皆さんは手紙やはがきを送りますか?
最近は、メールで済ませてしまう方が多いのではないでしょうか。
なかには、雑誌の懸賞はがきをよく送る方もいるでしょう。
アンケートと欲しい商品番号を書いて送れば、たまに当たるから面白いようですね。
さて、郵便物を送る時に切手を貼りますが、相手に届いた時には消印が押してあります。
消印にも特徴があって面白いのですが、その消印とは何なのでしょうか。
消印の謎を、まじめに追究していくことにしましょう。
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改めて消印(郵便印)とは?
ずばり、消印とは、切手や官製はがきが再利用できないようにするための印(しるし)です。一度使われた切手や官製はがきの再利用を防ぐための不正防止の役割をします。
郵便の前払い制度とは
改めて理解しておきたいことなのですが郵便制度の特徴として、前払い制度という仕組みです。
これはあらかじめ切手や官製はがきの形で料金を前払いしておきます。
そうすることで、郵便を送る際に支払った料金分のサービス(別の場所に届けてもらう)が受けられます。
つまり、未使用の切手や官製はがきは、料金がすでに支払ってある一種の証明書と言えます。
ですから、一度使われた切手や官製はがきの場合には、
「料金分のサービスを受けたので再利用はできません」
ということを示すために消印が押されるのです。
消印(郵便印)の役割の起源
もともと消印は、切手や官製はがきの再利用を防止するものなので、
単純に「使用済み」ということが分かればよいのですが、
1873年(明治6年)年に日付の入った消印が登場して、日付証明としての役割が発生しました。
具体的に書きますと、
○年○月○日に□□郵便局が郵便物を取集したという証明を消印が行っています。
何時までなら当日消印にできるの?
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ここで気になるのが、大学入試の願書などを送る際に、「当日消印有効」と書かれている場合です。
郵便ポストに、その日付けまでに入れればいいと思っている方が多いですが、消印はポストに入れた時間ではなくて、
ポストから回収されて ⇒ 郵便局に届いた日時を押印するものなのです。
ですから、その日の最終回収時間を過ぎてポストに投函されたものは、次の日の早朝回収になってしまいます。
なので、期日が差し迫っていて確実に当日消印有効に間に合わせたい場合には、
郵便局の窓口に直接持っていくのが確かです。
小さな郵便局は9時~17時で窓口業務が終わってしまいますが、集配を行っている大きな郵便局へ持って行けば、郵便の引き受けを24時間行っています。
窓口に手渡しして頼めば、ポストに入れるより早く処理される場合が多いので、 急ぐ時は窓口へ持って行って、消印をすぐに押してもらうように伝えましょう。
消印の日付はしっかり確認を速達料金の返金もある!!
消印には日付が印字されていますが、
速達で郵便物を出したにもかかわらず、その消印の日付から届いた日までの日数が明らかに長いようでしたら、申し出ることによって速達料金は返金されます。
特にポストへ投函する場合は時間帯によっては速達であっても翌日に配達される可能性が低くなりますので、ポスト投函後の配達日数には注意してみましょう。
消印には日付が印字されていますが、
速達で郵便物を出したにもかかわらず、その消印の日付から届いた日までの日数が明らかに長いようでしたら、申し出ることによって速達料金は返金されます。
特にポストへ投函する場合は時間帯によっては速達であっても翌日に配達される可能性が低くなりますので、ポスト投函後の配達日数には注意してみましょう。
まとめとして
ご紹介しましたように消印は、切手やはがきが再利用できないようにするための印です。なので、一度使われた切手やはがきが不正に使われるのを防いでくれます。
この消印ですが、繰り返しになりますが急ぐ時は郵便局の窓口へ持って行くのが確実です。
深夜24時前後の日附印の更埴までなら、当日消印は間に合いますので落ち着いて持って行きましょう。
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