たけのこのあく抜きするレシピには、表の皮を2~3枚むいて、と書いて
あり、まるっと皮なしの生たけのこの場合、どうすればいいの?と困惑
したことありませんか?
皮つきだとサイズも大きく、まるごと茹でる鍋がないとか、最終的には全部
むいて捨てるんだから、一緒に茹でるのは抵抗あるとか、思いは様々。
でも大丈夫!
生たけのこを皮なし状態からあく抜きするのはアリなのです。
面倒で放置しておくと、どんどんあくが強くなってしまうので、なるべく早く
簡単にあく抜き処理して、美味しくいただいちゃいましょう。

スポンサーリンク


 旬の生たけのこを手にした時から《あくが出る》という劣化が始まる

私自身も、泥のついた大きなたけのこを頂いた時に、中の白い部分まで
先に皮をむいてしまって、親に「皮つけたまま茹でるのよ!」とたしなめ
られた経験があり、生たけのこは繊細だなぁ、と少々面倒に思ったりしました。
しかも、採れたて新鮮なたけのこは、時間とともにあくがどんどん出てしまうので
早いうちに下処理しないとならない。
せっかくの旬の素材を頂いても、これでは面倒な気持ちが先にたってしまい
喜べなかったのも事実です。
昔から言われている、正しい処理法や扱いに固執し過ぎると、手間と時間がかかり
普段使わないものを用意しなければならなかったりして、難しく思えてしまいます。
令和の時代。たくさんの情報を収集できますね。
手軽に簡単、今のやり方だって、旬のたけのこの灰汁を止めること、出来ます!

スポンサーリンク


 灰がない時代。皮なしたけのこは重曹や米のとぎ汁であく抜きしよう

皮つきのたけのこを、灰をいれた水で茹でる昔のあく抜き方法。
皮なしの、白いたけのこを灰の水につけることすら抵抗を感じます。
今は囲炉裏の灰が日常的にある時代ではないので、重曹や米のとぎ汁使って
あく抜きすることが出来ます。
重曹は食用のものを使用して下さい。
どちらも口に入れて安心な素材なので、生の皮なしたけのこを茹でることに
抵抗を感じませんよね。
急に頂き物でやってきた、生のたけのこにだって即対応できます。
皮なしから、更に切り分けてしまった生たけのこも、重曹や米のとぎ汁を使い
すぐにあく抜きの処理をしてしまいましょう。
おばあちゃんが見たら「何やってんの!」と思うかも知れませんが、こんな風に
簡単なあく抜きの下処理が出来る時代、旬の生たけのこのハードルも高く感じず
スマートに扱えるのではないでしょうか。

スポンサーリンク


 まとめとして

いかがでしょうか。
皮を取った生のたけのこを急に頂いたり、泥で汚れた皮を全部剥いてしまって
あれ?と思った時でも、安心して次の工程に入れると思います。
たけのこは、皮があってもなくても、あく抜き処理はアリです。
いずれも、なるべく早くあく抜きしてあげて下さいね。
そして美味しく早春の香り高いたけのこを味わってください。


スポンサーリンク