わらびのあく抜き

春の山菜、代表格のわらびはお好きですか?

心地良い歯応えと、ほろ苦い爽やかな風味が春の訪れを思わせる、日本の美菜のひとつです。

わらびは毒性のあるあくが強いため、生で食したり、あく抜きせずに放置したり出来ない山菜となっています。

なので、なかなか手を出し辛いと思われるかも知れませんが、わらびのあく抜きは米ぬかなどで簡単に処理できるのです。


あく抜きのための材料と手順をお伝えしたいと思います。

難しく考えず、試しにサクッとやってみて下さいね。

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 有れば米ぬか無ければ重曹それが無くてもお米で出来る

どこの家にも昔はあった、囲炉裏の灰であく抜きをしていたのはご存知でしょうか。

今は、

「灰が家にある!」

というお宅はなかなかないと思うので、米ぬかや重曹を使ってあく抜きします。

米ぬかはお米を精米すると出ますが、自宅で精米しない場合は、スーパーで米ぬかだけ購入することも出来ます。

生のわらびにまぶして使うので、一袋あれば十分だと思います。

「それだけにしか使わない米ぬかを買うのもなぁ」

という場合は、食用の重曹でもあく抜き出来ますので、試してみて下さい。

どっちも無いし、買うのも面倒という場合は、

お米少々でも
米のとぎ汁でも

あく抜きは可能なので、構えず気軽にトライしてみて下さいね。


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 まぶして茹でて、冷まして漬け置き♪簡単米ぬかあく抜き方法

単純にいえば、次の工程になります。

① 生わらびをキレイに洗って水を切り

② 米ぬかを全体にまぶし

③ お鍋に投入し

④ わらびがしっかり浸かる量の水を入れ沸騰させましょう。

ここで茹ですぎると、わらびが溶けてぐんにゃりしてしまうので注意です。


⑤ 一呼吸(2~3分)おいたら火を止めて、

⑥ そのまま冷まして置きます。

落し蓋やクッキングペーパーをかぶせておくのが良さそうです。


⑦ わらびの強いあくを抜くために、一晩寝かせてから取り出し、ぬかをよく洗い落としたら完了です。


重曹を使う場合は、わらびにまぶすのではなく、重曹を入れた水を沸騰させます。

後の工程は米ぬかと同様です。


 その他のあく抜きに使える素材達

その他であく抜きに使える素材としては、

たとえば、ベーキングパウダー。

お菓子を作る人なら自宅にあるかも知れませんね。

ベーキングパウダーの成分は重曹と同様なので、あく抜きに使えます。

「そんなもの、何もない!」

とがっかりしないで下さい。


塩ならありますか?

塩漬けという方法で、わらびのあく抜きすることも出来るようです。

この場合は、まぶして使うというより、がっちり漬ける形になりますのでけっこうな量を使います。

すぐには食べない、ちょっと保存しておきたい時に適したあく抜き方法のようですね。

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 まとめとして

いかがでしたか?

わらびのあく抜き方法を簡単にご紹介してみましたが、気軽に出来そうだと思いませんか?


「最初は難しそう、面倒そう」

と思っていた人も、実際やってみると思っていたより簡単で、何だか【出来る人】になった様な気がして嬉しいものです。


何でも、思い煩うより、行動ですね。

是非試してみて下さいませ。

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