたりするのがお分かりいただけましたでしょうか。


また今回のように、料金重視であれば定形郵便物で送れますが、面白さや記憶に残すと言う意味では定形外郵便物はいろんな工夫ができそうですね。



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