夏にはまだ早いからと言って気を抜いていると、まだ春なのにバテやすい体をつくってしまいます。
そんなことでは夏になった時にすぐに夏バテになるのが当然でしょう。
実は疲れやすい、だるいなどの症状はどんな季節でもおきます。
ただ夏は疲れやすい、だるいなどの症状が顕著なだけなのです。
そのために夏バテと呼ばれることが多くなっています。
また夏バテは大人よりも子供のほうが起きやすくなっています。
それはなぜなのか?
今回は、子供の夏バテ防止やその原因についてのまとめとなります。
ご参考になさってください。
スポンサーリンク
なぜ夏バテが起こるのか?自律神経がカギを握る
大人よりも子供のほうが成長途中ですので夏バテの原因でもある自律神経が上手くコントロールできなかったり対応に遅れが生じてしまいます。その自律神経とはなんなのか?
では夏バテとの関係から詳しく見ていくことにしましょう。
まず夏バテの発症原因ですが
つまり、
それが原因で夏バテを起こします。
それから普段は気温差など問題なく耐えて生活をしています。
ただ、
また夏は、毎日暑さが続いてそれが長引きますと体にたまった熱を外気に放出できなくなり体の内側に熱を持ってしまうことになります。
こうなってくると様々な部分で倦怠感などを誘発して夏バテを起こすことにつながります。
以上のように夏バテの主な原因は
① 気温差など外的なストレスの対応が不調になる ⇒ 自律神経の不調
という流れになってくるのです。
それと
② 水分の不足
③ 胃腸などの消化器官の働きの低下
によるものも大きな要因といわれています。
次では夏バテの要因となっているものをもう少し掘り下げていきましょう。
夏バテとなる3つの要因の詳細
夏バテの要因は大きく3つありましたがそれぞれ詳しくみていくことにしましょう。① 気温差など外的ストレスの対応が不調になる (→自律神経の不調)
これは急激な温度差の変化が起こることで自律神経の負担に負荷がかかりすぎてしまい不調になることです。
特にエアコンの利いた屋内と暑い屋外を何度も行き来した場合。
エアコンの効き過ぎが問題になるのはこういうことだったんですね。
② 水分の不足
体の熱を放出するために人間は汗をかきます。
その汗をかくのに体内の水分が消費されます。
汗により、1日の日常生活において2~3リットルの水分を放出してしまいます。
なのでその水分を消費したままですと人間は干からびてしまいます。
そのために
つまり水分補給をうまくすることで夏バテを防止できるということですね。
③ 胃腸などの消化器官の働きの低下
そのため食欲を損なうこととなります。
献立にも配慮して食欲増進させることも大切になってきます。
次では、いよいよ夏バテ防止の具体的な対策をご紹介していきます。
子供の夏バテ防止の対策とは
夏バテの防止には自律神経をコントロールしやすくするために体の負担を軽くすることが大事になります。
そのために
☆ 発汗のための水分補給
☆ 人間のエネルギーを生み出す栄養補給
☆ 休息による1日の疲れのリセット
が大切になってきます。
水分補給はジュースより水やミネラルウォーターを!
水分補給において子供さんに特に注意してもらいたいのは、ジュースなどの飲料より水やミネラルウォーターなどのほうが向いてます。
というのも体内で水分として吸収される過程でジュースなどに含まれる味や成分をろ過しないといけません。
そのろ過をするために栄養を消費してしまい結果的に栄養不足に陥ることがあるからなのです。
エネルギーを生み出す栄養補給も忘れずに!
子供さんは普段からお菓子やジュースをよく口にします。
そのお菓子やジュースといったものを体内で吸収するにはビタミン系の栄養が使われます。
そのビタミンが不足してしまいがちになるので豚肉などのビタミンが多い食事を夏場に摂ることも対策につながります。
睡眠で1日の疲れのリセットを!
睡眠は疲れをとってくれますが、睡眠を十分とることなく疲れを翌日に持ち越すと徐々に疲労が蓄積されてしまいます。
疲労は夏バテを起こしやすくするので、疲れは極力その日の睡眠で解消しましょう。
子供さんに日頃から時間を決めて睡眠をする習慣を身につけさせていれば夏バテはしなくなります。
まとめとして
今回ご紹介しましたように、夏バテ防止にはなので事前に夏が来る前に夏バテ防止のための生活習慣を身につけておけば夏バテは起こりにくくなります。
また日頃の生活習慣を見直す機会が1年の内で夏前の時期にあると思えばコントロールもしやすいかと思います。
温度が一定だと体から発汗する機会が減るため、普段から適度に運動またはお風呂で発汗することも大切です。
そうすることでいざ夏場の急激な温度変化においても体が柔軟に対応してくれて発汗のバランスがとれてくれます。
ご参考にばれば幸いです。